おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
「1964年のこの日、日本政府は全ての輸血用血液を、献血によって確保する体制を確立すると閣議決定したことに由来します。人間の血液の量は、体重の約13分の1と言われ、献血は国が定めた健康を保護するための採血基準に沿って実施されています。」
健康に自信があまりなかった僕は献血の経験がありません。幸い、輸血する様な事故には遭遇していせん。今は高血圧で降圧剤を飲んでいるので献血は出来ませんが、献血の重要性は理解しています。防衛医大が人工血液の動物実験に成功し、血液は1年以上、常温保存が効くといいます。テクノロジーが戦場で活躍するのも目前です。
世界を二分する鍵を握るかもしれない男。
日本では話題にも上らないベラルーシで最近、ルカシェンコ大統領が6選を決めました。反対派は選挙結果を受け入れないと表明し、抗議活動が拡大。ルカシェンコ大統領はロシアに支援を求めています。プーチンは介入して同氏を支えるか、見限って新たな親ロシア政権樹立に動くか、見極めている状況の様です。ベラルーシとロシアの関係は連合国家とされていますが、どちらがイニシアチブを握るか?では軋轢がある様です。石油を巡り関係も悪化していますが、プーチンはルカシェンコ大統領の巨大な体格(身長188cm)に引け目を感じている様に見えます。柔道で鍛えたプーチンでさえも子供の様に見えますからね。自分を強く見せる事に重点を置いてきたプーチンとしては最も扱い難い相手かもしれません。ロシア連合国家のトップがルカシェンコ大統領になったら交渉は手強そうです。
北方領土問題は安倍首相とプーチンの間で進展がある事を望みます。
一昨日には大統領選挙の結果に抗議する日本人男性が拘束されました。なぜ?ベラルーシで日本人が目立つ活動をするのか?疑問もあります。左翼が交渉カードに中国を使う様、仕向けているのかもしれません?
動画:大統領選巡り混乱続くベラルーシ 日本人男性が拘束(20/08/17)
https://youtu.be/NpqtkiHIxD8
ルカシェンコ大統領と習近平?
ルカシェンコは2012年に中国共産党中央委員会総書記(最高指導者)に就任した習近平と個人的な関係を築き、ベラルーシにとって中国はロシアに替わる有力な経済パートナーと見做されるようになった様です。ロシアの資金援助が途絶えた事で中国から15億ドルの経済投資を受けました。軍事的な関係も強く、中国製武器の購入やミサイルの共同開発も行われています。軍事パレードでは中国のパレードカー紅旗・L5を使ってロシア連邦軍とともに中国人民解放軍をベラルーシ軍と行進させています。
友人、習近平に助けを求めろ?
選挙も近くなり、安倍政権を困らせる為に故意に日本人が拘束された可能性も充分あります。過去にも自称ジャーナリストが幾度となく海外で拘束され、政府が困難な交渉をしています。左翼連携している野党は「拘束された日本人の命を救え!」と政権批判するのが毎回のパターンです。今回も選挙の為にネガなイメージを植え付けるのが目的かも?開放する為にルカシェンコ大統領と親しい習近平氏に日本側が頼む様、仕向けたのでしょうか?
ベラルーシと聞くと「美人が多い国」と連想しますが、「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領はコロナ感染においても「コロナなど恐るるに足らず」「手洗いの回数を増やして、食事を朝昼晩と規則正しく摂るようにしよう。私は酒を飲まない人間だが、最近では冗談で、ウォッカで手を洗うだけでなく、1日に純アルコール換算で40~50グラムのウォッカを飲めばこのウイルスを消毒できるのではないかと言っている。もちろん、仕事中ではないが」といった放言を繰り返していました。
ベラルーシ大統領、「私を殺すまで」選挙はない
「ベラルーシ・ミンスク(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は17日、首都ミンスクの工場を訪問して演説した際、「あたなたちが私を殺すまで」総選挙は行われないだろうと述べた。地元メディアがインターネットに投稿した動画で明らかになった。ルカシェンコ氏は人々の前で、「あなたたちは不名誉な選挙について語り、新たに選挙を実施するよう望んでいる」「私の返答はこうだ。我々は選挙を実施した。そして、あなたたちが私を殺すまで、新たな選挙は行われない」と述べた。」
出典:CNN https://www.cnn.co.jp/world/35158306.html
世界は全体主義と民主主義で二分されようとしていますが、強権的で習近平と親しい「ヨーロッパ最後の独裁者」が鍵も握るかもしれません。日本は益々、外交手腕が問われます。ロシア外交で酒を飲む事は友情を築く大切な行為とされますがルカシェンコはタバコは吸わず、酒もほとんど飲まない様です。
次期首相、外務大臣は大変ですね?野党に政権は渡せません。