現状の介護認定制度に疑問?




介護認定が要介護2から要介護1に変更。

先月、介護認定員が自宅に来られて、色々と質問されました。

自分としては、毎日リハビリ生活をしていますが、状態は悪くなっており、介護度が下がる事は想定していませんでした。介護度が下がると、柵付の介護ベッドが使えないというケアマネの指摘もあり、心配していましが、心配の通りとなりました。

現状の僕の状態です。

①身体の状況を理解していない。
私は脳梗塞で左半身麻痺症状の為、現状、左半身を下に寝る事は出来ません。
左に寝返りは打てない状況です。ずっと右向きのままです。とても辛いです。

②ベッドの柵は必要だ。
左半身麻痺なので、寝返りをうつには、ベッドの柵を掴まないと無理です。
マッサージを自費で頼んでいますが、いつも、柵をつかんで、向きをかえます。

③痙縮があると起き上がりずらい。
脚は痙縮があるので、突っ張っており、座るのにも、柵を掴む必要があります。

④風呂に入るには?
現状は足首から下に痺れがあり、動きません。装具を装着しなければ、捻挫してしまいます。
→装具を着けたまま、浴室内に入り、介護椅子に座ります。ここで衣類は脱ぎ捨て浴室外に投げます。
→浴槽へは足首がグラグラの為、入れません。寒い冬もシャワーのみです。
→身体の洗浄が終わると、濡れた椅子に座ったまま、着替えです。当然、椅子は濡れていますから、濡れたまま着替えをする事になり、外に出てから、また着替えです。非常に疲れます。夏は風呂に入っても、また汗だくです。

それでもヘルパーの手は借りていません。
「自分で自立し、無駄な税金を使わせたくない」からです。

柵を掴まないと、寝返り、起き上がりが困難なのは、訪問して来た認定員に伝えています。

それなのになぜ、介護度が下がるのでしょうか?困っている人が助かる状況を作るのが行政ではないでしょうか?

人助けの為の介護認定なのか?経費節減の為の介護認定なのか?疑問ですね。

⑤正直者がバカを見る行政の判断。
私は退院の際、お風呂のヘルパーを薦められましたが、断りました。
理由は「誰の手も借りず、自立したいから。」です。

今の介護認定制度には疑問があります。

それは介護度を判定する重要な要因に時系列と「どれだけ、手助けが必要か?」が焦点となる事です。

これでは、ヘルパーの手を借りすに頑張る人の努力は報われる事はありません。
「痛い、痛い」と喚き、あらゆる手助けを要求する人が高い介護度という事になります。

自立する為にヘルパーの手を借りずに頑張っていても、その頑張りは評価されません。
もし、このブログを読んでいて、同じ様に脳梗塞の後遺症で苦しんでいる方がいましたら、出来るだけ多くのヘルパーを利用した方が、介護認定度は上がります。税金を使う人程、介護度が上がり、支援をより受ける事が出来るのです。是非、この点をご家族と相談して下さい。
行政は時間が経過した後遺症には対応してくれません。
前提として、時間が経過すれば、身体の状態は改善していると判断しているのです。

また、最終的に介護度を決定するメンバーに医師はいますが、自身が障害該当者は一人も居ません。これでは、障害者の状態が把握出来るはずがありませんね。
以上、参考になれば幸いです。

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