おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
「1899年6月20日、初めて日本製の映画が東京の歌舞伎座で上映されました。このとき上映された『芸者の手踊り』というサイレント映画は、撮影から公開までの作業が全て日本人の手によって行われた最古の日本映画とされています。」
昔は歌舞伎座で映画が上映されていたのですね。サイレント映画という事で弁士が活躍していた時代です。僕自身はサイレント映画はチャップリン位です。
コロナ生還の男性に1億2000万円の請求書、米国
「【AFP=時事】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で一度は命が危ぶまれた米国人男性が、治療費として110万ドル(約1億2000万円)の請求書を受け取っていたことが分かった。米紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)が13日、報じた。心臓が止まりそうになる請求書を受け取ったのは、米北西部シアトル(Seattle)の病院に3月4日から62日間入院したマイケル・フロル(Michael Flor)さん(70)。一時は、妻や子どもたちに別れを告げられるようにと看護師らが電話の受話器をフロルさんの耳に当てたほど、死が間近に迫っていた。
だがフロルさんは回復。5月5日に看護師らから声援を受けて退院したものの、その後181ページにわたる総額112万2501ドル4セント(約1億2051万1712円)の請求書を受け取ったという。」
出典:AFP https://www.afpbb.com/articles/-/3288215
生還しても死にたくなる請求金額。
米国の医療費が高いのは周知の事実ですが、1億2000万円の請求書が来たら、腰を抜かしますね。
これでは、退院しても経済的理由から死を選ぶ人もいるでしょうね。
検査費用もバカ高い。
僕は脳梗塞後の経過を見る為に半年に一度、MRI検査を受けますが、検査費用6000円弱でも高いと思います。米国でMRI検査を受けたらいったい幾らなのか?調べると約160万円らしく、もはや検査で無く、MRIの機械自体をリース契約出来そうな金額です。医療費については州や病院によってかなりの差があるみたいで、中でもマンハッタン区の医療費は同区外の2倍から3倍。一般の初診料は150ドルから300ドル、専門医を受診すると200ドルから500ドル掛かる様です。
アメリカには主に3つの公的医療保険制度が存在。
①メディケア
65歳以上の高齢者や障害者などを対象にした保険制度。
②メディケイド
低所得者を対象にした保険制度。
③児童医療保険
低所得世帯の子どもを対象にした保険制度。
残りの人は自発的に民間医療保険に加入して、我が身を守っています。
しかし、民間保険は高額で、保険未加入の人が多く、国民の6人に1人が無保険者の様です。
無保険者が感染を広げる。
経済的理由で無保険の米国民がコロナ禍でも医療機関に頼れず、結果として、感染が蔓延し、死者は世界での約42万人に対し、約12万人にのぼります。実に4分の1の死者数は保険制度の不備が原因ですね。様々な意見がありますが、日本の死者数が少ないのは、皆保険制度のおかげです。
日本の皆保険制度や、明確な診療費がありがたく思えますね。
医療費は2040年に約70兆円?
「2017年度の医療費は42兆2000 億円と過去最高を記録した(2016年度は、高額医薬品の薬価引き下げなどにより14年ぶりに前年よりもマイナスを記録していた)。社会保険料の自己負担分は年々上昇しており、2040年には医療費は約70兆円に増大すると厚生労働省は試算している。」
出典:現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65915?page=2
切迫している医療費の増大に対して、国民健康保険の滞納は深刻な問題で、不正を防ぐ為にもマイナンバーカード整備が必要になります。マイナンバーカードが普及すれば、健康保険とも紐ずけ可能になるので、お金があって滞納するなんて事は出来なくなるかも?
薬だけ処方する事を認めて欲しい。
薬だけ処方する事をある程度、認める方向にすれば、病院の混雑は、大分緩和されますし、診療していないのですから、診療費も掛かりません。
オンライン診療では「触診もしない初診がOK」なのに、薬だけの処方は出来ないのは不思議です。