7月26日。日光の日、どんなに苦しくても自然死しか認めない?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「日光の日」です。

「820年のこの日、弘法大師空海が「日光山」を命名したことに由来しています。もともとは観音菩薩が住むとされる「補陀洛山」が訛って「二荒山」と呼ばれていた山を、空海が「にこう」と音読みし「日光」の文字を当てて命名したと言われています。」

日光は修学旅行の定番であり、家族旅行で何回も訪れていますが、京都の比叡山と並んで好きな場所です。弘法大師空海は全国各地で銅像が建てられており、仏道においては欠かせない存在です。我が家では祖母が弘法大師空海を尊敬しており、

どんなに苦しくても自然死しか認めない?

安楽死について検討すべきか?
嘱託殺人容疑で医師2人逮捕 難病ALSの女性を安楽死か
難病を患っていた女性から頼まれ、薬を投与して殺害した疑いで医師2人が逮捕された。
女性からは金銭が渡されていた。嘱託殺人の疑いで逮捕されたのは、宮城県の医師・大久保愉一容疑者(42)と東京都の医師・山本直樹容疑者(43)。
2人は2019年11月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていた京都市の林優里さん(51)から依頼を受け、林さんのマンションで薬物を投与し、殺害した疑いが持たれている。」
FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/66226

日本でも安楽死の議論を?
日本では安楽死は法的に認められておらず、どんなに辛い病でも、激痛の続く日々でも自然な死をまたなければなりません。また、死が近づき、やっと解放されると思っても医療や医薬品でたとえ植物状態になっても死を受けいれる事は出来ません。人としてこの世に生を受けたからには、人生を全うするのは当然ですが、変わり果てた自分の姿を毎日見て、苦痛に苦しむ日々は家族への負担も気がかりだし、自分だけ生き抜いても周りの家族が亡くなっていけば、自分だけ取り残される事になり、将来への不安は計り知れません。個人的には一定の基準を設け、選択肢として「安楽死」があってもいように思います。
忘れた頃に今回の事件の様事が起こり、社会問題になりますが、DNAレベルでの治療が行われ、人間が死ににくくなった今こそ、真剣に安楽死について議論すべきでは?

画像出典:小さなお葬式

外国人の安楽死を認めるスイス?
スイスでは外国人の安楽死が合法化されており、団体が複数あるが、日本人が安楽死を望む場合、外国人の受け入れ態勢が整う団体は、スイス最大規模の「ディグニタス」か、「ライフサークル」の2つの様です。
費用としては約150万円~200万円が相場みたいです。
ただ、勘違いしてはいけないのは医師が直接、手を下すことは禁じられており、患者が苦しまない方法で自殺を遂げることを、医師が助けるだけの「自殺幇助」が認められているのみです。あくまで、医師は見届け人で、手を下さないのは、後々、殺人行為にならない為でしょうね。

日本での案楽死?
過去の判例で一定の条件が満たされれば安楽死は認められる様です。
「1962年(昭和37年)の名古屋高等裁判所の判例では、以下の6つの条件(違法性阻却条件)を満たさない場合は、違法行為となると認定している。
①回復の見込みがない病気の終末期で死期の直前である。
②患者の心身に著しい苦痛・耐えがたい苦痛がある。
③患者の心身の苦痛からの解放が目的である。
④患者の意識が明瞭・意思表示能力があり、自発的意思で安楽死を要求している。
⑤医師が行う。
⑥倫理的にも妥当な方法である。」出典:Wikipedia

安楽死と尊厳死?
安楽死:死期が近く耐え難い苦痛があり、その苦しみから解放させるべく医師が患者の死期を積極的に早めることを指す。
尊厳死:不治あるいは末期の病になっている人間が、自らの意志で延命治療などを止めて安らかに、人間としての尊厳を保ち、自然の経過のまま死に至ることである。
出典:看護師の用語辞典 https://www.kango-roo.com/word/14270

一般的なALS患者の意見とは違う?
れいわ新選組の舩後(ふなご)靖彦参院議員は、この事件で「『死ぬ権利』よりも『生きる権利』を守る社会にしていくことが大切です」と述べていますが、議員という身分を得た彼等は税金により他のALS患者に比べて優遇されています。周辺には介護費用を求めて多くのサポートがあり、お互いに利益を得ています。失礼ですが、一般的なALS患者は絶望しかないのではないでしょうか?議員だけが他の障害者に比べ、様々な恩恵を受けている事にも一部批判がありますね?

機械と一体化し、死ねない未来?
科学の発達により人間の意識を機械に転送する研究が行われています。日本でも20年後に人間の意識を機械にアップロードすることを目指すベンチャー、「MinD in a Device」が資金調達を実施しています。

有能な経営者や学者などは社会的利益から、貴重な頭脳を機械に転送し永遠の命が与えられそうです?SFの世界は目の前です。
安住の地として死を選ぶ一方で永遠の生を求める人間の欲深さは怖いですね。
人間は死ぬも出来ずに機械の中で永遠に彷徨い続ける事になるかもしれません。
出来れば、アナログな時代に死を迎えたいものです。
貴方は自分の身体がダメになった時に、安楽死か永遠の意識か?どちらを選らびたいですか?

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