理不尽」タグアーカイブ

01月14日。タロとジロの日、今日からセンター試験だが?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「タロとジロの日」です。

1959年のこの日、南極観測隊に同行し、救助できずに、およそ1年の間取り残されていた樺太犬の「タロ」と「ジロ」が生きていることが発見されました。タロとジロは、15頭の犬ぞり隊のうちの2頭の兄弟犬でした。この出来事は『南極物語』という映画にもなりました。

Wikipediによると、タロは第4次越冬隊と共に、1961年5月4日に4年半振りに日本に帰国。1961年から1970年まで札幌市の北海道大学植物園で飼育され、1970年(昭和45年)8月11日に老衰のため14歳7か月で没。人間でいえば約80-90歳という天寿を全うしての大往生であった。死後は同園で剥製として展示されている。またタロの血を引く子孫の犬が日本各地に散らばっている。との事です。

今日からセンター試験だが?

理不尽な入学金?
2023年度の大学入学共通テストが2023年1月14日(土)、15日(日)に実施される。受験生にとっては、運命の日だ。

我家の息子は、某、有名進高校に通っていて、大学は東大以外、許されない様な学校がったが、2021年の受験では見事に失敗し、1年浪人した。
2022年は、東大を目指す事は諦め、滑り止めの大学としとして、中央大学、立教大学、明治大学と私立大学を受験したが、3校とも合格だった。

滑り止め大学は確保できたが、問題は、入学金の手続きだ。
私立高校も同じだが、他校を受験する前に入学金を納める必要がある。他校を受験する前に合格した大学の入学金を納めないと、合格した権利を失うのだ。
1回も大学に通う事なく、20万以上の入学金を納めなければならない。
これでは、お金の無い家庭は滑り止め大学を受験する事は出来ないし、偏差値の高くない中堅校の日大等が儲かるばかりだ。

こういう理不尽な制度は、是非改革して欲しい。
結局、息子は旧帝大である北海道大学に行く事が決まり、今は一人暮らしで大学生活を送っているが、親としては、失った70万近くのお金が悔やまれる。
政治家の皆さん、私立大学合格にした際の入学金はせめて、半分戻る様な制度に改革して下さい。

私立大学の入学金制度改革を。

04月19日。飼育の日、名門進学高校の応援団廃部?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「飼育の日」です。

2009年に公益社団法人 日本動物園水族館協会より、4と1と9の語呂合わせから制定されました。動物園や水族館の役割を理解してもらうことを目的として作られました。

自分は現在、銭亀を飼育しています。当初は雄・雌のつがいでしたが、やがて雄の尾が食いちぎられ、ストレスからか?死んでしまいました。雌は元気にもう10年、生きています。人間も生物も雌の方が強いですね?最後まで責任を持って飼育します。

名門進学高校の応援団廃部?

時代に合わなくなったのか?
理不尽こそ応援団の証?
消えるな、応援団?
応援団受難の時代?
親族に埼玉の県立浦和高校に通っている男子がいます。浦和高校と言えば、全国の公立高校の中で東大進学率がナンバーワンの男子高です。体育学校とも言われ、夏の遠泳や秋の埼玉(学校)~古河マラソンへのマラソンは有名です。スポーツではラグビーが強く、花園出場も果たしています。

この高校に入学すると、入学式の後にある儀式が待っています。会場の体育館は真っ暗にされ、応援団が竹刀を床に叩き付け、威嚇しながら、新入生を迎えます。入学合格発表の際に合格した生徒は当日に宿題と校歌を納めたCDを渡されます。学校の伝統として、入学式までに校歌を覚えてくる事が必須になっており、応援団は新入生が校歌を覚えてきたか?式典の檀上からランダムに生徒を呼び出し、校歌を歌わせます。歌えなかったら、応援団全員に責められます。この儀式が不安で仕方がない新入生も多い様で、入学式シーズンになると、ネットで話題になります。

そんな応援団ですが、彼等は何より学校の為に活動しており、スポーツの試合には欠かせません。多くの応援団がそうである様に夏でも長ランを脱ぐ事は許されず、先輩を見かければ、独特のポーズで敬意を表します。
応援団というのは、言い換えれば理不尽を我慢する活動です。体育祭では、新入団員は銀杏の形に頭を坊主カットされ、先輩達は日頃の成果をお披露目し、全生徒の注目を浴びる演武を行います。体育祭では名物の泥かぶりも行われ、一気に盛り上がります。そんな、応援団ですが、コロナの影響もあるのか?新入部者がおらず、卒業式後の学注もコロナで中止。今や廃部の危機になっており、とても残念です。

