日別アーカイブ: 2021年12月8日

12月08日。有機農業の日、電気自動車は普及するのか?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「有機農業の日」です。

2006年のこの日、有機農業の推進に関する法律が成立されました。自然と調和した安心安全な有機農業を地域ぐるみで推進していくことを目的に、全国運動関西地域ネットワークが制定しました。オーガニック農法とも呼ばれ、科学的に合成された肥料や農薬を使用せず、遺伝子組み換え技術を利用しない栽培方法は、環境への負荷を減らすことにつながっています。

農薬を使わない有機農業は農家に大きな手間が掛かり、価格へ影響します。スーパーでも有機栽培コーナーは割高です。環境を選ぶか、価格を選ぶか?悩ましいところです。

電気自動車は普及するのか?

ノルウェーの現状?
木村拓哉の日産アリアのTVCMを見ると思わず、欲しくなるEV車だが、実際にEV車を購入した方は充電待ちという現実に嫌気が差し、ガソリン車への買換えを検討している方も少なくない様だ。

EV車は、1回の充電の航続距離が少ない為、遠出をする際には頻繁に充電が必要になる。
以前に比べれば、見かける事多くなった充電ステーションだが、EV車が普及する程、「充電の椅子取りゲーム」が起きてしまう。

ガソリン車の様に数分で満タンになれば問題ないが、EV車の充電は最低でも1台、30分は必要になる。自分が充電したくても先客が2台あれば、1時間以上は充電待ちになってしまう。

また、EV車の特徴として、エアコンをつけたり、高速で飛ばしたりすると電気の消費が激しく、寒い冬や暑い夏は充電能力も低下する様だ。

ノルウェーの現状?
世界で最も電気自動車が普及しているのはノルウェーであり、新車の9割がEVかハイブリッドだという。
環境意識が高い事は確かだが、それだけでEV車が普及している訳では無い。ノルウェーで、EVを購入またはリースすると、購入税、付加価値税、自動車税が軽減され、社用車としてEVを導入する企業には多額の補助金が支給され、バスやタクシー用のレーンを利用することができるという。

国を挙げて、EV車の普及に必死だが、ノルウェーでEV車が普及しているのは大きな別の理由がある。
ノルウェーで発売される車には、あまりにも寒いので、エンジンオイルが固まらないように普通のエンジン車にブロックヒーターというヒーターがついている。

その為、ヒーターの電源を取る為に230ボルトの電源が各家庭や公共駐車場に備え付けられているのだ。既に電源確保がされているのがEV車が普及している最大の理由だ。

また、充電ステーションもテスラや大手エネルギー会社により提供されているが、それでも充電ステーションの混雑が社会大問題になっている。
世界で最もEV車が普及し、充電ステーション大手も参入しているのノルウェーでさえ、充電待ちが起きている事を日本ではなぜか、全く報じない。

◆「新車の4割」EV大国ノルウェーの裏事情◆
「EVを考えるときに、面白い国があります。ノルウェーです。本来は寒い国ですから、リチウム電池の効率が悪くなるのでEVには向かない国なのですが、今年に入って新車販売台数のおけるEVのシェアが4割に迫っているというのです。

もう一目瞭然でした。ノルウェーはあまりにも寒いので、エンジンオイルが固まらないように普通のエンジン車にブロックヒーターというヒーターがついています。その電源コンセントが車庫には付いているんです。だから各家庭の駐車場、公共駐車場には必ず電源がある。230ボルトの電源がね。

ユーザーのライフスタイルもクルマを止めたらコンセントに挿すもんだと思っている。EVになって挿すのも、別にエンジン車と同じじゃんという感覚。これは瓢箪から駒ですよね。」(一部抜粋)
PRESIDENTT Online:https://president.jp/articles/-/23053

日本では、車庫事情が他国と異なる為、EV車の電源確保が困難だ。
充電ステーション渋滞も危惧され、今以上の充電技術革新がされるまでEVの購入は時期尚早かもしれない?

トヨタは米国に電池工場を作ると表明したが本来は、国家プロジェクトとして国が音頭を取るべきだ。日本では軽自動車のメリットを超えなければ、EV車の価値は無い。
電気自動車は普及するのだろうか?