蓄膿(副鼻腔炎)について」カテゴリーアーカイブ

蓄膿の記事。






蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。現状。

無事、蓄膿(副鼻腔炎)の手術が終了して

5年以上の歳月が流れますが、唇の痺れ感は、術後、約2年程、続きました。今も微かに感じます。痛みはまったくなく、術後の跡もまったくわかりません。

鼻の調子が悪く、もしかしたら蓄膿かも?

と思っている方は、こんな点をチェックしてみて下さい。

夜、寝ていると、とろっとした鼻水が喉の方へ垂れてくる。
鼻水がとても臭い。色がついている。
日常で、何もないのに、焦げ臭い匂いを感じる。
食べ物の匂いを感じなくなった。
鼻水がつまって、目頭のあたりが重い感じがしてつらい。
奥歯の歯根治療をした事がある。(僕の場合は、これが原因)

以上の事を感じていたら、早めに耳鼻科へ行きましょう。

まずは、抗生物質を呑み続ける事になると思いますが、手術するか?どうかは、症状の改善次第だと思います。薬はだいたい、朝、夜、各1錠飲んで、2ヶ月位は飲み続ける事になります。僕の場合は、改善せず、目の神経に影響を与えるという事から、医師の助言もあり、手術を決断しましたが、術式も今は色々とあると思います。

唇を切開せずに、局部麻酔で鉗子を使った方法なら、体に負担をかけずに手術を行う事も出来るので、自分が手術でしか改善しないと判ったら、セカンドオピニオンを受けてみるのもいいと思います。女性は特に、僕と同じ様な手術をすると、大変だと思います。(顔がかなり、腫れるので。手術の流れはこちらの記事に、面白おかしく書いています。)

初期の段階であれば、漢方等の薬で、自分の体質改善をし、症状を和らげる事も出来るかもしれません。僕の場合は、手遅れでしたが、出来れば、手術は避けたいですよね。その為にも、早めの対策をして下さい。

歯も蓄膿(副鼻腔炎)の原因になります。

上の奥歯は上顎洞に刺さった状態なので、ここに細菌があると、炎症を起こして蓄膿(副鼻腔炎)になる事があるんですね。その場合は、歯科も関係してくるので、大きな総合病院で、口腔外科と耳鼻科の連携が取れている病院へ掛かる事をお勧めします。

蓄膿(副鼻腔炎)の治療は根気が必要。

手術後も、風邪をひいたり、花粉症でも再発します。(鼻に穴が開いているので、通気性が良く、悪化はしない。)中にはもう一度、手術をする方もいる様です。実は、現在、耳鼻科に通っていて、抗生物質を呑んでいます。体調や、風邪などで、再発するんですね。

皆様、お体に気をつけて。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。退院編。

あの忌まわい包帯も鼻の中から無くなった。

退院までは、定期的な診察のみ。あれ以来、B医師の顔はまったく見ないが、ガングロはいつも通り。(あだ名をつけるな)この海の無い土地で、いったいどこで焼いているのか、聞いてやろうと思ったが、武士の情け、やめておく。(使い方が間違っている)

鼻の痛みはまったく無いが、唇が痺れた感じがして、感覚が無い。(一瞬、B医師の仕業か?と疑いをかける)ん、唇?唇っていったいどこまでが唇なのだろう?鼻の下は唇なのか?Wikipediaによると「唇(くちびる、脣)とは、哺乳類の口の回りにある器官である。解剖学的には口唇(こうしん)という。」とある。まあ、上唇だな。(難しく考えるな)その上唇が痺れた感覚で、皮膚はもっこりしている。(顔の骨をカットして、手術したので、手術後にカットした骨で蓋をしてある)

鼻の痺れの原因は?

担当医に聞いてみると、手術の際、上唇を切開して広げるので、顔の神経を圧迫した為だという。「神経には触れていないので大丈夫です。」との事。(失敗じゃないのか?)鼻は痛くないが、ほとんど匂いを感じない。これも神経を圧迫した為なのだろう。(いったい治るのか?)しかし、匂いを感じないと食事がおいしくない。病院食も最後だと言うのに、何を食べてもおいしくない。こうなったら、マックでも何でも食べてやる。(治ってきたら、好き勝手)暇だ。

