蓄膿(副鼻腔炎)について」カテゴリーアーカイブ

蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。手術後。

せっかく、同じ蓄膿の人に出会ったのに。

同じ種の人類に出会えて、(前編を読まないと理解出来ない)感動していたのも束の間、もう一人の種は遠い宇宙へと旅立ってしまった。寂しい。(ただの退院)食欲もあり、顔の腫れも痛みは感じない。(本当に手術後に痛みは感じていない)

ただ、一つだけ、物凄く痛い事がある。例の尿道カテーテルを外したのはいいが、たぶん、尿道に傷があるのだろう、小さい方(おしっこ)をすると、その傷に滲みて痛いのだ。(飛び上がる)この痛みが2~3日続く。水を飲みたくない。極力我慢するが、それも限界、トイレに駆け込んでも痛くて、つま先立ちになる。(マイケルジャクソンじゃないんだ。)皆、そうなのだろうか?看護婦さんの言う事を聞かず、すぐカテーテルを抜いたから、こうなったのか?(ざまあ見ろ)それとも、高齢の看護婦さんが、何か物体を仕込んだのか?(考えすぎ)それ以外は快適で、楽しみなのは毎日の食事くらい。(まるで刑務所、献立が楽しみ)

入院生活も1週間位経つと、そろそろ顔の腫れも引いてきて、行動範囲も広がり、売店へも堂々と行ける様に。(もう、はずかしくない)ここまでくると、もうすぐ、鼻の中に詰めた包帯を抜く治療が待っているが、これが、相当痛いらしい。(手術前に担当医が説明していた)そうだ、ここで手術内容を説明しておこう。

蓄膿(副鼻腔炎)の手術内容。

病院によって、手術方法は異なると思うが、僕がお世話になった大学の総合病院では、昔ながらの方法。(局部麻酔で鉗子を使った方法もあるらしい)上唇を切って、顔の骨に穴を空け、(恐ろしい)上顎洞の膿をすべて掻き出し、詰まっている方の鼻の中に穴を空ける。(穴を空けるのは、通気性を良くする為らしい)ただ、穴を空けて、放っておくと、ふさがってしまうでしょ。だから、その穴に細長い包帯を通しておくんですね。それで、上顎洞に詰めた包帯が鼻の穴を通って、鼻の外に出てきているんです。(鼻垂れ小僧状態はこれが原因)

入院生活も快適に過ごし、お風呂に入る許可も出て、いよいよ、包帯を抜く日がやってきました。包帯を抜くって事は、上顎洞に詰めた長~い包帯を鼻の中から、引き抜く事になります。(痛いから拒否したい)

 

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蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。手術編2。

全身麻酔が切れて、目覚めた!

長~い、いや、とても短い眠りから覚めた。看護婦さんが一生懸命、僕の体を揺すって、起こしている。うっすらと目を明けて、看護婦さんの容姿を見たら、すぐここは天国ではないと気づく。(失礼な、セクハラだ)ドラマとは違う。どうやら僕は現世に戻って来たらしいが、下半身がやたら気になる。そうだ、尿道カテーテルだ。これ、異物が〇ん〇んに入っている感じがして、すごく気持ち悪い。膀胱から直接、尿意を感じずに尿が出る感覚って、おもらししながら、歩いている感じと言ったらいいだろうか?(おもらし経験あるな)

幸い、眠りから覚めて、すぐに歩ける状態だったので、この尿道カテーテルはすぐにでも外してもらいたくて、看護婦さんに何度も懇願!「つけておいた方がいいですよ」そう、言われたが、自分でトイレに行けます!ときっぱり。とてもきっぱりとした顔で、言ってやった。(きっぱりって不思議な文言だ)



すると、なぜか高齢の看護婦さんが僕の所へやってきて、下半身をもそもそ。もそもそ。そもそも。きっと若くてキレイな看護婦さんだと、下半身から世にも恐ろしい恐竜が出現するかもしれないからだろう。(はっきり、書けない)そもそもして、やっとカテーテルを外してもらうが、後に地獄を味わう事になる。(天国へいけるはずがない)

顔がボコボコにはれ上がっているぞ!

