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03月21日。カラー映画の日、浅草の老舗が閉店してた?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「カラー映画の日」です。

1951年のこの日、国産初のカラー映画として、『カルメン故郷に帰る』が公開されました。この映画は、ほぼ全編を浅間山山麓でロケーション撮影し、当時の呼び名で「総天然色映画」として話題を呼びました。

「カルメン故郷に帰る」は木下恵介の作品で、内容は、「西洋文化の自由を象徴するストリッパーとしてのプライドを賭け、芸術家と名乗り、保守的な故郷の村へ里帰りし闘う女性を高峰秀子が演じます。」という事です。因みに、アマゾンプライムビデオで300円~レンタル出来る様です。

浅草の老舗が閉店してた?
昨日、5年ぶりに東京、浅草の五重塔の回向に行ってきました。五重塔は中に位牌がある方のみ入場が可能な施設です。車椅子の自分でも自動昇降機があり、難なく中に入る事が出来て一安心。生でお坊さんのお経を聞くと、何だか身が引き締まります。

浅草といえば、「金龍山のあげまんじゅう」が有名で、祖母の時代から買い続けている浅草のお土産です。しかし、その金龍山が昨年の夏に閉店している事を知り大きなショックを受けました。

超高齢な方が商売をしていたので将来が心配でしたが、ネットの情報によると閉店理由はコロナでの営業不振の様ですが、そもそも家賃の値上げが響いたのだと思います。

浅草の仲見世は元々、東京都の所有で以前は10坪で月15000円という激安家賃でしたが、浅草寺が仲見世の建物を買い取り、賃料が約16倍の月25万円になった事も影響していると思います。

参拝客を楽しませていた、江戸時代である延宝3年(1675年)から300年以上続く老舗あげまんじゅう屋を閉店に追い込んだのはコロナでは無く、皮肉にも浅草寺だったのかもしれません?
仲見世に数多く存在する、あげまんじゅう屋は金竜山のパクリです。
本物を食べれなくなり残念でならない。

台東区、浅草寺

元祖、あげまんじゅうのお店。

浅草寺については、知らない人はいないと思います。僕は年に数回、先祖の供養の為に訪れますが、多くの方は観光で訪れる事でしょう。(外人が多いね)そこで、このブログでは、ありきたりな浅草寺の情報では無く、違う角度から、皆様に情報発信したいと思います。お寺の詳細な情報は多くのサイトで紹介されているので、ここでは割愛します。(本当は語れないんだろ?)

雷門から仁王門まで続く、参道ですが、ここには多くのお店がありますね。食に焦点を当てると、「あげまんじゅう」なる食べ物の看板をよく目にすると思います。この「あげまんじゅう」ですが、発祥の店があるのです。ほぼ仁王門に近い右側に位置するのですが、地味な為、目立ちませんが、創業、約300年の金龍山というお店です。ただ、このお店、バラ売りはしていません。6個からの販売なので、(おいしいから、すぐ食べちゃう)観光客に敬遠されているのかもしれませんが、甘さを抑えた、こし餡と独特な皮で揚げられた饅頭は今の若い人でもおいしいと感じるはずです。友達同士でシェアして、ぜひ、食べてみて下さい。

次にご紹介したいのは、五重塔です。

画像は五十塔内部からの撮影。

五重塔の中はどうなっているの?

この五重塔、いつも、閉まっていませんか?でも、入れる時期があるのです。お盆などの供養の時期や、お釈迦様の誕生日等に永代供養の会員のみに開放されます。そう、入れるのは永代供養の会員のみなのです。

僕は会員なので、入れるのですが、永代供養の会員になるには、五重塔の中に永代供養の位牌を購入する必要があるのです。金額は秘密としますが、既にいっぱいで、もう購入する事は出来ません。供養の時期になると、浅草寺から案内状が送付されてきます。中には故人の名前や戒名を記入する用紙があるので、そこに記入して、持参し、五重塔の中で、お坊さんに供養をしてもらうのです。ちなみに、五重塔内部では、毎日、お坊さんにより、お経が唱えられています。

内部ですが、多くの位牌がガラスケースの中に整然と並べられています。その中には、昭和天皇、マッカーサー、ダイアナ妃、その他有名な方の位牌が並びます。戦国武将?という様な家系の位牌もあります。これを探すのも楽しいものです。(楽しいなどと、不謹慎な)

五十塔の頂上にはお釈迦様の仏舎利(骨)が吊るされています。この仏舎利も、参拝出来る日がありますが、平日だと、なかなか足を運べません。画像は、仏舎利参拝の時に撮影した物ですが、通常の供養時に、上に上がる事は出来ません。

頂上に仏舎利がありますが、その真下の中2階?位の所に線香が焚かれています。この線香の火は消える事なく、永遠に焚かれていく事となります。もしかしたら、貴方の周りにも、会員の方がいるかもしれません。一度、中に入られてみては?