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退院して、1年目。MRI検査と障害者年金書類の依頼。




MRI検査と障害者年金書類の依頼。

昨日、6ヶ月ごとの脳のMRI検査に行ってきました。
医療機関はブレンピア西坂戸

なぜ?ここでMRI検査をするかというと、僕が脳梗塞で倒れ、救急搬送されたのは埼玉医大。埼玉医大にも、もちろんMRIはありますが、入院患者の検査もあり、常に混雑状態なので、埼玉医大の脳血管内治療医が出向しているブレンピア西坂戸で、今後検査を受けて下さいと言われたからです。

施設はまだ新しく、スタッフも親切。埼玉医大の医師が出向しているので、何か気になる事があれば、受診をオススメします。

MRIでの撮影時間は約15分ですが、狭い空間でライトを見ながらじっとしていると、「宇宙旅行の冷凍冬眠ってこんな感じなのかな?」と毎回思います。
MRI撮影の後は主治医の詳しい説明があります。

ここは評判の様で多くの方が待っていました。

僕は前回、障害者手帳の申請書類をお願いして、無事、障害者手帳3級を得ましたが、医療費と薬代無料はとても助かっています。(自治体によって対応は異なると思います。)

検査の結果は異常無しですが、再発の危険性はあるので血圧には注意する様、指導されました。
前回の障害者手帳の申請書類に続き、今回は障害年金申請書類をお願いしましたが、「はい、書けますよ。時間は掛かりますが書きましょう」と言って下さいました。

MRI撮影の料金は国民健康保険で、6750円です。(無保険では受けられませんね)

障害者年金の申請については、専門とする行政書士が存在したりと難しそう?ですが、妻の協力の下、自力で申請します。
僕の場合は、左脚の足首から先が動かず、MRIの画像でも、脳の該当部分が欠損しているので、問題なく申請書類を書いてくれるのだと思います。

先生に聞いたのですが、障害者手帳と同時申請でも問題なかったとの事。要は機能がこれ以上、改善しないと確定された時点で障害者年金の申請が可能なので、脳の一部欠損の僕はそれに当たると。

もし、同じ様に障害者手帳や障害者年金を希望する方は、障害の機能改善が認めらない時点で申請が可能なので、医師と相談すると良いと思います。

誰も親切に教えてはくれない?
障害者手帳や障害者年金は自分で調べて制度を知りましたが、本来はケアマネ等がアドバイスしてくれると良いのですがね?知らなければ、何の補助も受けられないままです。

同じ様に脳梗塞で悩んでいる方、入院している方は、退院後の障害者手帳、障害者年金の申請をどの医師に依頼するのか?決めておいた方がいいですよ。

皆様のリハビリ生活が有意義な情報になれば幸いです。

アラ還の脳梗塞リハビリゲームは続く。




ゲーム進行状況?

放置少女はレベル54に。
僕にとっては、放置少女では無く、放置孫娘ですね。(笑)

元々、ゲーマーでは無いので、放置少女の細かい仕組みは理解していません。
能力に適しているのは、単純なモンスターストライクですね。

そのモンスターストライク、阿修羅討伐の為にロボットキラーの沖田総司を運極にし、運極に挑戦中ですが、これが難しい。

ゲージショットに失敗してダメージウォールに突っ込む事が多いです。

脳梗塞のリハビリとして、モンストはタイミングと角度、アビリティを考えてプレーするので、高齢の方でも記憶と予測が必要で、ボケ防止、リハビリには最適だと思います。

今、入院中の貴方も、トライしてみてはどうでしょう?

きっと、看護師さん、療法士さんとも話題が増えますよ。

そうそう、入院中に考えておく事は退院時に合わせて、障害者手帳を申請するか?これは重要な事なので、ケアマネさんや、担当医と相談しておくべきです。

僕の様に1年経過しても申請は可能ですが、入院可能な日数、半年位の方が簡単に申請出来る様です。障害者手帳の記事もありますので、参考にして下さい。

障害者手帳の申請をしてきた。




ブレンピア西坂戸へ。

ブレンピア西坂戸の、担当医に依頼してた手帳用の診断書が出来たとの連絡を受け、家内と一緒に診断書を受け取りにいきました。

診断書の料金は10000円でした。高い!X_X

自費なので、想像していた金額より高かったです。

でも、手帳用の診断書を書ける医師は限られますので、仕方ありません。
診断書以外にも、身体の採寸や問診もあったので、この位の費用が掛かる様です。

僕の場合は、脳梗塞で救急搬送されたのが、埼玉医科大学だったので、医大の担当医に診断書をお願いしていますが、診断書のみの依頼で、ブレンピアに依頼しても、断られると思いますので注意して下さい。(医大の先生はブレンピアに出張しています。)

血圧の薬の為に街医者にも通院していますが、医大の先生曰く、「たぶん診断書は書けないだろう?」という事です。詳しくは医師に相談して下さい。
身体障碍者福祉法 第15条の指定医師か?我々にはわかりませんね。

当日中に、役場へ申請したいので、他に揃える物があります。

まずは、証明写真の撮影です。
近所の本屋にあるセルフの機械で撮影しましたが、3×4cmが必要で、1000円です。

撮影に困りました。まず、撮影BOXの段差です。
BOXの中に入るのに一苦労。

中の回転する椅子はクッションも無く、座ると身体が麻痺した悪い方に傾きます。何とか、バランスを保って、撮影終了。カットはしていませんが、そのまま役場へ直行。福祉課へ提出すると、カットしてくれました。助かります。

