おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
「旧暦の1869年のこの日、東京~横浜間で日本で最初の公衆電信線の建設工事が始まりました。このことを記念して1950年に、当時の電気通信省によって制定されました。」
子供の頃は、電話ボックスが街のあちらこちらに散見されましたが、スマホの普及で今ではすっかり見なくなりました。電話ボックスに何人入れるか?友達を集めて挑戦した思い出があります。今日は、簡単に連絡出来る様になった事を感謝したいと思います。
もはや、個人のスコアカード?
マイナンバーカードと免許証?
デジタル庁の開設に伴い、様々な事が見直されていますが、本丸はマイナンバーカードの普及です。政府は更なる利便性を求めて、免許証との一体化を目指していますが、個人的には、どうなんだろう?と懐疑的です。免許証というのは、一目で本籍や運転出来る車両が確認出来、裏面を見れば、違反暦や住所変更も確認出来ます。現在、身分証明として使う場合は、裏面も確認されるのが通常です。それがマイナンバーカードと一体になれば、ICカードリーダーが必要になり、警察も免許証の確認の際には、いちいちICカードリーダーで読み取る事となります。自分自身で免許の更新年を簡単に確認する事が不可能になります。ただ、一体化するメリットは大きく、免許の更新時や煩わしい車庫証明の請求は簡単に行える様になります。今の所、健康保険証もそうですが、運転免許証も無くなる訳ではなさそうです。
運転免許とマイナンバーカード一体化へ 6年後めど運用
「政府は、運転免許証の情報をマイナンバーカードに組み込む方針を決めた。2026年度をめどに全国的な運用を始める計画だ。免許証との一体化でマイナンバーカードの普及につなげる狙いがある。警察庁は、一体化してもマイナンバーカードを持たない人などを対象に現行の免許証の発行を続ける考えという。
小此木八郎国家公安委員長が16日、平井卓也デジタル改革担当相、河野太郎行政改革相との会談後に方針を明らかにした。 運転免許証には偽造防止を目的に01年以降、ICチップが導入されている。マイナンバーカードとの統合では、同カードのICチップに免許の情報を登録する。
これにより住所変更の際、自治体と警察の双方に届け出る必要がなくなる。また、マイナンバーカードにある電子証明書機能を活用して本人確認ができるため、現在は免許センターなどに出向いて行っている免許更新手続きや更新時に受ける講習のオンライン化もしやすくなるという。」
出典:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASNBJ7342NBJUTIL00G.html
一体化のメリット?
①行政のオンラインで住所変更をすると、情報が共有され、免許にも反映される。
②免許更新手続きや講習ががオンラインで済む。
③免許も健康保険証も一体化され、1枚で済む。(半面、紛失したら面倒そうですが?)
④車庫証明もオンラインで申請出来る。
一体化のデメリット?
①全てのデータが集約されると、個人情報の漏洩が心配です。世の中に破れないシステムなど存在しませんから。セキュリティを重視するなら、仮想通貨も利用しているブロックチェーン技術が良いかもしれません?
②警察官からしてみれば、ICチップのスキャンが面倒になる。
③ICチップの読み込み不具合が出ると、犯罪を疑われる可能性も?
④マイナンバーカードでは、見ただけで、有効期限の確認が出来ない。
⑤ICカードリーダーが一家に一台、必要な時代に?
必ず、所持する時代に?
本格的なデジタル社会になれば、マイナンバーカード、1枚で全てが済む時代が到来します。
交通違反の情報もデータに記録され、マイナンバーカードが個人の信用スコアになる時代が近いのかもしれません。近い将来、外出する際には徒歩でもマイナンバーカードを所持して歩く事になるかも?
米国では、社会保障番号(SSN)に当たりますが、日本の戸籍に当たるものがない米国では、子供の出生と同時に申請する大切な物で、これが無いと米国では生活・就職は出来ません。
日本でもあらゆる事がマイナンバーカードに紐づけされると、米国同様、アパートを借りる事すら出来ない時代になるかもしれません?交通違反や犯罪歴もインプットされる様になれば、個人の信用スコアとして、利用されそうです。仕事で初めて、取引する際に相手のマイナンバーカードをスキャンして、信用度を調べるなんて事も?
マイナンバーカードを個人認証用に?
現在、様々なアカウントやパスワード、おまけにPIN設定などで溢れかえっていますが、マイナンバーカードのICチップが認証変わりになると便利だと思います。多くのアカウントやパスワードを忘れてもICチップを読み取る事で本人確認出来れば、高齢者も安心です。
各家庭に一台のICカードリーダー時代が来るかもしれません?
僕自身、アカウントやパスワードの管理には困っていますから。