日別アーカイブ: 2022年6月21日

06月21日。夏至、経済か、正義か?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「夏至」です。

夏至は、二十四節気の一つで、北半球で一年のうち最も昼の時間が長い日です。実際には、梅雨の真っ只中なので、日照時間は冬より短いことも多いようです。年によって日付が変わることもありますが、2020年から2055年までは毎年6月21日です。関西では夏至にタコを食べる習慣があります。タコは足が八本あるため、「稲がタコの足のように強く根を張ってほしい」という願いが込められています。

関東に住んでいるのでタコを食べる習慣はありませんが、タコは大好きです。今日はタコでも食べようかな?でも結構、高価なんで迷います。

経済か、正義か?

英国の深刻な経済危機?
ウクライナ支援に積極的な英国ではレギュラーガソリンが1リットル当たり約280円(1.65ポンド)にまで高騰し、なんと電気代は5倍まで跳ね上がった。

エネルギーだけでなく、スーパーに並ぶ商品も軒並み高騰している。日本もそうだが、エネルギー価格が高騰すれば輸送コストが上がり、全ての商品の価格が上昇する。

この状況に英国内では「ロシアへの制裁は自国への制裁だ」という声も増え、「武器支援やめ停戦合意を促せ」という声が高まっている。
今年は西側諸国の結束が試される重要な時期になりそうだ。

◆電気代5倍になった英国 自国民への制裁ではないか? ガソリンも食料も高騰 「武器支援やめ停戦合意を促せ」◆

深刻なエネルギー危機が欧州を襲っている。
天然ガス価格の高騰によって、イギリスでは2021年以降、約30社の電力供給業者が廃業に追い込まれており、英ガス電力市場監督局(Ofgem)は3日、最も多くの世帯が利用する電気料金プランの上限価格を4月から54%引き上げ、年間1971㍀(32万4000円)にすることを発表した。上限が1277㍀であった前回(2021年10月~2022年3月)から約700㍀(11万500円)の増加である。

さらに10月の上限改定では再び50%引き上げることになっており、これによって平均的な世帯の電気料金は年間3000㍀(約49万円)にも達するとの見方もある。

年間49万円といえば、単純計算で1カ月の電気料金は4万円にのぼる。そのため政府は供給業者への融資でコスト増を5年間にわたって分散させるとともに、各世帯に地方税の150㍀(2万4000円)を払い戻す措置などを迫られている。

イギリス現地の報道によれば、ガソリン価格も、昨年3月中旬に1㍑当り1・24㍀(当時レートで186円)だったレギュラーガソリンが、同1・55㍀(240円)へと一気に15%も値上がりした。今後は2㍀(330円)をこえるとの予測も出ている。

燃料・光熱費だけでなく、一般的なスーパーに並ぶ食品価格も、食パンが約1・8倍、牛乳が1・3倍、チーズが1・2倍、オレンジジュースが1・2倍、インスタントコーヒーが1・4倍、コーンフレークが1・3倍と上昇(3月時点)。ウクライナ危機による小麦などの穀物類の高騰に加え、エネルギーはすべての製品製造や物流に不可欠であるため、食品を含む全分野での急速なインフレが避けられない事態となっている。
長周新聞:https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/23322

※「脱炭素」の方針で太陽光発電等にエネルギーシフトしたツケが今、起きている。
自然エネルギーは、悪天候時に備えるバックアップ電源として火力発電施設を維持しなくてはならず、結果として電力価格は高騰してしまう。どんな国でも国民の不満が高まれば、大統領や首相の座は危ぶまれる事となり、政治の方向転換が必要になる。

特に地政学的にロシアの直接的な脅威を受けない国々は、戦争が長引けば、ウクライナへ譲歩を求める様になり、実際に英国では、燃料や生活費高騰に抗議してデモが多発している。

民主主義が経済の苦境に勝てるのか?
今、プーチンを止めなければ、次は日本かもしれない。
ロシアへの制裁で自らが苦しむ西側諸国をプーチンが笑っている。
経済か、正義か?判断が迫られる。