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05月05日。こどもの日、静岡県知事が国益を?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「こどもの日」です。

端午の節句のお祝いで、ちまきや柏餅を食べる風習があります。柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから、子孫繁栄の縁起物として柏餅が食べられるようになったと言われています。また、鯉は生命力の強い魚である事から、「どんな環境にも耐えて立派に成長してほしい」という願いを込めて、鯉のぼりが飾られるようになりました。

最近は核家族の影響なのか?鯉のぼりを見る機会も無くなりました。少しづつ、日本の伝統風景が失われていくのは残念です。今日は柏餅でも食べようかな?

静岡県知事が国益を?

難癖つけでリニア阻止?
世界に先駆けて実用化が目前のリニアモーターカー事業が静岡県知事の川勝平太氏の難癖で中断されている。
川勝知事は大井川下のリニア工事により、大井川の水量が不足し、住民生活に県民約62万人に影響を与える、「水1滴も県外流出は不許可」と「命の水」だ。と工事に難癖をつけ続けている。

インフラ工事で水一滴も流出をしないで工事など不可能であり、川勝知事の理屈だと全てのインフラ工事は不可能という事になる。
大井川の下を通る僅かな距離が完成すれば、リニアモーターカーが現実になるが、川勝知事の難癖で国家が誇る最新技術が阻止されているのが現状だ。
これに対し、JR東海は二つの案を提示している。

JR東海の二つの水対策案?
A案:「工事中に出る湧き水を、導水路トンネルで大井川に戻す。」という案。
B案:東京電力が発電に使用している田代ダムから減った分の水を廻すという案で東京電力は承諾済だ。

何が何でもリニアは通さない?
JR東海が示した2案のうち、山梨県内のトンネル工事で湧き出た水を大井川に戻すA案は「水質や生態系に影響が出る」などとして一蹴し、B案については、度重なる交渉の末に取水制限を取り交わしたいきさつがあり、今回のJR東海の提案はそうした「重要な約束」を無視したものだとして、強く非難した。
要するにどんな案を提示しても、水一滴の価値を理由に反対姿勢を変えないという構えだ。

ちなみにJR東海案に関して、大井川の下流の焼津市長は案を評価しており、難癖をつけ続ける川勝氏を批判する知事も出てきている。

確かに大井川の下で工事をすれば水が消失するが、専門家の計算によると、覆工コンクリートが無い状態で毎秒2t消失に過ぎず、土の壁に覆工コンクリートが施行されれば、ほとんど消失しない。また、東京電力が管理する田代ダムでは、水が毎秒5 t 貯まる計算であり、工事の減水分より溜まる水の方が多いのだ。
川勝知事はトンネル工事に発生す水の消失には難癖をつけるが、田代ダムに流入する水に関しては、一切批判していない。川勝知事は何が何でもリニアは通さないつもりだ。

◆川勝知事が言う「命の水」は減らない◆
川勝知事は、大井川の源流部でトンネル工事を実施すると水量が減少し、大井川の水を利用する県民約62万人に影響が出る、と危機感をあらわにしている。

その危機感のもとになった大井川の減水量について、静岡県側はJR東海側が最初に提出した環境影響評価準備書(13年)に基づいて「毎秒2t(トン)」の数値をあげている。この水量が減少すれば、東京ドーム1杯ずつ大井川の水が1週間で減ることになる。その水量が、県民62万人分の生活用水に匹敵すると静岡県は主張する。

一方、JR東海の環境影響評価準備書を良く読むと、「最大で毎秒2t減水と予測」とあり、それも「覆工コンクリート等がない条件」というただし書きがある。

「覆工コンクリート等」とは、トンネルを掘削する際に、壁面を覆工コンクリートや防水シート、薬液注入などによって湧水を極力低減させる技術で、リニアのトンネル工事には施設される。これらの工法は、国内各地のトンネル工事でも湧水を防ぐ効果をあげている。「覆工コンクリート等」の対策を施すことを考慮すれば、毎秒2tは減水しないものと考えられる。

さらにJR東海は、トンネル開通後、トンネル湧水は全て大井川へ流すと明言しているため、川勝知事が言うところの「命の水」は減らないはずなのだ。
ITmediaビジネス:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/01/news015_2.html

川勝知事は一刻も早くトンネ工事を再開すべきだ。

静岡県民の民度も試されている。
難癖知事が国益を損ねている。