月別アーカイブ: 2019年4月

趣味は改造車(だった)フェアレディZ編。

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30代の頃にフェアレディZのZ32に乗っていました。
発売当時はとても手にいれられる金額ではなかったのですが、手に入れたのは約10年落ちのベース車両です。色々と手を入れた思い出の車です。

そのままではつまらないので、3.1リットルにボアアップし、ハイカム、そしてNITRO仕様です。

NITROは映画の様にスイッチオンで爆発的なパワーという訳にはいきません。どちらかというと排気量がアップした感じです。今はどうか?わかりませんが、当時はトラストさえもNITROを扱っていました。

★VG30改3.1リットル
★ハイカム
★NITRO仕様
★クラッチはOSのツインプレート、
★フライホイール軽量
★LSD

この仕様で、最高速は250km位ですが、ターボにも何とかついていけます。
チューニングはすべて栃木県のショップ、アルティメイトで行いました。
リヤのオーバーフェンダーや、フロントのカナードは自作です。
エアロはお気に入りのStillen。精度が高くお気に入りでした。

※当時はZのエアロといえば、このSTILLENとKAMINARIが有名ですね。
どちらもカッコいいです。

この車で雨の高速を180km以上で走行しましたが、空力が良く、安定していました。忘れられない1台です。







それは突然、訪れた。

2018年9月に自宅で仕事中、脳梗塞(くも膜下出血)で倒れました。
現在は左半身麻痺で上肢は回復しましたが、下肢は杖をついて歩くのがやっとの状況です。
現在は通所リハビリ、訪問マッサージを受けて身体のメンテナンスをしています。
思えば前兆がありました。どうも左側の足が痺れる感じがしていて、
病院で検査をうけようか?考えてる最中の事でした。
倒れた時は自宅で仕事中でパソコンの椅子に座っている状態でした。
その時が来たのはわかりました。何か目の前がゆらゆらとしてきて、
次の瞬間、身体が左に傾き、動かなくなりました。
家族に知らせなくては。と思ったのですが、妻はパートに出ています。
携帯に連絡しても仕事中は出ないだおうと思い、最後の力を振り絞って、勤め先の
住所を検索し、会社に電話して呼び出してもらいました。
いざという時でも携帯に出れない場面もありますから、連絡先は日頃から調べておくべきですね。

救急搬送されたのは埼玉のH市にあるS医大〇〇〇〇センター。
搬送された時の事はまったく記憶にありません。気がついたらベッドの上でした。
救急から一般の病棟(個室)に移され、2ヵ月程入院する事になります。
ここの病院は外来でも来た事がり、大好きなスターバックスが入っているので入院中は満喫しました。おいしいコーヒーが飲めるだけで、気分が安らぎます。

まだ身体が自分で支えられないので、車椅子はリクライニングタイプの物になりました。
それでもどうしても身体が左に傾いてしまい、手もだら~んとして、あばらが痛くナースコールするのですが、来た看護婦は見るなり「そりゃ、左に傾いたら痛いに決まってるよ~」とあきれた事を言います。

左に傾く病気なんだよ。好きで傾いてるんじゃないよ。そう言ってやりたかったですが、
この看護婦に何を言ってもダメだろう、と諦め。
この子は、養老院などで、利用者さんが勝手に外に行くのを防止する為の鈴がついた靴を
ファッションで履いている位のおバカさんですから、何を言っても無理です。
正直、五月蠅い。
食事を持ってくる時も「ひゃっほ~い、ほれほれ。」と言いながら持ってくる。
不思議の国から来たのだろうか?呆れます。このあきれた子は次に転院するK園に在籍していたらしく、不安になりました。もちろん、極一部の看護師さんの事です。多くの看護師さんは丁寧でやさしい方ばかりです。
看護師さんには絶対関わりたくない、そう思いながら毎日を過ごしますが、娯楽といえばTVしかない。鈴の音、不思議の国、ストレスが溜まります。

病気の経過を診断する為に採尿をするのですが、「~時までに出してね!」と言われても出ません。
「あと10分以内に出ないとカテーテルだからね!」脅迫めいて言われますが無理です。
結局、尿道カテーテルを入れて採尿。そんな事が数回ありました。

尿道カテーテルは痛いから嫌なんです。入れている所を見るだけでも恐ろしい。
ふと、女子はどうやっていれるんだ?そんな無駄な事が頭をよぎります。

食事は部屋食です。ここの食事はパンも出て、メニューも工夫されています。食事は満足です。

入院してしばらくするとリハビリが始まりました。ここではストックの装具を着けて練習しますが、なぜか血圧が下がりすぎてあまり練習できませんでした。
上肢の左手のリハビリもするのですが、僕の場合、掴んだ物を放す事がうまく出来ません。この時の担当OTには「なんで、出来ないの~」とキレ気味に言われましたが、OTの思う様にリハビリが進むとは限りません。器の小さいOTです。人間なのでその人の性格もあると思います。PTの方は総じて親切でした。

お風呂も自分では入れないので、リフトを使って、湯舟に浸かるのですが、看護婦さん達は3人がかりでずぶ濡れになりながら対応してくれました。感謝です。

入院しているとお風呂に入る事が一番うれしいですね。

食事が美味しく、看護婦さんとも顔なじみになってきたので、ずっとここに入院していたかったのですが、決まりでもうすぐ転院しなければなりません。
転院先は同じ系列リハビリ病院のK園。