日別アーカイブ: 2019年6月3日

高校入学の為に埼玉県に引っ越すなら

埼玉県の公立進学校へ行かせたい。

埼玉県へ引っ越しを検討中で、ご子息を浦和高校、川越高校へ入学させたいと思っているご両親へ。

文教地区がいいと思いがちですが、その必要はありません。

勉強の事を気にせず、家族の求める環境の場所に引っ越すべきです。

確かに文教地区は教育の質が高く、生徒の学力も高いですが、それ故「学力の篩」にかかりやすいのも事実です。

周りのお子さんの学力が高いので、ご自分のお子さんの学力が埋もれてしまう可能性があるのです。

結果、成績も振るわず、内申も良くない事になります。

我が家は埼玉でも田舎の地区ですが、中学の卒業生は頑張って川越高校という位置づけ。
でも文教地区でない分、競争相手が少なく、成績も一時期、オール5を獲る事が出来ました。
真面目な性格なので内申も良い評価を頂きました。

有名進学校の近くは、皆、目指す高校が一緒なので、競争が厳しいという事を覚えておいてください。

浦和高校の公開授業には近所の小学生も訪れます。

競争相手の多い文教地区より、地方の学校の方がメリットもあるんです。

良い内申が欲しいだけなら、中学はどんな学校だっていいんです。

中学で学年トップの成績だった我が家の息子は浦校入学当時、学力テストではほぼ下位グループでしたが、努力の甲斐あり、現在は上位3分の1に入っています。

浦和高校に入学すると、クラスに天才がいる事にびっくりするでしょう。駿台模試、全国1位の子もいます。

入学してからが大変です。慌てず、自分のペースで学力アップに努めて下さい。

我が家の息子は朝は始発、夜は最終なんて事はザラです。

基本的に学校は24時間営業です。

5月のGWは毎日学校、休んでいると置いていかれるので皆、必死です。
勉強、宿題の為に泊まる生徒もいます。

今からお子さんの体力造りも忘れずに。