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10月27日。テディベアズ・デー、アマゾンで買ったバッテリーが?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「テディベアズ・デー」です。

「第26代アメリカ合衆国大統領のセオドア・ルーズベルトの誕生日にちなみ、1998年に日本テディベア協会により制定されました。セオドア・ルーズベルトが、熊狩りで小熊の命を助け出したというエピソードから、彼のニックネームである「テディ」という名の熊のぬいぐるみ「テディベア」が発売されました。」

「テディベア」は世界中で一般的な縫いぐるみです。日本の各地に「テディベアミュージアム」が存在し、その人気の高さが伺えます。僕も一度は訪れてみたいです。

アマゾンで買ったバッテリーが?

素人セラーシステムで責任回避?
全てはアマゾンの思惑通り?

大手通販サイトのアマゾンで購入したモバイルバッテリーが原因で火災が起きた様です。これまでも、過去に中国製品の粗悪なモバイルバッテリーから出火する事が度々、報道されてきましたが、アマゾンでは平然と粗悪品中国製バッテリーを販売しています。我が街でも数年前に安価な電源ケーブルを購入した事で家が全焼した事があります。バッテリーや配線類は慎重に選んだ方がいいですよ?
そもそもですが、アマゾンのセラーは殆どが一般国民で、販売の素人。中国のサイトで安価な商品を仕入れて販売する「せどり」です。アマゾンが製品に対して責任を持たないシステムとして、今の「素人セラー制度」を運営しています。全ては責任転嫁の為の販売方法です。アマゾンは売上の一部が手に入ればそれで良いのです。何か問題があった時の問い合わせのメールに書かれている担当者はほぼ、日本人ではありません。社員のほとんどを中華系に席巻されているアマゾンで中国製品の審査などする訳がありません。最近では、中国製品の質もかなり向上し、僕自身も購入していますが、買うのはXiaomiやアンカーといった評価の高い商品でバッテリー類は安価でも絶対に手を出しません。家族に買う時には高くても国産の物を購入していますが、安心感、アフターフォロー、賠償責任を考えると、仕方ありません。

セラー関係の仕事をしていた?
実はアマゾンセラー関係(小さな合資会社)の仕事をしていた事があり、少しは実情に詳しいのですが、アマゾンのセラーが仕入れるのはアリババでは無く、「1688」や「淘宝」という中国人が購入するショッピングサイトです。「battery」と打ち込んで検索すると、価格のあまりの安さに驚愕すると思います。じゃ、俺も「せどり」をしようか?と思うかもしれませんが、基本的に日本への直接の発送はしていません。セラーは中国人アルバイトを現地で雇い、検品して日本へ送らせているのが現状です。工場から直接、発送すればもっと安価になると思いがちですが、検品をしないと数が違っていたり、違う商品だったりするのは、日常茶飯事。日本人の感覚とは程遠いのが実情です。アマゾンの商品の写真にも注意が必要です。いい加減なセラーは、同じ商品の画像をパクッて、少し手を加え、販売しています。僕も被害に遭った事があり、セラーに指摘すると、「写真加工は外注に出しているので、私達は知りませんと嘘ぶきます。同じ商品で同じ画像だけど販売者が異なる場合は要注意です。アマゾンもアマゾンならセラーもセラーなのです。どちらも一癖あるのがアマゾン通販サイトである事を肝に命じ、購入して下さい。

アマゾンに賠償求め提訴へ 原告男性「欠陥品で火災」
「ネット通販大手「アマゾン」を通じて海外の業者からバッテリーを購入した男性が、欠陥製品だったため出火し、自宅が燃える被害を受けたのはアマゾン側が販売業者や商品の審査を怠ったためとして、米国の本社と日本法人に賠償を求める訴訟を東京地裁に近く起こすことが24日、分かった。
男性の弁護士によると、消費者被害を巡り海外にあるプラットフォーマー本社の責任を問う訴訟は異例。ネット取引が一般的になった一方、出品者と購入者のトラブルは増加しており、特に相手方が海外の場合、交渉すら困難なケースが多い。取引を仲介する立場の責任を求める声が上がっており、訴訟は注目を集めそうだ。」
出典:livedoorニュース https://news.livedoor.com/article/detail/19112168/

自己責任でもある?
個人的意見ですが、過去にも海外製(中国製)バッテリーの火災は報道されており、安全性より安価な価格を選択した以上、ほぼ自己責任かも?表に出ないだけで、トラブルは相当あると思います。でも、表面化しないのは価格が安いからです。国産品に比べ、圧倒的に安い価格での購入は失敗しても「まあ、いいや。返品も面倒だし、違うのを買おう」となる方が殆どだからで、その事はアマゾンの戦略の一部でもあります。圧倒的に安い価格は不満と不正を覆い隠す効果もあるのです。アマゾンは各店舗の棚を提供しているだけで、全体の経営者ではありません。法律上も販売責任は個々のセラーにあると弁護士と理論武装している可能性が大です。

提訴は大きな一歩かも?
しかし、今回賠償責任を求め提訴した事により、責任の所在を明らかにする意味では、大きな一歩です。賠償責任を求めるのであれば、セラーも提訴すべきです。過去、アマゾンの仕事では自動車部品等も扱っていました。僕は車好きなので、ボルト1本の材質や強度が心配でしたが、経営者は利益率ばかり頭にあり安全性など気にもしてませんでした。バッテリーや自動車部品など、安全性が求められる商品を購入する際には注意が必要です。同じ商品なら安く買いたいのは当たり前ですが、国産品と中国製品を価格で比べるのは辞めた方がいいです。海外製品に日本製品の様にSGマークなどありません。全てはアマゾンの思惑通りになります?

政府認定の保険制度を?
メルカリやネットオークションでも安全性を問われる商品が野放しに売られていますが、今後、素人でも安全性を問われる商品を販売する際には、一定の保険を掛けて販売する必要がありそうです。国民総セラーになりつつある現代です。
安心して取引するには、政府主導でネット販売の保険制度を検討する必要がありそうです?