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7月20日。月面着陸の日、将棋で国難を救えるかも?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「月面着陸の日」です。

1969年のこの日、7月16日にアメリカから打ち上げられたアポロ11号が、静かの海と呼ばれる月面の平地に着陸しました。世界で初めて月に降り立ったニール・アームストロング船長は、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」というメッセージを、地球に送りました。」

小学生だった僕は月面着陸の瞬間がTVで放映される度に月に人間が降り立った事を興奮しながら見ていました。この頃のアメリカは最強でしたね。アメリカ文化に憧れたものです。
ニール・アームストロングの半生を描いた「ファーストマン」をアマゾンプライムビデオで観ましたが、彼の目標達成に対するストイックな生き方が印象的でした。

将棋で国難を救えるかも?

将棋以外でも期待される棋士の才能?

藤井七段が最年少タイトル 17歳11カ月、棋聖位獲得―将棋
「将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=棋王、王将と合わせ三冠=に挑戦する第91期棋聖戦5番勝負の第4局が16日、大阪市内で指され、後手の藤井七段が110手で勝ち、3勝1敗で八大タイトルの一つ棋聖位を奪取した。藤井七段にとっての初タイトルで、屋敷伸之九段(48)が持つタイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに塗り替える17歳11カ月での達成だ。」
出典:JIJI.COM https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071601079&g=soc

棋士と戦争とGHQ?
AIすら凌ぐと言われる脅威の頭脳の持ち主である藤井氏は日本人らしくとても謙虚で対局終了時の挨拶では将棋盤の下まで頭を下げて、相手に礼を尽くしていました。
毎回、相手に敬意を表すそのお辞儀は武士道精神すら感じます。

僕は将棋については素人ですが、彼の才能は将棋以外でも発揮されると感じています?
将棋と言えば、木村昌福(棋士)が太平洋戦争の指揮に携わっていた事から戦後、GHQは将棋を禁止する計画でしたが、伝説の名人棋士の行動が将棋を救ったエピソードがあります。

木村昌福(きむらまさとみ)?
「現場叩き上げの指揮官として太平洋戦争の海上戦闘で数々の武勲を立てたが、特に「奇跡の作戦」といわれた『キスカ島撤退作戦』を指揮し、5千名あまりの日本将兵の無血撤退を成功させた事績で名高い。」出典:Wikipedia

この木村昌福が海軍大学で講義をしていた棋士である事から将棋も日本精神文化として禁止される危機にありましたが、ある男(升田幸三)の登場で将棋を救う事になります。

升田幸三のエピソード!将棋でGHQを詰んだ棋士
「占領軍がその強さを東洋の神秘と恐れ、日本の精神文化にもその一因を求めたとしても無理からぬことだ。武道に始まり、歌舞伎の「忠臣蔵」や「勧進帳」、剣術映画、そして、はり灸までも、彼らは危険と見なし禁止しようとした。
出典:allabout https://allabout.co.jp/gm/gc/412345/

チェスか?将棋か?詰むのか?
GHQに呼び出され、将棋で勝負を挑まれた升田幸三とGHQの以下の有名なやりとりがあった様です。
GHQ:「日本の武道は危険なものではないか」
升田:「そんなことはない。『武』という文字は戈を止めると書くのだ
GHQ:「チェスと違い、将棋は取った相手の駒を自分の兵隊として使用する。これは捕虜の虐待であり、人道に反するものではないか」と詰め寄られると
升田:「チェスこそ、捕虜の虐待、いや虐殺だ」と取った駒を使えぬチェスを、逆に否定。
升田:「そこへいくと、日本の将棋は、捕虜を虐待も虐殺もしない」と切り返し、
升田:「将棋では、つねに全部の駒が生きておる。これは能力を尊重し、それぞれに働き場所を与えようという思想だ」「しかも、敵から味方に移ってきても、金は金、飛車なら飛車と、元の官位のままで仕事をさせるのだ」

と5時間に渡り演説をし、将校達は唖然としましたが、結果的に将棋を守る事が出来ました。
重要なのは頭の切り返しです。
将棋で相手の先を読む事を生業としている棋士は交渉にも長けています。
日本の宝である藤井聡太が将来、様々な方面で活躍する事を願っています。