患者Cさんが入院してきた。

つまらない。新聞ばかり読んでいる。そんな時に、6人部屋のベッドに年配の患者Cさんが入院してくる。この方、どうやら蓄膿副鼻腔炎の手術みたいだ。同じ種の入院だ~。しかし、僕はもう人類へと輪廻転生しているのだ、君とは違う。(死んでいない)へへへ、少し脅かしてやろうか?(質が悪い)手術の経験があるみたいで、全身麻酔の怖さは伝わらない。(くそ、残念だ。ふんどしでも貸してやろうか)

こうなったら、手術の術式の恐怖を植え付けるしかない。そう思い、大げさなジャスチャーで、いかに大変な手術か?を力説する。(性格が悪い)しかし、まだ敵はひるまない。(敵じゃない)今度は、あの包帯引き抜きの儀式の痛さの説明だ。引き抜くのはB医師であると、嘘をつき、更に不安をあおる(罪になる気がする)ゆっくりと1m以上の包帯をズズズズズと引き抜いていく様を、尿道カテーテルを抜いた後の地獄の痛さを、まるでNHKの特別番組の様に臨場感豊かに説明する(受信料払っていないかもしれない)そして、手術後の無様な鼻たれ小僧状態の姿を伝えると、効果があったのか、(効果とは言わない)少し、しょんぼりしてきた。(まずい、やりすぎたかな?)

さすがに気が引けて、フォローしたが、やはり元気が出ていない様子だ。明日は退院。早く明日になって、逃げだしたくなってきた。そして退院の朝、患者Cさんをみると、やはり元気が無い。(罪悪感が身にしみる)頑張って下さい、と声をかけ、(精神病になったらどうするんだ)そそくさと退院して来た。(ごめんね、Cさん)退院後も上唇の痺れは1年以上も続いた。(個人差があると思う)

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蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。手術後2。

待ちに待った包帯を引き抜く日。

良かったね。サラ!じゃない、僕の事。(いつもありがとう、サラ)
ようやく、待ちに待った鼻水包帯を抜く日がやってまいりました。(抜きたいけど、痛いからやりたくない)この包帯を鼻の中から、抜くという行為が、なぜ痛いのか?というと、手術によって、鼻の中に開けられた穴を通して、上顎洞の中に詰めてある包帯を引き抜くからだ。包帯を引き抜くという事は、鼻の中に穴をあけられているので、その傷口を舐める様に引き抜かれる訳で、SMの世界で言えば、究極の?(学が無いので、後が続かない)つまり、痛いのだ。(?)

手術をしたのは、口腔外科。

手術をしたのは口腔外科なんで、歯医者さんでお馴染みのあの椅子に座らされる。(いつ、座っても緊張する)周りに担当のA医師。次に見たことが無いB医師。そして看護婦さん。(ちょっとガングロ。看護婦さんがガングロだとなぜか不安)さあ、儀式が始まる緊張の瞬間だが、なにやらA医師がB医師に手順を説明している。



B医師は、中年に見えるが、この蓄膿(副鼻腔炎)の手術に関しては初めてらしく、彼にとって、僕は絶好の餌食、いやサンプル患者なのだ。まず、A医師が鼻から出ている包帯をつまみ、ゆっくりと、ひっぱり始める。ズズズ、痛い。A医師「痛いですか~?」僕は、この痛みが早く終わって欲しいので、我慢して、「大丈夫です」と答えた。誰でも嫌な事があるとその後のいい事を思い浮かべて、我慢するでしょ。正にそれです。これが終わったら、素敵なビーチでおいしい食事を。(妄想が過ぎる)A医師は包帯をゆっくり引っ張っているが、どうも、引っ張る向きによって、痛さが変わる。

B医師へのバトンタッチが不安だ!

だんだんと、痛みが和らいできた所で今度はB医師にバトンタッチだ。(嫌な予感がする。患者は拒否できないのか)B医師がいきなり、速度を速めて、抜き始める。ズズズズズズズズズ。(もう、永遠にズを書きたい)思わず、いや、わざと敵意を込めて「先生、痛った~~い」と言ってやった。彼の医師としてのプライドなど気にしない。キャリアなんて関係ない!ガングロの前で見せしめだ~。もう、全否定!その声に思わずB医師はビクッ、として凍り付き、目が泳いでいる。すかさずA医師が、こうやって、ゆっくりと。そう説明して、またB医師だ。今度はゆっくりと抜いていくので、それ程痛みはない。しかし、長い、包帯が長いのだ。優に1m以上はあるのだと思う。(わかめや昆布じゃないんだ)やっと包帯が引き抜き終わり、鼻の中を診察して、終了。ああ、退院までもう少しだが、なんだか唇の感覚が無いぞ。

 

前に戻る        退院編に続く。

 

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