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11月03日。文化の日、大阪都構想反対は維新潰しだった?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「文化の日」です。

「1946年のこの日、平和と文化を重視している日本国憲法が公布されたことを記念し、1948年に国民の祝日として定められました。また、明治天皇の誕生日だったことから、1947年までは明治節という祝日でした。 」

息子の高校の文化祭はコロナ禍の為に中止になりました。毎回、自慢の門も今回はお預けです。全国の高校でも、自粛が相次ぎ、高校生活の思い出が残らなくて残念です。もう、コロナも落ちついていると思いますが、受験を控えている生徒もいるので仕方ありません。

大阪都構想反対は維新潰しだった?

全ては改憲阻止の為に?
公明党より日本維新の会だ。

残念な事に11月1日の大阪都構想の住民投票の投票結果は接戦の上、反対が上回りました。しかし、この結果を招いた一番の原因は毎日新聞一面で「市4分割 コスト218億円増 大阪市財政局が試算」という誤報の記事を投票日直前に出した事です。この試算は市長の知らないところで行われ、報道機関に伝えられました。「大阪市を四つの『自治体』に分割した場合」という書き出しで、総務省が規定する「基準財政需要額」がどうなるかという記事でしたが、218億円増というのは、「政令市」の場合で、捏造試算であったと大阪市財政局長が再び記者会見もしています。しかし、毎日新聞は「四つの自治体」と報道した事で、間違いでは無いと訂正しませんでした。結果、誤報を信じた住民は反対票を投じ、僅差で反対という結果に。
高橋洋一氏も述べていますが、毎日新聞は投票日に合わせて、故意に誤報を流したのだと思います。なぜ、松井市長の知らぬ所で、試算がされ、毎日新聞が反対派の援護射撃をしたかと言うと、それは市役所職員の反乱(自分達の職場が失われるのは嫌だ)と菅内閣と仲が良く、憲法改正の後押しをする松井氏を排除する為に野党や左翼活動家、維新に危機感を感じ公明党が手を組んだのです。辻元氏の気合の入り方を見ても憲法改正阻止に動いているのが伺えます。
大阪で維新が敗北した事は痛手ですが、そろそろ維新も本格的な国政政党を目指すべきなので、体制を整える意味で、むしろいいチャンスかもしれません?

大阪都構想再び反対 菅首相の政権運営にも影響
「大阪都構想をめぐる住民投票が反対多数となったことは、日本維新の会と良好な関係を保つ菅義偉首相の政権運営に影響を及ぼしそうだ。全国に勢力を広げたい維新の戦略にも水を差した。地元で維新と対峙する自民党大阪府連には次期衆院選に向けて追い風となったが、賛成に回った公明党との溝は深まるなど、各党の選挙戦略にも複雑な影響を与えるとみられる。首相は1日夜、今回の結果について、周囲に「国政ではない」と語り、政権運営への影響を否定した。しかし、地域政党「大阪維新の会」と国政政党の維新双方で代表を務める松井一郎大阪市長は令和5年春の任期満了をもって政界引退すると表明し、松井氏に近い首相には痛手だ。国政で維新が勢いを失えば、憲法改正や重要政策での共闘も効果が限られ、政権運営上のメリットは薄れる。」
出典:産経新聞 https://www.sankei.com/politics/news/201101/plt2011010019-n1.html

公明党と改憲反対の思惑が一致?
記事にもある通り、憲法改正を議論する場合では、盟友を失った菅首相は辛い立場に追い込まれました。国家感が異なり、憲法改正に反対の公明党に対し「連立するなら公明党では無く、維新とすべき」という政治家、国民の声は多いですから、公明党にしてみれば、今の時点で松井氏率いる維新は潰しておく事が目的です。思惑通りに松井氏は、人気満了後、政界を引退する事となりましたが、世界が二分化され、中韓の動きが怪しい今こそ、憲法改正は成し遂げなくてはなりません。虎ノ門ニュースで竹田恒泰氏が語っていましたが、「大阪市廃止」というキャッチコピーがダメだったといいますが、僕も同感です。「大阪市廃止」では、希望を感じませんからね、もっと希望を感じるキャッチすれば、良かったのに?

個人的に維新には頑張って頂きたかったのですが、都構想の理念を失った今では存在すら怪しくなってきました。何よりも重要な憲法改正が宙に浮いてしまうのが心配でしたが、安倍前首相がチクりと野党を牽制した様です。

安倍前首相 憲法改正「もう言い訳は通用しない」 野党を牽制
「安倍晋三前首相は1日、憲法改正について「安倍政権の間は憲法改正しないと野党は言っていたわけだが、今は菅義偉政権なので、その言い訳はもう通用しない」と述べ、議論に消極的な立憲民主党などを牽制した。山口県長門市で、首相を辞任後初めて父・晋太郎元外相の墓参りをした後、記者団に答えた。安倍氏は「憲法について議論すべきだというのが国民の民意だろうと思う。それに応えていくのが国会議員の職責で、憲法の議論こそ国会議員が自分の見識を示す機会となる。機運を高めていくために私も努力していきたい」と語った。」
出典:産経新聞 https://www.sankei.com/politics/news/201101/plt2011010012-n1.html

いいですね、安倍さん。野党にはこのロジックで対応しましょう。「安倍政権の間は憲法改正しない」
と言っていたのですから、今は菅政権、約束通り改正議論に応じてもらいましょう。
大阪維新の会の理念は失われましたが、国政政党として日本維新の会には躍進して欲しいですね。政府に意見出来る常識ある野党は日本維新の会だけです。親中、憲法改正反対の公明党は必要ありません。次の衆議院選挙で日本維新の会の躍進を期待します。