脳梗塞(くも膜下出血)になって。」カテゴリーアーカイブ

障害者手帳を交付されました。




脳梗塞後、15ケ月後に障害者手帳取得。

役場に行って、9月に申請しておいた、障害者手帳を受け取りにきました。
※交付に料金は掛かりません。
(僕:脳梗塞の後遺症、左半身、下肢、足首から下が麻痺の場合。)

等級は3級でした。

受け取る際の必要な物、書類、用意する事は?
(車を本人、家族が運転する前提です。内容は自治体により異なると思います。)

①印鑑(三文判で大丈夫)
②保険証
③運転免許証
④車検証
④銀行通帳(還付金振込先)
⑤ETCカード(高速料金が半額になります)
⑥ETC 車載器番号を調べる。(これが分からないと割引出来ません)
※車載器番号は、新車であれば、車検証に入っていると思います。
判らなければ、ディーラーへ確認を。(最悪、外せば、わかります。)

※必要な物は各自治体で異なると思います。
あくまで、参考にして下さい。
障害者手帳の申請については、こちらを参考にして下さい。

障害者手帳3級で受けられるサービス?

(あくまで、我が街でのサービス内容で、実際は各自治体で異なります。)
①ETCの割引サービス
②自動車税の減免(納付書と一緒に役場の税務課に行く事で割引してくれます。)
③バス運賃の割引
(バス運賃の5割が割り引きされます。また、定期券は3割が割り引きされます。)
④JR運賃の割引
(JR運賃の5割が割り引きされます。)
自動車改造の補助
(通勤、通学のため自分が所有する自動車を改造する場合その費用の一部を補助。)
⑥NHK受信料の免除、減額
(1級、2級の方は全額免除・3級の場合は、世帯数全員が非課税である事が条件で半額に)
NHKの減額は現実的では無いですね。かなりハードルを高くしています。内部留保が600憶円もあるのに、受信料はもぎ取ります。僕は対象外でした。(NHK、解体して欲しいですね?)
⑦各自治体による医療費の控除
(これは、各自治体により内容が異なると思うので、福祉課での確認が必要です。)

マグネシウム錠、330mg「ヨシダ」




皆さんは便秘になりますか?

脳梗塞で入院時に特に注意されたのが便秘でした。
身体に様々な悪影響がありますからね。

毎日のバイタルチェックで尿や便の回数チェックは入院時は当たり前ですが、自宅に戻ると管理が大変です。

僕は血圧の管理はiphoneの「ヘルスケア」に記録し、その他、食べた物、便の回数は「My日記」というアプリに日記で記録しています。

脳梗塞になると、トイレに行っても便座の感覚が独特で、麻痺側のお尻が痛かったり、違和感があり、便もスムーズに出ない事があります。

そんな時な家に常備してある、定番の「コーラック」を飲むのですが、この薬はどうしてもお腹が痛くなります。

最近、血圧の薬を貰いに病院に行った時に、便秘の事を話し、薬を出して頂きました。

出して頂いたのは、マグネシウム錠、330mg「ヨシダ」です。

この薬を毎食後、1錠飲んでいますが、お腹が痛くなる事も無く、便が柔らかくなって排便も楽になりました。便秘にマグネシウム錠って、利くんですね。

今の所、何の問題も無く服用しています。

便秘でお困りの方は医師と相談なされると良いですよ。
参考になれば幸いです。

脳梗塞後の車の運転と売却。




脳梗塞後、車の運転は大丈夫か?

脳梗塞後に車の運転をしていますが、基本的に一人では運転していません。
隣に妻がいる時以外は万一の場合を考え、運転しない様にしています。

退院するまでは、
「車の運転なんて、楽勝!」
と思っていましたが、

実際に運転すると、前に進む分には何の問題も無い(ブレーキも車間も大丈夫)のですが、バックが思う様に行きませんでした。バックは駐車する際、車庫入れの際には必要になるので、これが出来ないと、困ります。結果、万一に備えて、今の所一人では運転していません。

事故は社会的に問題になってます。
自分のエゴで、当事者になってはいけません。

我が家はスズキのソリオ(2015)とワゴンR(2017)の2台を所有していましたが、ソリオに乗る機会はほとんど、無く、無駄かな?とは思っていましたが、車が趣味だった僕としては、やはり処分すると淋しくなので、処分は考えない様にしていました。

僕と同じ様に脳梗塞後でも車を手放すのには抵抗がある方が多いのではないでしょうか?

