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05月10日。リプトンの日、宇宙を制する国が世界を制する?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「リプトンの日」です。

イギリスの紅茶ブランド「リプトン」の創業者であるトーマス・リプトンの誕生日であることと、1871年のこの日、食料品店「リプトン・マーケット」の第1号店をオープンさせたことがきっかけとなり、制定されました。リプトンの紅茶が日本に初めて輸入されたのは1906年で、その際は黄色の缶に入った紅茶でしたが、その後、1962年に、ティーバッグが発売されました。

我が家の祖母の口癖は「紅茶はリプトン」でした。子供の頃から紅茶といえば、リプトンであり、個人的には一番信頼しているブランドですね。これからもリプトンブランドが残る事を期待します。

宇宙を制する国が世界を制する?

全ては宇宙ステーションの為に?
中国の宇宙進出?
過去最大の宇宙ステーション保有国に??
帝国軍と反乱軍の宇宙戦争?
中国が宇宙ステーション建設と火星探査目的に打ち上げた、「長征5号」ロケットのブースターが9日に地上へ落下するというニュースで騒然となりましたが、幸いインド沖の海上に落下した様です。
ロケットの打ち上げ後のブースター落下については、国際法で定められている訳でも無く、ガイドラインのみで法的拘束力はありません。
ただでさえ国際法など無視する無法国家の中国ですから、ガイドラインを守る筈も無く、落下による被害も考慮していません。中国外務省の汪文斌副報道局長は7日の記者会見で、「長征5号B」の残骸落下に関し、「航空活動や地上に危害を与える確率は極めて低い」と語っていますが、中国は1996年にはロケット打ち上げに失敗し近隣の村が全滅。2018、19、20にも発射ミスで落下しています。落下は中国だけではありません。1991年にロシアのロシアの宇宙ステーション「サリュート7号」は大気圏に再突入し、南米・アルゼンチンに破片が落下しています。更に、1979年にはアメリカの宇宙ステーション、スカイラブへのロケット打ち上げの残骸がオーストラリアのパース郊外に落下しています。
オーストラリアに落下した際には、「安全な場所に落下させることの重要性」が議論された様ですが、米国でさえ技術的に難しい問題なのか、国際的ルールは見送られています。

中国の宇宙進出?
①月への野望
中国は宇宙ステーションの建設と月面研究基地を建設する計画を明らかにしています。表向きは「宇宙空間の平和的な利用に向け、国際社会との協力を進めるうえで歴史的な一歩だ。」としていますが、これからの時代は「宇宙を制する事が世界を制する」事になります。
軍事的にも、宇宙からピンポイントで敵国を攻撃出来れば、危険な核爆弾よりも効果があります。宇宙からの攻撃と言えば、米国の「神の杖」という運動エネルギー弾の開発が噂されていますが、中国がこんな武器を手に入れれば、世界は不安な日々を送る事となります。

◆中国の宇宙への野望 月面基地建設、宇宙ステーション打ち上げなども計画◆
「中国は現在、ロボット探査車を火星に向かわせているほか、再使用型宇宙往還機の開発や有人月面探査の計画も進めており、宇宙計画への野心を高めている。その一環として、3回目となる探査機の月面着陸を成功させた。

「嫦娥5号」は、1970年代以降行われていなかった月の岩石を地球に持ち帰るプロジェクトだ。12月2日、サンプルの採取に成功したと中国宇宙当局が発表した。探査機「嫦娥5号」は12月1日、月の西側にある「嵐の大洋」に着陸を果たしていた。

中国は、アメリカやロシアからは一歩遅れをとっているものの、軍との連携のもと秘密裏に進められている宇宙計画は、急速な進展を見せている。成功すれば宇宙飛行の最先端国にもなれるような、独自のミッションを生み出しているのだ。
中国は2003年、旧ソビエトおよびアメリカからは40年遅れて、有人地球軌道飛行に成功した3番目の国家となった。2011年には中国初となる仮設型の軌道上実験室を打ち上げ、2016年には2機目の打ち上げを行った。2022年以降には、恒久的な宇宙ステーションの打ち上げも計画している。