スッキリした所で、我に返り、鏡をみると、顔がボコボコに殴られた様に晴れ上がり、鼻の中から包帯が飛び出している。カッコ悪いじゃないか。これじゃ鼻たれ小僧みたいだ。(若返っていいだろ)病院内の売店にも恥ずかしくて、行けない。行くと、やはり、ジロジロと見られる。(チラッと見て、目をそらす。見てはいけません!と子供の顔を手で隠す親)この人きっと暴行されたんだ。そう、思われているに違いない。僕は蓄膿の手術をしたんですと、張り紙をしたい位だった。(出来ればTシャツでも作って欲しい)

気がつくと、離れた病室に若い女性が1人いて、顔を包帯で覆っている。きっと、この人も同じ手術をしたのだろう?と思っていると、長い間、入院している先輩(健康そうなのにもう半年)から「あの人は整形だよ」と聞かされる。うわ~、女性って、美の為には、こんな痛みも受け入れるんだな~と思い、改めて、生物としての女性の強さにびっくりする。(なぜ、生物)

同じ蓄膿(副鼻腔炎)手術の人に出会った。

この病院は総合病院なので、ベッド数は多いけど、同じ手術をした人には会っていない。と思っていたら、洗面所で出会ったのだ。鼻から包帯が出ているぞ。仲間だ~。(違う種同士の人類が出会った瞬間だ)お互い、言葉は交わさずに、ニコッと笑う。(LGBTではないぞ)そう、それだけでいいんだ。新しい種の人類はテレパシーで意思の疎通が出来るのだ。

 

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蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。手術編。

蓄膿(副鼻腔炎)の手術が決定して。

全身麻酔で蓄膿の手術が決定した僕ですが、看護婦さんに手術の際、必要なので、準備して下さいと言われたのが「ふんどし」です。ふんどし???(外し易いからか?病院によっても違うだろう)どうやら、手術中の尿管カテーテル、おもらし対策の様です。ふんどしか~、生まれて初めてだよ。と思いながらも病院の売店で購入し(何でも売っている)、手術に備える。

手術予定日までに風邪はひけない。(鼻かぜでもダメなのか)風邪をひいていると、手術は延期になる。極力、他人とは会話せず、こもり気味に当日まで過ごす。

そして、運命の日、病室の前から、担架に乗せられて、手術室へ向かう。天井の照明が通りすぎていく、このシーン!TVドラマの様だ。(ドクターXのあのメロディーが浮かぶ)そんな事を感じている間に、手術台へ到着し、執刀医や看護婦、麻酔医が僕をのぞき込む。なんかドキドキしてくる。

ついに不安な全身麻酔。

執刀医「怖くないですよ、何か心配な事はありますか?」と聞くので、「全身麻酔が初めてで、怖い」と正直に答えると、「大丈夫、目がさめたら、終わっています」との事。でも、目が覚めなかったら?と思うと怖いんです。下半身には導尿カテーテルの準備(挿入時、相当痛いので、麻酔が効いてから処置するみたいだ)、手には点滴。

麻酔医が麻酔薬を投与する前に僕に言う。「ゆっくり数を数えて下さいね~」おっ、医龍のあのシーンだ。でも、麻酔医は金髪じゃなかったぞ。と思いながら、天井を見ながら数を数えていると、何だかゆらゆらと天井が揺れてきて、、真っ暗な世界へ。まるで、シャッターが降りる様に、とうとう僕は、ここは、まさか、お婆ちゃんが迎えに来てないよな!

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蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。今も少し。

病気には、無縁な若いころ。

若い時には、健康の事など、考えた事もなかった。(不死身だと思ってた)30代でも、まだ自分は若いつもりで、入院や手術なんて想像もつかない。(保険なんて必要ないさ)けど、それを越えると、色々と出てくるんです。(お腹が?)あれ程、胃が丈夫だと思っていたのに、胃痛に悩まされたり、耳鼻科なんて、かかった事なかったのに、お世話になったり。(情けない)もう、嫌になります。花粉症で、風邪ひいて、胃が痛い時なんか、どれだけ薬を飲めばいいんだ!と思います。(老人と一緒)

蓄膿(副鼻腔炎)手術の経験がある。

若い時に、耳鼻科にはまったく縁がなかった僕ですが、実は過去に蓄膿(副鼻腔炎)を経験しています。(とてもつらい)いつも頭が重く、臭い鼻水が出て、匂いも良く判りません。たまに焦げた様な匂いを感じたりもします。(本当に焦げ臭い)暫く、耳鼻科に通院し、抗生物質を呑み続けたのですが、一向によくならず、このままでは目の神経に影響して、目が見えなくなる可能性があるよ。(それだけは勘弁)と言われ、かなり焦りました。

蓄膿の原因ですが、色々と調べた結果、僕の場合は過去に行った奥歯の治療が原因でした。(歯科で判明)奥歯の根にばい菌があり、上あごの上顎洞に炎症を起こし、副鼻腔炎になった様で、結局、手術をしたのですが、耳鼻科では無く、口腔外科で行いました。(耳鼻科じゃないので少し心配だった)

手術ですが、全身麻酔です。(ドラマで良く見る)全身麻酔は初めての経験で、なぜか、とても怖かったのを覚えています。だって、一瞬に目の前が真っ暗になるという事は、死ぬのと一緒でしょ。(バカもん!)プチ、臨死体験みたいなもので、重い病気の場合、そのまま、目を覚まさない事もある訳で、(その方がいいんじゃないのか)そう思うと、コワイ、コワイ。

 

手術編へ続く。

 

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