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12月14日。南極の日、ホンダが有終の美を飾った?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「南極の日」です。

1911年のこの日、ノルウェーの探検家であるロアール・アムンセンと4人の隊員らが、世界で初めて南極点に到達しました。また、犠牲者を誰1人出すこともなく、フラムハイム基地へと帰ることができました。

南極の日という事で日本の南極基地を調べてみると、昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地と4つも基地をもっている様です。昭和基地は東オングル島というところにある観測基地で、天体・気象・地球科学・生物学の観測を行っている様です。

ホンダが有終の美を飾った?

ヨス・フェルスタッペン歓喜?
F1に挑戦し続けたホンダ?
一昨日、F1の最終戦(22戦)でアブダビGPの決勝が行われた。今年のF1の21戦までのドライバーズランキングは、L.ハミルトンとM.フェルスタッペンが同ポイントという大接戦だった。
予選の順位は①M.フェルスタッペン ②L.ハミルトン ③L.ノリスという結果だったが、決勝がスタートすると、フロントロウのハミルトンが、抜群のスタートダッシュを見せトップに。このまま、ハミルトンの逃げ切りかと思われたが、レッドブルのチーム力と幸運が、M.フェルスタッペンを優勝させた。

優勝したのはM.フェルスタッペンだが、改めてL.ハミルトンの偉大さが証明されたレースでもあった。途中、ハミルトンをブロックしてフェルスタッペンの勝利に貢献したS.ペレスの仕事は素晴らしかったし、残り5周でウイリアムズのN.ラティフィがクラッシュし、セーフティカーが導入され、フェルスタッペンがソフトタイヤに履き替えられた幸運がファイナルラップへの勝利へと繋がった。

ラスト1周のハミルトンとの駆け引きは、F1がスポーツである事を証明してくれた。
M.フェルスタッペンはF1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つレース界のサラブレッドで、F1ドライバーとしての才能は素晴らしいが、悲願のワールドチャンピオンを手に出来たのは、レッドブルチームの作戦と幸運のおかげだろう。
ハミルトンを抑えてワールドチャンピオンになるには、チーム一丸となって戦う事と幸運が必要であり、容易な事ではない。やはりハミルトンは偉大なドライバーだ。

【アブダビGPの結果は】▼
①M.フェルスタッペン
②L.ハミルトン
③C.サインツ
④角田裕毅
⑤P.ガスリー
⑥V.ボッタス
⑦L.ノリス
⑧F.アロンソ
⑨E.オコン
⑩C.ルクレール
となった。レース後、ハミルトンは「最も過酷なシーズン」でタイトルを手にしたマックスを褒め称えた様だ。いい仕事をしたS.ペレスは残り3周でリタイヤに。日本の角田は4位と健闘したレースだった。

ヨス・フェルスタッペン歓喜?
M.フェルスタッペンがワールドチャンピオンになった事で一番喜んでいるのは、元F1ドライバーで父親のヨス・フェルスタッペンだろう。
ベネトンやティレル、ミナルディに所属したヨスだが、思った様な結果は残せず、優勝回数は0だった。ヨスは4歳からカートを始めた息子マックスのレースキャリアをサポートしてきた。

2016年には息子のことに専念するため、43歳にして現役引退することを決めたが、同年にマックスは、スペインGPで最年少F1優勝を飾り、マックスは「父さんは僕が非常に若い頃から凄いサポートをしてくれた。今日の勝利はそのおかげだ」と感謝の言葉を口にしている。

F1に挑戦し続けたホンダ?
ホンダは、1968年~68年、フルワークス体制の第一期、1983年~1992年までエンジン供給を行った第二期、エンジン供給の形で始まり、フルワークス体制のホンダF1チームに移行した2000年~2008年の第三期、そして2015年~2021年までの第四期をF1で戦った。
コンストラクターズは①メルセデス、②レッドブルホンダ、③フェラーリという結果だが、欧州のスポーツであるF1の世界でフェラーリを抑えて2位になった事は誇らしい。

多くの自動車メーカーはメルセデスのエンジンを基礎に研究、開発されてきた。
日本の自動車メーカーである日産もトヨタもプリンスもメルセデス・ベンツの直列6気筒エンジンをモデルとしていたのは有名な話だ。
それだけ、メルセデスのエンジン屋としての歴史は古く、追いついたホンダの技術力は素晴らしい。ホンダは今期限りのF1撤退後、四輪車事業において、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発に力を入れる様だが、個人的にはEV車の技術革新に繋がるフォーミュラEにも参加して欲しかった。

今期限りで撤退するホンダは有終の美を飾る事が出来、思い残す事は無いだろう。
次の舞台は中国の躍進が目覚ましいEV車業界だ。
ホンダさん、おめでとう、そしてお疲れ様。