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健康診断で高血圧と言われたあなたへ。

自分は健康だと思っていた。

もう10年位前です、その頃の僕は、小さな、小さな会社を経営している事もあり、(本当に小さい)多忙で昼と夜の食事はいつもコンビニか外食。毎日、コンビニの弁当や大盛りラーメンとチャーハンに餃子!(想像するだけで、食べたい)まあ、男子なら定番のメニューですね。こんな生活をしているのに、健康診断はまったくしない。(若い時は自分は不死身だと感違い)病院自体、縁が無かったので、まさか自分が高血圧だなんて思ってもいなかったのです。

目の前の明るさが変化する。

ところが、ある日トイレに入って用を足していると、目の前の壁が何かおかしい。(おかしいのは自分だった)自分の見ている壁の明るさが、心臓の鼓動に合わせ、明るくなったり、暗くなったり。やばいかも。その時、初めてそう思ったのです。(気づくのが遅い)心臓の鼓動に合わせて、変化するという事は心臓が悪いのか?(恐怖を感じる)毎日の不摂生がもたらした結果に元気が無くなりました。(自業自得)

体に悪いのは塩化ナトリウム。

よくコンビニの弁当は健康に良くないと言われていますが、何が良くないのか?食品添加物も過剰に摂れば、体に良くないのは判りますが、やはり大敵は塩分です。外食でのラーメン、チャーハン等も塩分が過剰なのです。ちょっと、塩分について調べてみると、問題なのは精製された塩化ナトリウムの純度95%以上の精製塩(食卓塩)であり、自然塩では血圧が上がらないという見解もある様です。(ほんとうか?自然塩にしよう)そう気にしてみると、なる程、パンにだって塩化ナトリウムの表記がある。これは気をつけなければ。

ついに、健康診断を受ける。

初めて、自分の体に不安を感じ、その年健康診断を受ける事にしましたが、問題が血圧測定の時に起きました。担当したのは、若い看護婦さんです。

看護婦さん「大きく息を3回吸ってくださ~い。」

そう言って、血圧を測り始めます。

腕が締め付けられ、今度は緩み始めて、測定値が出ました。
その瞬間、看護婦さんが、口を手で覆い、僕を見たのです。

一言、「えっ?」「えっ?」

その光景に僕の方がビビリます。(何?何か問題でも?)

看護婦さん「もう一度、いいですか?」

そう言って、もう一度、血圧を測り始めます。
測定値が出た所で、今度は立ち上がり、

「嘘!」「えっ?」と言い、また口を手で塞ぐのです。

看護婦さんは患者に不安を抱かせてはいけません。もう、何が起こったのか?何も答えてくれないので、余計不安になります。(医者や看護婦の感嘆詞は不安になるんだ)

次の瞬間、

看護婦さん「ちょっと、待っていて下さい。」

そう言って、奥へ走って行きます。(走る程、重大な事なのか)
すると、今度は年配の看護婦さんの登場です。

看護婦さん「大きく息を3回吸ってくださ~い。」同じ事の繰り返しです。

測定して出てきた数値に、今度はベテランらしく、たじろぐ事なく数値を僕に告げます。
正確な数値は忘れましたが、結果は収縮期血圧で220mmHg以上でした。

この数値には、僕もびっくりでしたが、ベテラン看護婦さんもびっくりしていた様で、体調は大丈夫か?と僕の顔を覗き込みます。

健康診断が終わり、結果の通知が届いたのですが、当然、結果は要再検査で、総合病院の心臓内科を受ける事になります。(心臓という文言にビビる)

心臓内科に通院へ。

思いもよらず、高血圧だった事が判明した僕は総合病院の心臓内科へ行く事になり、そこで、血圧を含め、徹底的に検査を受けました。初めてMRIも受けましたが、腕に磁気の入った点滴をしながらあの狭い機械の中にじっと、30分入っているのは苦痛ですね。CTの方が全然楽です。

一通り検査を終えて、担当医の報告がありました。

医師「血圧も高いですが、心臓肥大になっていますね。」

心臓肥大?

医師「これだけの高血圧だと、全身に血液を送るのに大きな力がいるでしょ」

医師「だから、心筋が厚くなって、大きくなるんだよ」

と言って、レントゲンを見せてくれたが、なる程、健常者に比べて大きくなっている。

医師「降圧剤を出すから、しばらく様子を見ましょう」

という事で、初めて、血圧を下げる薬、降圧剤を飲んだが、何だが体に力が入らない。脱力感がある。(ぼんやりとしている感じもある)血圧の変化でこんなに体調が変わるのか?とびっくりしたが、仕方が無い。気に掛かるのは、降圧剤を飲み始めると、一生のみ続けなければならないという事実。(そう言われているだけ)薬といえども副作用があるので、あまり飲みたくないのだが、単なる高血圧では無く、心臓肥大ならば仕方がないな。