障害者手帳の申請に必要な書類は

①身体障碍者福祉法 第15条の指定医師の診断書。
(僕の場合は埼玉医科大学の脳血管内治療科、担当医)
※一般の街医者では無理な様です?。
②個人番号カード、通知カード。
③本人確認書類(免許証等、顔写真付き証明書)
④写真(上半身脱帽・1年以内に撮影)1枚(3×4cm)

⑤印鑑(認印可)
以上です。

各自治体に寄って、内容は異なる可能性があります。
提出に料金はかかりません。

受理されると、受けられるサービスの冊子が渡されます。

窓口では、自動車税の優遇について、説明を受けました。基本的には手帳を受け取ってからの申請ですが、普通車の自動車税に関しては事前に、申請出来る様です。

また、手帳取得後でも、申請時に遡って、割引が適用されます。軽自動車に関しては元々、安価なので、自動車税の納付時に申請する事で翌年から適用されるみたいです。(各自治体により異なると思います。)

障害者手帳取得による主な優遇は?

①自動車税、自動車取得税の減免。
(本人で無くとも、家族の車でも利用する場合はOKです。)
NHK受信料の全額、半額免除。(取得手帳の等級による)
③公共料金の割引
(有料道路、バス運賃、JR運賃、)
④携帯電話基本料金の割引
等があるので、家内と相談して、手帳交付時に申請したいと思います。

自分の町では、手帳交付に2ヶ月程、掛かる様です。
交付されたら、またご報告したいと思います。

僕は誰にもアドバイスされず、1年経過してから自分で調べて申請に至りました。

現在、リハビリ入院中の方は6ヶ月時点で請求した方が簡単な様です。

皆様の参考になれば、幸いです。

脳梗塞後の治療に期待する事。




脳梗塞後、1年を経て期待する事。

女性には厳しいリハビリ内容?

左半身麻痺の僕の場合、脳梗塞のリハビリ病院へ転院すると、装具を作り、左脚を鍛える為に重心を左脚にかけて、歩く練習をしますが、残念な事に次第に左脚が変形して、極端なO脚になってきます。

男性の僕でも気になりますから、若い女性だったら、自分の脚を見て、とても悲しむと思います。

リハビリで悪い部分を改善する代わりに足が変形するのでは本末転倒な気もしますね。
リハビリ業界が進歩して、脚が変形しない療法術が早期に開発される事を望みます。

その為には、手足のリハビリ以外に、早期回復の為、脳のリハビリも重要になってくるか?と思います。

最近は若年層の脳梗塞が増加しています。

次世代の為に、脚が変形しない療法が開発される事を望みます。

女性の方は後悔しない為に、リハビリ病棟に移ったら、事前の相談をオススメします。
脚の変形を受け入れた上で、リハビリを開始すべきです。

装具はリユースの時代へ?

地域の行政によって異なるとは思いますが、脳梗塞後のリハビリに必要な装具を皆さん作ると思います。装具を作る場合、自分の地域では、本人負担が3割です。

この装具を作る件ですが、はっきり言えば、担当医と義肢装具業者との癒着はあると思います。
たぶん、一社独占で入っているのではないでしょうか?

数社、入っていて選べるなら、癒着は無く業者同士の競争だと思いますが、一社であれば、間違いなく癒着があります。

療法士さんは医師に頭が上がらない。

周りも癒着の事は知っていますが、療法士さんは、医師の指導の下、作業をするので医師には頭が上がらす、意見は言えない立場です。問題があっても、「義肢装具業者を変えて下さい。」なんて、絶対、口に出来ません。

新患の度に、新しい装具を作っていては、行政の財源が大変です。
患者も3割負担でも負担は負担です。

装具を見れば分かりますが、メインは金属の棒です。あとは、患者のサイズにあったプラスチックの成型、皮ベルトの装着がされています。

施設には使われなくなった装具が山の様にあります。
実にもったいないです。

メインは金属の棒なので、使いまわしは可能です。
装具のリユースは早期に考えるべき問題です。
使われなくなった装具は低価格でも下取りすれば良いのです。
そうすれば、行政も患者も負担は減ります。

義肢装具業者は収入が減るかもしれませんが、時代はリユースを求めています。

リハビリ後期、外出用の型どりプラスチック装具はリユース出来ませんが、リハビリ初期の長下肢装具なら、メインの金属部分を流用する事が可能です。

リユース専門の義肢装具業者が出現すれば、業界再編、社会的にも支持されるでしょう。

患者に有意義な情報発信を。

実際に脳梗塞患者になり、リハビリ生活を送っている身として、残念な事は「障害者手帳」取得のアドバイスなどは誰もしてくれないという事。
ケアマネ、介護認定の方からも何の話もありません。

自分はネットで調べて、医師と相談しましたが、情弱な方なら、「障害者手帳」も取得出来ないままの方は多いと思います。

ケアマネ以外に気軽に相談できる方も必要だと思います。
ケアマネはどうしても、ある程度利害関係で物事を提案しますからね。