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05月19日。ボクシングの日、北京五輪は「中国共産党結党100年」の祭典。





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「ボクシングの日」です。

1952年のこの日に、日本で初のボクシング世界タイトルマッチが後楽園球場の特設リングで行われました。フライ級の白井義男がチャンピオンのダド・マリノに勝利し、日本人最初の世界王者の誕生にちなんで制定されました。

白井義男は知りませんが、ボクシングに興味を持ったのは、やはり「あしたのジョー」ですね。子供の頃、興奮して観ていた事を思い出します。井上尚弥選手はイギリスメディアの世界最強ランキングパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位に選出され、日本人初の快挙を成し遂げた様です。

北京五輪は「中国共産党結党100年」の祭典。

北京五輪ボイコットで有事?
東京五輪中止は中国にも痛手?
北京五輪後に台湾と尖閣へ進攻?
五輪開催でマインド変化を?
中国は、日本海の好漁場「大和やまと堆たい」周辺や、尖閣諸島周辺、フィリピン沖や南米にも漁業船団を送り込み我物顔で違法操業をしています。国際法など無視し、世界制覇を目指す中国にとっては、世界の海は、彼等の漁場です。コロナウイルスにおいては、ウイルスを世界中にバラ撒いた罪悪感も無く、今はワクチン外交で他国に恩を売って一帯一路に取り込んでいます。

世界的に温暖化が叫ばれ、脱炭素社会に向かう中、中国は都合よく先進国では無いとCO2の規制を免れています。漁業だけでなく、半導体産業も中国のやりたい放題が目に余ります。ITジャーナリストの深田萌絵氏によると半導体産業でトップを独走する台湾企業のTSMCも中身は中華統一促進党や台湾マフィアの経営で、あらゆる手段でライバル企業の操業を阻止していると言われ、貴重な半導体産業は親日の台湾企業を装った、中国の手中にあります。

世界制覇を目指す中国にとってのライバルは米国です。バイデン政権は表向き中国包囲網に参加し、人権問題を非難していますが、ジェスチャーに過ぎません。バイデンが環境問題に力をいれるのは、CO2規制に影響を受けない中国が米国に追いつく為の援護射撃です。バイデンは仮想敵国を中国では無く、ロシアとしている事も敵は中国では無いという事を示しています。

中国共産党の悲願は世界制覇であり、世界のリーダーの地位を米国から奪う事です。今年は「中国共産党結党100年」であり、北京五輪と重なります。事実上、北京五輪は中国共産党100執念の式典であり、中国の威信がかかっています。
米国では共和党、下院議員中心に、「北京冬季五輪からの撤退の呼びかけ」と題する決議案を提出していますが、バイデンは、「同盟国と議論を検討している」という発言のみで、五輪ボイコットには直接言及していません。

「中国共産党結党100年」の祭典である北京五輪をボイコットすれば、習近平は黙っていません。ボイコットが起これば、中国は共産党の威信をかけ、武力でボイコット国に報復する可能性もあり、注意が必要です。

◆アメリカの北京五輪ボイコット発言に中国が猛反発◆
「人権問題をめぐる米中の対立が深まるなか、もしアメリカが2022年に北京で開催される冬季五輪のボイコットを決めれば「強い反撃」に遭うことになるだろう、と中国は警告した。

米国務省のネッド・プライス報道官が4月6日、中国による新疆ウイグル自治区のイスラム教徒やチベット族、香港市民に対する人権侵害が懸念され、北京五輪にどう対応するのが最善の策なのか同盟諸国と協議するつもりだと表明。「世界中の同盟国や友好国と、緊密に協議した上で決める」と述べていた。

AP通信によれば、米国務省は当初、北京五輪のボイコットも選択肢のひとつだと示唆していたものの、その後、ボイコットの問題についてはまだ議論されていないと修正した。」
Newsweek:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-96018.php

◆米、くすぶる不参加論 北京五輪の参加「同盟国と協議」◆
米政界で2022年の北京冬季五輪をボイコットすべきだとの意見が増えつつある。香港や新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧への批判が強まっていることが背景にあり、バイデン政権は同盟国などと緊密に連携して対応策を練る方針だ。冬季五輪の成功を期す中国は警戒を強めている。バイデン政権はかねて「同盟国や友好国と緊密に相談し、共通の懸念を明確にして足並みをそろえて対処する」(サキ大統領報道官)との立場を示しており、この日の発言もそれに沿ったものだった。一部の米メディアは「米国がボイコットを同盟国などと検討している」と報道したが、国務省高官は否定した。」
日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN074OZ0X00C21A4000000/

東京五輪中止は中国にも痛手?
大手中国メディアは「中国は今年夏の東京大会について応援し、参加する。その代わり日本もまた、来年2月の北京冬季大会についても応援し、参加してほしいということだ。つまり、欧米がチラつかせているように、香港や新疆ウイグル自治区の人権問題によるボイコットはしないようにということだ。この『東京大会と北京大会を相互に応援し合う』ということで、中日両国の政府間では、了解している。そのため、日本のコロナ状況が悪化しても、中国は東京大会を応援し続けるのだ」とし、
中国が東京五輪に協力する代わりに人権問題で北京五輪ボイコットをしない様に期待してきました。しかし、日本ではコロナ感染が収まらず、五輪開催の中止を訴える声が大きくなっており、小池都知事のちゃぶ台返しで突然の開催中止も噂されています。五輪開催の是非が中国の北京五輪開催にも大きく影響しそうです。

北京五輪後に台湾と尖閣へ進攻?
2008年の北京五輪開会式の裏ではロシアがグルジアへ武力攻しました。現在、ロシアはウクライナ国境で軍備を増強しています。来る2021年の北京五輪の開催直後にロシアが再びウクライナへ侵攻する可能性は高いです。北京五輪開催直後にロシアがウクライナに侵攻し、中国が台湾、尖閣に同時侵攻すれば、米国は対処出来ません。
2021北京五輪は共産党100周年の記念すべき大会で、ボイコットは共産党を否定する事になります。面子を重んじる中国はボイコットした国々を決して許さないでしょう。
西側諸国により北京五輪がボイコットされれば、五輪後に中国とロシアの同時侵攻が危惧されます。今だに改憲議論も進まない日本は大丈夫でしょうか?
北京五輪はロシアと中国の軍事進攻のサインなのかもしれません。

五輪開催でマインド変化を?
米国内で北京五輪ボイコット論が高まる中、日本がボイコットに同調すれば、中国は東京五輪不参加を表明しています。現在、政府は政権の為にもコロナに打ち勝った五輪開催を目指しています。共産党の工作活動で宇都宮弁護士が大量の五輪反対署名を集め、メディアも後押ししており、国民も中止、止む無しの雰囲気を感じていると思いますが、共産党のメディア戦略なので騙されてはいけません。
個人的には五輪開催で下向きになったマインドを逆転させ、希望に満ちた社会を取り戻す事が重要だと思います。五輪反対に同調している方々は政府のコロナ対策への不満を五輪中止に転嫁しているに過ぎません。開催に反対する報道ばかりするTV局は、責任を持ち、「五輪放送しない宣言」をすべきです。

マインド変化の為に五輪開催を。
北京五輪開催後は中国とロシアの動きに注意です。
共産党のメディア工作部隊に騙されてはいけません。