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11月08日。いい歯の日・維新は救世主か、破壊者か?





おはようございます。

今朝の「今日は何の日?」

今日は「いい歯の日」です。

11と8で「いい歯」と読む語呂合わせと、80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという「8020運動」の一環として、1993年に日本歯科医師会により制定されました。口の中の健康を保って楽しく食事をしてほしいという願いが込められています。

人生でやり直したい事といえば、歯の管理です。虫歯で失った歯が悔やまれます。昨今の子供は矯正が当たり前で、息子も矯正を行っています。欧米と同じで歯は、その人の生活感を表す大事なバロメーターになっており、歯並びはデンタルモラルとも言われています。子供の頃から「8020運動」を周知して欲しいものです

維新は救世主か、破壊者か?

イケイケの維新が?
コロナ過でベーシックインカム?
生活より経済効果が目的?
イケイケ維新の勢いが止まらない。衆院選において、議席を4倍の41議席に伸ばし、野党第2党に躍進した事で、憲法改正勢力の大きな味方になった。

特に改憲については、やろうと思えば出来た改憲をあえてしなかった自民党を批判し、煽っている。
副代表の吉村知事は「自民党は改憲本気でやる気ない。憲法審査会は結果の出ない井戸端会議。自民が本気で腹くくってやるなら維新は協力する。」と会見で延べており、維新はイケイケ状態だ。

憲法改正と言えば、自民党の党是であり、9条絡みの安全保障の話がメインで、「自衛隊違憲論」を解消し、周辺国の脅威に備える為に必要な議論だが、維新の憲法改正論はぼんやりとしていて、具体的に見えて来ない。
維新のHPを見ると、「教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置という3点に絞り込み憲法改正原案を取りまとめた。」とあり、9条も正面から改憲議論を行うとしている。

同じ改憲論者でも自民党とは、異なるベクトルであり、日米同盟を基軸としているが、背後に親中の橋本徹や銭ゲバの竹中平蔵がいると思うと、一抹の不安がある。

コロナ過でベーシックインカム?
コロナ過で飲食業、旅行業、他の関連企業の売上が冷え込み、正社員でも解雇された方は多い。解雇されなくても、ボーナスなど支給されず、住宅や車のローンを抱えている人にとっては、苦しい生活状況だ。にも拘わらず、公務員や議員は満額のボーナスを手にしており、一般国民としては納得がいかない。
今思うと、自分のボーナス支給をSNSで公表し、問題提起した丸山穂高議員が引退した事はとても残念だ。

世の中が不況になると、誰もが、公平な世の中を望む様になり、一瞬、共産党に興味が湧くものだ。今回の衆院選では、野党共闘は失敗し、自民党の受け皿として維新が躍進したが、維新のベーシックインカムに期待する票もあったに違いない。

ベーシックインカムは言い換えれば国民総生活保護の様なものだ。
しかし、ベーシックインカムを導入すれば、年金や健康保険は廃止される可能性が高い。
人は働ける時に働いて稼ぎ、病気や困窮した時に社会保障に頼るのが理想であり、今迄の日本はそうであったが、ベーシックインカムで破綻したら受け皿は無く、もう死ぬしかない。
国がお金を支給しても破綻する国民に政府は手を差し伸べない。

◆<日本維新の会>格差社会を打破し、成長経済を取り戻す「日本大改革プラン」◆
【1】 頑張った人が報われる「税制改革」
公平で簡素な税制により税金逃れの抜け道を封じ、平等な負担を実現する。金融資産を多く持つ富裕層に対して税率が低くなる逆累進性が含まれる現行の複雑な税制は見直し、所得総額に対し一律に課す総合課税と、2段階のフラットタックスを導入する。賃金が増えても税率は変わらず、働けば働くほど手取り収入が増える仕組みだ。

一方で、税本来の富の再分配機能を強化し、所得の少ない世帯でも必要最低限の収入が確保できるよう最低所得保障制度(給付金付き税額控除またはベーシックインカム)を導入。全国民に一律の現金給付または税額控除を行う。実質的な所得減税だ。

年収1億円を超えるような超高所得者にも応分の負担をお願いし、国民所得の平均水準を押し上げることで格差拡大の不安が解消できる。

【2】シンプルで力強い「社会保障改革」
働いても十分な収入を手にできない社会は、若者に将来に対する不安を与え、晩婚化や少子化に拍車をかけている。この悪循環を断ち切るには、年齢に関わらず資産の多い人から少ない人への所得の再分配に切り替えることが不可欠だ。
毎日新聞:https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20211025/pol/00m/010/002000c

世界的に資本主義は行き詰っており、左傾化が進んでいる。
幸いな事に日本は共産党に否定的なので、左翼政権が誕生する事は無いだろう。

躍進する維新は、与党入りを否定し、あくまで自民党に対抗する責任野党を目指しているので、今すぐベーシックインカム制度が検討される事は無いが、イケイケの維新が参院選でも躍進すれば、ねじれ国会を避ける為に与党は維新に配慮する。改革を掲げる維新は魅力的な党だが、同時に未だ得体が知れない不気味さもある。
参院選までに維新はベーシックインカムと改憲内容を国民に丁寧に説明すべきだ。

生活より経済効果が目的?
国民にお金を配る最大の理由は経済を廻す事だ。
消費者である国民の所得の保障を国家がすることで、企業活動が滞りなく行えるようにするのが、ベーシックインカム論の目的であり、維新のブレーンである竹中平蔵の思惑を感じる。

人材派遣のパソナグループを率い、東京五輪やテレワーク推進で、人材派遣を独占し純利益を10倍にしたパソナの竹中平蔵は「私は、ベーシックインカム(BI)、もしくはそれに類似した政策を「究極のセーフティーネット」だと考えています。」と発言しており、ベーシックインカムが維新というより、ブレーンの竹中平蔵の案である事は明白だ。

維新は「成長戦略」の目玉として、「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)へのカジノ誘致を進めてきており、都知事選では、日本維新の会が推薦する小野泰輔候補が「IR推進」を明言していた。

竹中平蔵の目的は、IR関係への独占人材派遣で儲ける事。
東京五輪で人材派遣を独占した様に、自らルールを作って、パソナをIRにねじ込むのが目的だ。
竹中平蔵をブレーンとする限り、維新を全面的に信用出来ない。

改憲勢力として力強い維新だが、具体的な方針が見えて来ない。
コロナ過で疲弊した国民と経済を救うのはどの党か?
維新は救世主か、破壊者か?