05月29日。こんにゃくの日、神宮外苑再開発の疑問?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「こんにゃくの日」です。

1989年に一般財団法人日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が制定しました。日付の5と29を「こんにゃく」と読む語呂合わせと、こんにゃくの種芋の植付けが5月に始まることから定められました。こんにゃくは、食物繊維やカルシウムが豊富で、様々な効果があると言われており、健康に過ごして欲しいという願いも込められています。

日本人にとって「こんにゃく」は縄文時代から食されており、DNAに染み付いた食品だった様です。個人的には、おでんのこんにゃくが大好きです。味噌をつけてもおいしいですね。こんにゃくには、整腸作用、便秘解消だけでなく、現代人の悩みである肥満や生活習慣病の予防・改善などにも役立つので、食卓の一品に常に加えたいです。

神宮外苑再開発の疑問?

1000本近い樹木を伐採?
今、神宮外苑の再開発が問題になっている。
神宮外苑周辺は、最後の本格的な開発と言われ、伊藤忠や三井不動産、日本スポーツ振興センター、宗教法人・明治神宮などが事業主となった明治神宮外苑前地区の再開発案が都市計画審議会で2月に承認された。

しかし、東京都が計画の詳細を公表したのは、昨年12月の2週間だけで、十分な周知もされないまま、今年2月の東京都都市計画審議会で、賛成多数で承認されたらしい。
―情報開示文書から1000本近い樹木が伐採される事が判明し、共産党を中心に樹木伐採中止、計画の中止・抜本的な見直しが叫ばれている。

メインは、老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えだと言うが、デベロッパーの思惑は、商業施設やホテルを建築する事だ。
商業施設やホテルが出来れば、都は税収が増えるので反対せず、むしろ推進している。

◆神宮外苑地区のまちづくり◆
本地区は、大正期に整備された神宮外苑の都市構造を基盤として、風格のある都市景観と苑内の樹林による豊かな自然環境を有しており、都市計画明治公園や風致地区が定められています。また、昭和39(1964)年の東京オリンピックの主会場となった国立霞ヶ丘競技場をはじめとした日本を代表するスポーツ施設が多く集積し、国民や競技者がスポーツに親しむ一大拠点が形成されてきた地区です。

本地区では、国立霞ヶ丘競技場の建替えを契機に、国内外から多くの人が訪れるスポーツ拠点を創造していきます。また、神宮外苑いちょう並木から明治神宮聖徳記念絵画館を正面に臨む首都東京の象徴となる景観を保全するとともに、神宮外苑地区一帯において、緑豊かな風格ある景観の創出、バリアフリー化された歩行者空間の整備など、成熟した都市・東京の新しい魅力となるまちづくりを推進していきます。
東京都都市整備局:https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/saisei07.htm

◆神宮外苑再開発をめぐる新たな事実について ―情報開示文書から明らかになったこと◆
最初にご報告したいのは、最初のページに「③東京都風致地区条例に基づく緑化基準」というタイトルがついた資料です。
実に昨日4月25日に開示された資料です。全部で12枚です。私たちもまだ十分分析できておりませんが、たいへん貴重な資料なので、本日、みなさんにお配りしました。この間、神宮外苑再開発計画で最大の批判を浴びてきた、1000本に及ぶ樹木の伐採・移植にかかわる詳細な資料です。
これまで樹木の伐採、移植に関する情報は、主には石川幹子教授の綿密な現地調査にもとづく告発に負うところが大きかったわけです。
今回は、一つ目に、事業者が作成した伐採移植にかかわる全体図の資料が出てきました。この資料には、どの樹木が残るのか、そして新しく植える樹木や芝生などの位置や面積などが、新ラグビー場や野球場、軟式野球城跡に建てられるテニスコートなど施設ごとに詳細に記されています。翻って、どれだけの樹木が伐採されるのか、わかるわけで、ここまで詳細な計画図が出てきたのは初めてのことです。
日本共産党:https://www.jcptogidan.gr.jp/press/5991/

神宮外苑再開発計画とは?
①神宮球場を現在の場所から、イチョウ並木のすぐ側に場所を移します。内野席のあたりは、宿泊施設やスポーツ関連施設が入った80mの建物に。

②秩父宮ラグビー場を、現在、神宮球場と神宮第二球場があるあたりに場所を移し、約55mのドーム型スタジアムに生まれかわる。跡地には地上40階建て、185mのビルが新たに建設。

③イチョウ並木で愛された軟式野球場は、会員制のテニスコートに変わる予定。

④新たに高層ビル3棟が建設される。伊藤忠商事が所有するおよそ90mのビルは地上38階建て、190mのビルに建て替えられ、オフィスなどに利用される。

絵画館に向かってまっすぐのびる4列のイチョウ並木、およそ300mは、現在のまま維持されるが、秩父宮ラグビー場に続く横道に生える18本のイチョウは、伐採されるか植え替えられるという。

伐採で緑はどうなる?
神宮外苑の一帯には高さ3mを越える樹木が約1900本あり、その多くが、樹齢100年を越えるとみられているが、約900本が伐採、または植え替えられる可能性があると言う。

しかし、計画では新たに979本の樹木を植える予定となっていて、伐採される数を差し引いても、約70本ほど樹木は増えるとしている。
神宮外苑といえば、渋谷~原宿周辺を散策するには重要な緑のオアシスだ。
時代の流れで再開発は否定しないが、都心の貴重な緑は残して欲しい。
神宮外苑再開発に注目だ。

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