事の発端は、7月29日の MX TV 「5時に夢中」でのN国党に対する発言。
「マツコはN国党に対し『ただの気持ち悪い人たち』『ふざけて(票を)入れている人も相当数いるんだろうな』などと発言。」
それに対し、「1票を入れた有権者に失礼だ。謝罪ろ!」と迫っているのが、N国党の立花氏。
今回は、マツコに分が悪い。あれだけ、偉そうにしていた「ご意見番」は、自分が批判されると、ダンマリで逃げ回っている。イメージも崩壊している。
謝罪するつもりは無いらしく、9月いっぱいで番組降板との噂も。
昨日、MXの「5時に夢中」に突撃しようと、MXTV前に現れた立花氏を応援しようと集まった人数も凄いが、ライブの動画視聴者数が凄い。
実に9万人近くの人が、ライブ放送を見ていたのだ。これは無視出来ない数字だ。
僕もその一人だが、不思議な事に民放の記者は誰一人居ない。NHKから民放に流れている人材もいるので、なんらかの申し合わせがあるのかもしれない。また、大きな番組を買う場合はNHKが介在してくると思うので、NHKとは揉めたくないのだろう。
もしかしたら、衆議院選では台風の目になり、大躍進するかもしれない。
N国党の行動力とパワーを見ていると、自民党が打破出来ない既得権益も彼なら打破出来るかも?と期待する有権者は多いだろう。
自民党の「じれったさ」がN国党には無いのだ。
気になるのは、彼の言動。
時に幼稚な言葉を使って相手を挑発するが、彼の支持者でもあまり気分の良いものでは無い。これからのN国党は、立花氏のブレーンにかかっていると思う。マスコミが言葉だけ上手く切り取りマイナスイメージを作る事は簡単。
良いブレーンが脇を固める事を望む。
立花氏の攻撃スタイルは過激だが、既得権益を打破するには、必要なパワーだとは思う。NHKでは揉め事を処理していただけあり、話術、戦術に長けている。物事を動かすには、時に暴力団の交渉術も必要。彼はそれをよく知っている。
暴力団の交渉術。(口で負ける事は許されない)
◎相手の言葉尻を掴んで、因縁を付ける。
◎言われたら、間髪いれず言い返す。
◎相手に反論する時間を与えず、話しつづける。
実際、昔右翼事務所に出入りしていた友人は、先輩に「電話で話す時は相手が一言も喋せない様にまくしたてろ!」と言われてましたからね。
時には、そんな戦術も必要なんです。
育ちのいい自民党議員は野党に対する答弁で、立花氏のスタイルを少しは見習べきですね。
数字を持っている立花氏は政治家として、ある程度の階段は登るかもしれない?
今後のN国党、立花氏に注目したい。
今の所、僕はN国党、応援しています。
N国党は弱者を水戸黄門の「印籠の様に扱い、利用する」れいわ新撰組の様に「背後にいる政党」を感じない。
車両を共産党から借りている「れいわ新撰組」と違い、N国党は少なくとも、共産党との関係は無さそうです。
勝負の行方は?まだ、立花氏が足を掬われる可能性もあり、目が離せません。