自分が不自由な身体になり、一番先に考えなければいけない事はまず、家族の事です。息子は高校生でまだ大学受験を控えています。学校の方針としては、国立大学へ入学する事を薦めていますが、本人が私立に行きたいと言えば、入学金も用意しなくてはなりません。受験だけでも数十万円掛かりますから、お金はあった方が良いに決まっています。

ソリオは静かで、装備、燃費も良く、普段乗りには最高の車ですが、普通車故に税金も軽に比べ、高く、保険代もかかります。毎月、7000近く、車に出費している事になり、毎日乗る事の無い今では勿体ない代物です。車があれば、どうしても乗りたくなります。

もし、調子が悪い時に乗車して事故でも起こしたら大変です。そこで、やっと決心しましたよ。売却です。乗らない勇気が出ました。

スズキで、付き合いのある営業に連絡し、車を引き取ってもらい、査定してもらうと、
2015年式ですが、手入れも良く、大事にしていたので、価格は105万円でした。

今回、売却に当たり、いわゆる買取業者には一切、査定を依頼しませんでしたが、ディーラーでの買取のみでも満足の行く査定金額が出ました。

車の売却を考えている方は買取業者とは別に付き合いのあるディーラーでも見積もりをしてもらう事を薦めします。

現状の介護認定制度に疑問?




介護認定が要介護2から要介護1に変更。

先月、介護認定員が自宅に来られて、色々と質問されました。

自分としては、毎日リハビリ生活をしていますが、状態は悪くなっており、介護度が下がる事は想定していませんでした。介護度が下がると、柵付の介護ベッドが使えないというケアマネの指摘もあり、心配していましが、心配の通りとなりました。

現状の僕の状態です。

①身体の状況を理解していない。
私は脳梗塞で左半身麻痺症状の為、現状、左半身を下に寝る事は出来ません。
左に寝返りは打てない状況です。ずっと右向きのままです。とても辛いです。

②ベッドの柵は必要だ。
左半身麻痺なので、寝返りをうつには、ベッドの柵を掴まないと無理です。
マッサージを自費で頼んでいますが、いつも、柵をつかんで、向きをかえます。

③痙縮があると起き上がりずらい。
脚は痙縮があるので、突っ張っており、座るのにも、柵を掴む必要があります。

④風呂に入るには?
現状は足首から下に痺れがあり、動きません。装具を装着しなければ、捻挫してしまいます。
→装具を着けたまま、浴室内に入り、介護椅子に座ります。ここで衣類は脱ぎ捨て浴室外に投げます。
→浴槽へは足首がグラグラの為、入れません。寒い冬もシャワーのみです。
→身体の洗浄が終わると、濡れた椅子に座ったまま、着替えです。当然、椅子は濡れていますから、濡れたまま着替えをする事になり、外に出てから、また着替えです。非常に疲れます。夏は風呂に入っても、また汗だくです。

それでもヘルパーの手は借りていません。
「自分で自立し、無駄な税金を使わせたくない」からです。

柵を掴まないと、寝返り、起き上がりが困難なのは、訪問して来た認定員に伝えています。

それなのになぜ、介護度が下がるのでしょうか?困っている人が助かる状況を作るのが行政ではないでしょうか?

人助けの為の介護認定なのか?経費節減の為の介護認定なのか?疑問ですね。

⑤正直者がバカを見る行政の判断。
私は退院の際、お風呂のヘルパーを薦められましたが、断りました。
理由は「誰の手も借りず、自立したいから。」です。

今の介護認定制度には疑問があります。

それは介護度を判定する重要な要因に時系列と「どれだけ、手助けが必要か?」が焦点となる事です。

これでは、ヘルパーの手を借りすに頑張る人の努力は報われる事はありません。
「痛い、痛い」と喚き、あらゆる手助けを要求する人が高い介護度という事になります。

自立する為にヘルパーの手を借りずに頑張っていても、その頑張りは評価されません。
もし、このブログを読んでいて、同じ様に脳梗塞の後遺症で苦しんでいる方がいましたら、出来るだけ多くのヘルパーを利用した方が、介護認定度は上がります。税金を使う人程、介護度が上がり、支援をより受ける事が出来るのです。是非、この点をご家族と相談して下さい。
行政は時間が経過した後遺症には対応してくれません。
前提として、時間が経過すれば、身体の状態は改善していると判断しているのです。

また、最終的に介護度を決定するメンバーに医師はいますが、自身が障害該当者は一人も居ません。これでは、障害者の状態が把握出来るはずがありませんね。
以上、参考になれば幸いです。