宇宙当局は、最新の探査機「嫦娥5号」の着陸地点を、アメリカやソビエトの探査機が着陸した辺りからはかなり遠い「嵐の大洋」としたことについては、理由を明らかにしていない。しかし「嵐の大洋」を選んだことで、有人ミッションでの調査地点を決める際のヒントが得られる可能性はある。
中国宇宙当局月探査センターのペイ・シャオユ副長は報道陣に対し、いずれ国際的な月面研究基地を建設する計画だと明かしている。」
NewSphere:https://newsphere.jp/technology/20201219-1/

過去最大の宇宙ステーション保有国に?
月の裏側での開発は、地球からは直接見る事が出来ず、好都合ですが、地球の電波が直接届かない様です。しかし、中国は月面の長期的な開発の為、月の裏側の上空に、中継局を飛ばそうと考えています。既に月面基地やコロニーを作る為にインフラ技術の整備を計画しています。その為には宇宙ステーションの建設が急務です。

国際宇宙ステーションは2024年に運用終了し、民営化され、宇宙旅行の拠点になる事が期待されていますが、そうなると国家として宇宙ステーションを保有するのは中国だけとなる可能性があり、月面開発、火星探査が加速します。

中国が計画している宇宙ステーション「天和」は、クルー3名が長期滞在できる基礎居住区であり、全長は16.6m、最大直径4.2m、質量22.5トン。ここにふたつの実験モジュール「問天」と「夢天」が接続されれば、宇宙ステーションとしては過去最大となる様です。中国は強かに国際宇宙ステーションの運用終了に合わせて、「天和」を完成させようとしています。この計画は中共の悲願であり、ロケットのブースターの落下で都市を直撃しても、気にもせず進められます。中国が平和目的で宇宙ステーションを保有するとは思えません。地球上の南サ諸島問題同様、宇宙区間でも自国の縄張りを主張して他国を揉めそうです。

②火星への野望
火星は、かつて人類が住んでいた星かもしれないと言われ、人類の故郷?とも言われている星です。地球温暖化?食料危機?の危機感からか、米国を筆頭に、今では、欧米、ロシア、インド、UAEまで開発に参戦しています。地球の定員は約240億人と言われていますが、2130年には260億人を超えてしまいます。人類が地球以外に住める星を探すのは当然で、既に民間企業も動き出しており、どの国が最初に開発するかが問題です。

◆中国の探査機「天問一号」が火星に到着 – 5月には着陸、水と生命を探索へ◆
「中国国家航天局は2021年2月10日、昨年7月に打ち上げた火星探査機『天問一号』が、火星を回る軌道への投入に成功したと発表した。
天問一号は周回機、着陸機、探査車からなる大型の探査機で、周回機によって火星全体の探査を行うほか、5月には火星の地表に着陸し、探査車による探査にも挑む。」
TECH+:https://news.mynavi.jp/article/20210215-1733506/

帝国軍と反乱軍の宇宙戦争?
中国の悲願は中国人民が豊になる事では無く、共産党員が増大する事です。宇宙開発により、中国がある星を自分の所有だと勝手に決めつけ、軍事ステーションを建設し、共産党員の移住を促進する可能性があります。地球では国際法で非難される中国ですが、宇宙の他の星であれば、関係ありません、今まで以上に独裁的な法律を作り、邪悪な星を作り上げ、地球を攻撃するかもしれません。まだまだ先の話ですが、遠い将来、映画STAR WARSの様に帝国軍(地球での西側諸国)と反乱軍(地球での東側諸国)の戦いが宇宙空間で繰り広げられるかも?

中国の宇宙開発は危険です。日本では、平和ボケで「宇宙を制する国が世界を制する」などという事実は誰も気にしていません。
今年度の宇宙開発予算は過去最大の5,400億円に増額しました。
日本も宇宙開発の重要性に少し気づいた様です。