以上が、僕が高血圧で降圧剤を飲み始めた経緯です。



降圧剤を飲み続けて。

総合病院の心臓内科にしばらく通院すると、血圧も160mmHg以下に下がってきて、心臓肥大の方も少し小さくなってきた。(良かった)担当医の許可、指導もあり、以降は近所の〇〇クリニックに掛かり、降圧剤を処方してもらう事となりました。

それから10年近く降圧剤(ニフェジピン)を飲み続けています。他に利尿剤のロサルヒドも処方されましたが、このロサルヒドを飲むと、僕の場合、(個人差があると思う))異常に尿意をもたらし、実際に大量の尿が出ます。困るのは、大量の尿をしたにもかかわらず、1時間もしない内に尿意があり、また大量の尿が出るので、慌てて、水分を摂っていましたが、この状況ではとても車に乗って外出は出来ない(すぐにトイレを探す事になる)と思い、この薬は飲むのを辞めました。(副作用として、糖尿病になるという見解もあります)

降圧剤への疑問。

降圧剤を飲む様になって、自分でこれは副作用かな?と思うのが、歯の歯肉炎です。はぐきが腫れやすくなった気がします。(実際、副作用みたいです)また、僕は元々、胃は丈夫だったのですが、胃の不調が多くなりました。チクチクと痛みが出る事があります。数回、総合病院で胃カメラ飲んだのですが、結果は毎回、多少の「びらん」は見られるが異常は無し。

頻繁に胃が痛くなるので、〇〇クリニックで医師に

降圧剤の副作用だと思うんですかど、胃が痛むんです。
そう伝えると

医師「そんな事はない!薬のせいでは無い。飲まないと大変な事になりますよ」

と、なぜか、声を荒げて、僕に言います。

その頃から、この降圧剤への疑問が生まれてきます。
あれほど、医師が声を荒げる理由はなんだろう?(本当に、びっくりした)そんなに薬を処方したいのだろうか?考えてみると、降圧剤程、儲かる薬はありません。一度、高血圧になれば、一生、降圧剤を飲み続ける訳ですから、製薬会社、薬局にとってはありがたい病気です。医者も薬剤師も決して、体質改善、食生活の改善で血圧を下げましょうとは言わないんです。

降圧剤を飲み続けて130mmHg位になっても、医師は薬を処方します。もう、いいですよとは言いません。このまま、飲み続けて、本当にいいのだろうか?そう思う様になり、降圧剤について、調べてみました。

降圧剤の賛成派、反対派。

降圧剤については、ネット、You tubeなどで、様々な意見が述べられています。その中で飲んだ方がいいという肯定派と飲まない方がいいという否定派の意見を少しだけまとめてみました。

降圧剤肯定派。

国の基準である140/90mmHg以上であれば、健康の為、降圧剤は飲むべき。

脳に関して、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のリスクが高まる。

心臓に関して、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心不全のリスクが高まる。

腎臓に関して、腎不全のリスクもある。

降圧剤否定派。

そもそも基準となる140/90mmHgが曖昧で、2000年までは、180/90mmHg以上だった。

血圧を薬で下げると、脳梗塞のリスクが高まる。

血圧は体格でも左右される。体の大きな人と小さな人の正常血圧は異なる。

血圧が低いと、毛細血管へ充分な血流が無く、ガンのリスクが高まる。薬が効きにくい。

大雑把に、世間で言われている事はこれくらいなのですが、(簡単にまとめました)肯定派の意見は、脳、心臓、腎臓の病気は高血圧が原因だという事。対して、否定派の意見は、今までTV等では言われていなかった情報が多く、(知らなかった情報が多い)降圧剤を飲むと逆に脳梗塞、ガンのリスクが増える。というのでは、いったいどうしたら良いのか?将来の病気を選択しなくてはいけないのか?患者は判断できませんね。

薬をのまないで、血圧を下げられれば、それが一番。

血圧について、笑い話として。

高齢な女性が高血圧で医者にかかり、受診したその日は降圧剤を飲むのですが、あとは半分ボケて忘れてしまい、ほとんど飲まないで90才以上、存命だったとか。

困る話としては。

歯医者で歯を抜いてもらえないという事があります。出血を防ぐ為に高血圧の人は、基本的に抜歯してもらえません。医師の承諾書が必要になるケースが多いです。これは、困りますね。

僕の場合は、高血圧で心臓肥大でしたから、降圧剤を飲んで、治療するのは当たり前ですが、血圧が下がって来た今は、降圧剤を飲まないで食生活を見直し、少し運動をして、(これが大変)どれだけ変化するか試したいと思います。(あくまで、僕の場合です。心臓病等で治療が必要な高血圧の場合は、医師の指示に従い降圧剤を飲むべきだと思います)人それぞれ個性がある様に、適正な血圧も人それぞれだと思うのです。

まとめ。

今回、健康診断で、高血圧と宣言された貴方。世の中には降圧剤に対して肯定、否定、様々な情報がありますが、一番は薬に頼らず、自分の体質改善だと思います。一生、薬を飲まない為に、見直す事沢山あるのでは?自分の体です。すべては自分次第なんです。


痔かな?と思ったらこれを読んで欲しい。(原因と対策)