◆新入団員ゼロ…県立浦和高、伝統の応援団に存続の危機 団旗再び翻すため、OBらから復活願うエール◆
「新型コロナウイルスの感染拡大を受け学校行事や部活動の大会が次々と中止になる中、埼玉県立浦和高校(水石明彦校長)の伝統ある応援団(1951年創設)が存続の危機に追い込まれている。活動もままならぬまま新入団員はゼロ。応援文化の継承を願い、在校生やOBから激励の“エール”が相次いでいる。休校措置が明けた6月下旬、同校中庭で新入生勧誘の催しが行われた。入部締め切りの同29日、待ち望んだ新入生は現れなかった。2年生は途中でやめてしまっているため、このまま本年度中に新たな入団者がいなければ同校応援団は正式に休止となる。顧問の塩原壮教諭は「行事が従来通りであれば、応援団の持つ魅力が伝わったはず」と無念さを口にする。」
埼玉新聞:https://this.kiji.is/668670577601840225?c=39546741839462401

消えるな、応援団?
ラグビーや応援団を経験していると、就職に有利だと聞いた事があります。どんな逆境にも耐える精神力や団結力が企業にとって、魅力なのだと思います。そんな応援団が消滅してしまうのは残念です。今の日本は何かと言うと人権が叫ばれ、パワハラやハラスメントなどは社会的に許されません。そんな社会で育ってきた今の高校生から見れば、応援団はパワハラなのでしょうか?
将来、社会に出れば、世の中は理不尽な事だらけです。高校生の内に理不尽を克服し、団結を経験する事はお金で買えない経験であり、消滅は残念でなりません。
何より、後輩にご飯を御馳走してきたOBは悔しいでしょうね?東京オリンピックで学生の応援団が演武をするかも?という噂もありました。日本的な応援団が世界に紹介されれば、かなりのインパクトあったでしょう?全国の高校から応援団が消滅しない事を祈るばかりです。

応援団の歴史?
「旧制高校で応援団が結成されるようになったのは、1894年の高等学校令により旧制高校が全国的に普及し、学生の運動部活動が学外でも展開するようになったことに始まる。1890年代後半には、声援隊、応援隊などと呼ばれていたが、次第に応援団と通称化されるようになった。当初は常設の組織ではなく、対抗競技の際に校友会活動の一環として組織されるのが一般的で、規律的な応援活動を通じて集団的な連帯感情を育て、各校の「善良なる校風の発揚」に高めることが目的とされた。」出典:Wikipedia

※浦和高校の体育祭での応援団の演武をリンクします。男子校ならではの一体感や盛り上がりを感じて下さい。これが見れないのは残念です。
★2011 浦和高校第64回体育祭:応援団 演舞
https://youtu.be/TWUhphOOo9c

※卒業式も応援団の晴れ舞台です。名物である「学注」も必見です。
★浦和高校67期生卒業式学注その1
https://youtu.be/ciqTOUzUh8E

応援団受難の時代?
今の社会は快適になり過ぎて、困難に立ち向かう精神力が落ちています。個人的には不登校は甘えだと思いますが、周りは学校や他の生徒が原因だとし、無理して学校に通わなくとも良いという意見まであります。学校だけでなく、社会に出ても虐めや理不尽な上司は存在します。応援団は、そんな甘えや理不尽を吹き飛ばす存在なだけに、廃部が悔やまれます。生徒もそうですが、親の意識も影響しています。夏でも脱がない長ランなんて、不衛生で受け入れられない、洗濯が大変だ、制服が複数必要だというネガな考えが、応援団受難の時代に結びついている気がします。

我武者羅應援團?
最近、TVで我武者羅應援團なるプロの応援団を見かけます。AKB48選抜総選挙での応援、NHK紅白歌合戦、CM「パズドラ」「ブックオフ」等に出演している様ですが、本来、無償のエールを送る応援団が、仕事になっている事には違和感を感じますし、学生の応援の方が素晴らしいですね。どこか営業的な「わざとらしさ」を感じ、心に響きません。学生の応援団が一番です。

応援団はエールを送る活動です。
応援を背に戦う勇気を貰うのは素晴らしい事。
日本が世界に誇る学生活動だと思います。
東京オリンピックで演武が見たいな?