日別アーカイブ: 2020年12月14日

12月14日。南極の日、 眠れる大国が動き出した?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「南極の日」です。

1911年のこの日、ノルウェーの探検家であるロアール・アムンセンと4人の隊員らが、世界で初めて南極点に到達しました。また、犠牲者を誰1人出すこともなく、フラムハイム基地へと帰ることができました。」

南極の日という事で日本の南極基地を調べてみると、昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地と4つも基地をもっている様です。昭和基地は東オングル島というところにある観測基地で、天体・気象・地球科学・生物学の観測を行っています。

眠れる大国が動き出した?

5アイズに参加しろ?
次期戦闘機開発でも?
スパイ防止法が必要だ?

英国は米国の9.11同時多発テロ以降、米国の状況を見て中東や極東から軍を引いていましたが、ここに来て、中国とロシアを敵をみなし、極東地域への展開を再開する様です。コロナ禍や中国の覇権主義に危機感を持つ英国はEUという足枷せも無くなり、自由に行動出来る事となりました。ブレクジットで難航するEU側との通商交渉とは異なり、わずか4ヶ月で日本といち早くEPAと合意した事は驚きで、日英の良好な関係を示しています。その英国が極東でふたたび存在感を示そうとしている事は、日本にとっては頼もしい限りです。日米同盟に加え英国との同盟も築ければ、中国包囲網はより強力になります。

5アイズに参加しろ?
米国の混乱を見ていると、米国への依存度が高いと政権の移行により安全保障上、大きな不安が生じる事がわかりました。個人的には米国への過度な依存は避け、英国を含んだ情報同盟である5アイズ(米国・英国・豪州・カナダ・ニュージーランド)に参加し、中共と対峙してもらいたいものです。英国の騎士道と日本の武士道は戦いの精神に相通じる精神があります。

既に日本は5カ国と安全保障面で協力を進めている様ですが、機密情報を巡っては「スパイ防止法」が無く、機密情報共有には問題があり、完全な連携はまだ不透明です。5アイズは英語圏5カ国によるUKUSA協定に基づく機密情報共有の枠組みの呼称であり、根本的に機密情報の漏洩は許されません。世界最強と言われる米国の軍事力は頼もしいですが、政権交代で真逆の方向を向く可能もあり、その都度、日本が右往左往する事になります。安倍前首相が提案したダイヤモンド構想(クアッド)も有益ではありますが、5アイズの様な強固な安全保障協力に参加して欲しいものです。
英国議会が歓迎をしていますが、残念ながら日本から動いてない様です。

「ファイブアイズ参加の提案、日本政府からまだない」英首相が明かす 米中対立に翻弄される同盟
「[ロンドン発]イギリスのボリス・ジョンソン首相は16日、下院立法委員会で、トマス・トゥーゲンハット委員(外交委員会委員長)に日本の「ファイブアイズ(アングロサクソン5カ国の電子スパイ同盟)」参加の可能性について問われ、こう答えました。
同じ志を持つ民主主義国家をファイブアイズに招き入れるのは大きな機会であり、われわれも検討しているが、日本政府から私への提案はまだありません。イギリスは日本との間でとても素晴らしい防衛・安全保障パートナーシップを構築しています。日本のファイブアイズ参加は大きな成果になるかもしれません」」
出典:Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200918-00198942/

日英同盟の重要さは竹田恒泰氏も必要だと語っています。
さて、ブレグジット!今こそ日英同盟を!!|竹田恒泰チャンネル2
動画:https://youtu.be/JPgrgOUFxt0

次期戦闘機開発でも?
次期戦闘機開発へ日本と協力呼びかけ 英国防省が寄稿「広範囲な貿易強化を」
「英国の戦闘機タイフーンの退役に伴う次期戦闘機の開発を担当する英国防省課長のリチャード・バーソン氏が23日までに産経新聞に寄稿し、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発に向けた日英協力を呼びかけ、その意義を強調した。英国は次期戦闘機計画で現在、2040年に退役するタイフーンの後継機となる次期戦闘機システム『テンペスト』の決定および実戦配備に取り組んでいる。テンペストにおける日本との提携に向けたダイナミックかつ迅速な取り組みは既に好調な日英関係を強化し、全ての産業分野で生じている技術的変化の速度に対応するためのツールや取り組みを発展させる好機になると、英国は考える。日本のF2後継機に関する技術開発に英国が日本と協力的なビジョンを持って取り組めば、両国は戦闘機システム技術の最先端に留まることができるだろう。」
出典:SankeiBiz https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200923/mca2009231633016-n1.htm

戦闘機に関しては米国ロッキードマーティン社がF22とF35ベースのハイブリッドが検討されていましたが、日本主導の開発を考えて断った経緯があります。三菱重工が開発する純国産ステルス戦闘機のX2がテスト段階に入っていますが、技術力のある日本でも欠けているものがあります。それは実戦経験です。その点では米国や英国の意見を取り入れなければなりません。英国と日本は同じ島国で戦闘機に求める性能は重なる部分があります。日米同盟は重要ですが、英国との関係を大事にして欲しいです。

スパイ防止法が必要だ?
英国側は「同じ志を持つ国をファイブアイズに加えるのは大きな機会」とし、5アイズ参加に期待していましたが、日本側からの提案は無いと言います。日本で「特定秘密」の漏えいを防ぐための「特定秘密保護法」は存在しますが、スパイ行為自体を取り締まる「スパイ防止法」がありません。野党、日本共産党や政府側の公明党においても「スパイ防止法」に反対している状況で、新たな同盟関係にも影響しています。
反対する輩はたぶん、スパイ行為をし、中国へ情報を流しているのだと思います。
諸悪の根源はやはり公明党と野党で、中国が不利になる様な安全保障や法案には悉く反対しています。
また日本学術会議よりも最悪と言われる日本弁護士連合会は「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」は、人権侵害の危険が極めて大きい。と大反対しています。日弁連は、ほぼ日本共産党ですからね。何かというと人権や多様性を持ち出し、弱者の味方を装う左翼が国を滅ぼしてゆきます。

菅政権は、国益の為に支持率の低い野党の意見は無視してでも、「スパイ防止法」や改憲議論をすべきです。
少数意見に振り回される事は民主主義のウイークポイントです。米国同様、日本でも左派が国を壊しています。

来年2月以降に中国と戦争?
来年2月以降に米国+NATOが中国を攻撃するという噂があります。改憲議論もしない日本は自衛隊員の命を守る事が出来ません。野党に何と言われようと「スパイ防止法」を強行採決し、改憲議論も進めるべきです。
菅政権の安全保障に対する対応が問われそうです。