日別アーカイブ: 2020年8月14日

8月14日。専売特許の日、脳梗塞で倒れ2年近くに?

おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「専売特許の日」です。

「1885年のこの日、日本で最初に特許が交付されたことにより、制定されました。特許第1号は、漆工芸家で発明家の堀田瑞松によって出願された「堀田錆止塗料及ビ其塗法」でした。漆を主成分とする塗料は、鉄製船舶の船底のサビを防止する事を目的に発明されました。」

特許の最初が塗料だったとは知りませんでした。苦労して作り出した製品が保護される事は制作者にとって、喜ばしい事です。堀田瑞松(ほったずいしょう)は後に日本化工塗料株式会社を設立し、現在も関西ペイントグループとして、社会に貢献しています。

脳梗塞で倒れ2年近くに?

リハビリ生活でこれが辛い?
脳梗塞(クモ膜下出血)で倒れ、もうすぐ2年になります。リハビリ病院を退院して1年半経過しましたが、左足首から下は改善の兆候も無く、痙縮の兆候があります。
たかが足首と思うかもしれませんが、日常生活は困難の連続で同じ症状の家族や友人に現状知ってもらい、参考になればと思います。

不安や危険が痙縮を招く?
僕の場合、常に足が痙縮しているのでは無く、不安や危険を感じた際に左足が痙縮状態になります。杖をついて歩いている時でも、バランスを崩しそうになると、反射的に足首が斜めに突っ張り、痙縮状態になり歩けなくなります。酷い時には膝から下が真っすぐに伸びた状態になり、そうなると、座っていても立ち上がる事が困難になります。

また、左脚の人差し指が常に内側に曲がってしまい、痙縮状態になるとバレリーナの様に爪先立ちする事になり激痛を伴います。筋力をつける為に近所を歩けば?という人がいますが、痙縮状態になったら自力で立ち上がるのは無理です。夜間であれば、事故に遭う可能性もあります。痙縮の酷い方は一人で外出しない方が良いと思います。

風呂に入るのが大仕事?
現在は常に左脚に装具を付けています。装具が無いと足首が痙縮状態になり、一歩も歩く事が出来ません。よって、入浴の際には風呂場の中まで装具を付けて入り、椅子に座った状態で衣服を脱ぎ、装具を外してからシャワーを浴びています。
湯舟に入ると出られない可能性があるので、約2年の間、真冬でも湯舟には浸かっていません。風呂場に入っても装具を外した状態では一歩も歩けないので、風呂場内の移動は椅子に座った状態でジャンプしながらの移動です。また、身体が左側に傾いてしまうので、常に倒れない様に気をつけなくてはなりません。頭を洗う際にもシャワーに近ずくタメに身体を捩った状態になるので、インナーマッスルの緊張状態が続き、とても疲れます。

着替えも風呂場内で?
入浴が終わると、着替えですが、これも風呂場内で行います。濡れた椅子に座った状態なので、着替える際にもサッパリ感はありません。
真冬は寒さで足が硬直しますが、夏は気候の暑さに加え、風呂場の熱気の中で着替えるので、着替え終わった時には汗だくの状態です。夏は風呂に入っても爽快感は無く、着替えは2度行っています。

ドライヤーも大変だ?
最後の難関が髪の毛を乾かす事。そんな簡単な事と思うかもしれません?
僕の場合は倒れた時には左半身の完全な麻痺で左腕は上げる事も出来ませんでしたが、なんとかキーボードを打てるまでに改善しました。しかし麻痺した側の左手で5分以上ドライヤーを持ち続けると、左肩が怠くなり、気持ち悪くなってきます。

リハビリは家族の手を患わわせない為に。
家族に手伝ってもらえば?と思うでしょうが、リハビリは自分の為では無く、家族の為にする事なので、まだまだ手を煩わせる訳にはいきません。毎回、風呂に入る事は全速力で走る事と同じ位、動悸も起きて大変な事です。同じ病気でリハビリしている方も何も言わないと思いますが、物言わぬ努力は認めてあげて下さい。

御家族、親類にに同じ脳梗塞でリハビリ生活をしている方がいたら、是非参考にしてもらい、入浴後のドライヤーだけでも手伝ってあげて下さい。