いぼさんになる原因?痔になる原因と対策についてです。

排便時に力まない。

これは、どうしても力んでしまいますよね。特に、朝などは時間に追われているので、早く排便したい。今しておかないと、もし途中でトイレに行きたくなったら?そう考えると、難しいと思いますが、なるべく余裕を持った行動を心がけるしかありません。

長時間、トイレに籠もらない。

僕もやってしまうのですが、スマホや本を持ったまま、トイレに行っていませんか?特にトイレに棚があったりすると、本、雑誌を置きがちです。止めましょう。棚な撤去です。

便意を感じてからトイレに行く。

朝は習慣として、リズムとして、決まった時間にトイレに入りますが、特に便意を感じないのならば、無理にトイレに行かない事です。

刺激物、辛い物は避ける。

よく、辛い物が大好きという方がいますが、おしりの方が大丈夫なのか?気になります。コーヒーも1日に何杯も飲むのは、避けた方がいいです。既に調子が悪い人はアルコールもダメです。少しでも症状が出たら、僧侶の様な食事をしましょう(笑)

長時間、同じ姿勢をとらない。

これ、僕です。長時間運転の方は必ず、休憩を取り、ストレッチなどして、体全体の血行を良くしましょう。デスクワークの方も座りっぱなしで、肛門はいつもうっ血気味。1時間に一度位は、立ち上がって、ストレッチ、スクワットなどの運動を。立ちっぱなしの方も同様です。とにかく、同じ姿勢を長時間取らない事です。

便秘にならない様にする。

女性に多いと思いますが、僕も時々、便秘になります。出そうで出ないというのは、つらいものです。何日も出ないと便が固くなり、排便も困難になります。僕は自分で摘便した事がありますが、情けなくなってきます。

女性の場合は。

妊娠中は赤ちゃんの重みで、肛門が「うっ血」しやすくなっています。出産時にもいきむので、肛門にはつらい状況です。妊娠時は女性ホルモンが影響して、便秘がちになるので、繊維質の多い食事を取り、規則正しい生活が必要です。

下痢も良くない。

水のような便は、肛門に圧力をかけて、炎症を起こします。痔の引き金になるので、暴飲暴食はしない。また、冷えすぎには気をつけましょう。

運動不足。

デスクワークでヘトヘトの貴女。肉体労働でヘトヘトの貴方。仕事が終わったら、仲間とビールでも飲んで。そのまま、いい気分でベッドへ。その気持ち、わかりますが、仕事でどれだけ動いても、運動不足なんです。とにかく歩きましょう。僕もなかなか実践できませんが、毎日の習慣として、歩く事は人類本来の行動なので、効果的です。

人類の宿命。

痔は人類が立ち上がって、歩行する様になった為、内臓の重みで肛門に圧力をかけて起こる、いわば宿命の様な病気です。(ほんとうはあなたも痔でしょ?)これを防ぐには上記に揚げた事を心がける事が重要ですが、なかなか実生活で、そうはいきません。買い物に行くにも、すぐ車を使ってしまうし、歩くという事が足りないのです。

僕は過去に痔の手術を経験し、その後もかなりつらい時は病院へ行っています。今でも、下痢や排便時の力み(どうしても力んでしまう)でいぼさんになりますが、食生活に気をつけ、ストレッチと市販の座薬で、いぼさんは引っ込んでいます。

症状が出たら。

症状が出た場合、食生活については、刺激物、アルコールを避け、繊維質の食物を摂り、暴飲、暴食は避け、食べ物は良く噛んで飲み込む様にしています。ストレッチですが、(僕にはこれが向いている)朝、起きた時に、ヨガで言う、猫のポーズをとり、肛門に何回か力を入れます。すると肛門から腸へ刺激を感じて、心地いいのです。

あとは、デスクワークなので、1時間に一度位、スクワットと上半身のストレッチです。今の所、これで、症状が出ても改善しています。一度、症状が出ると、薬と食事、運動で約2週間位経つと、改善していぼさんは引っ込みます。(実際は痔核は残っているので、手術を希望の方は手術をお勧めします。)

市販の飲み薬について。

最近はいぼさんに聞く飲み薬のTVCMを良く見かけます。漢方でも痔に効く薬はありますが、高血圧の人は注意が必要です。血行を良くする薬なので、血圧を下げる薬を飲んでいる方は医師との相談が必要ですよ。

市販の座薬について。

市販の座薬ですが、TVのコマーシャルや大手薬局では、ほとんどがステロイド入りの物が売られています。初めて使用する方や、短時間で症状が治まる方は良いのですが、ステロイド入りを長時間使用すると、皮膚が薄くなるという見解もありますので、長時間の使用(ジモチーの方)は避けた方が無難です。

では、ステロイドの入っていない座薬は何か?僕はボラギノールMを使っています。このボラギノールMですが、店頭ではあまり売っていないのですね。だから、いつもネットで購入しています。
皆さんの参考になれば。

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どうしても、仕事を休めない。手術はしたいが、それまで何とかしたい。
そんな貴方へ。自分でできる、脱肛防止(デ・ナイス)