おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
1874年のこの日、万国郵便連合がスイスで結成したことにちなんで、1969年、略称にちなみUPUの日として制定されました。1984年に世界郵便の日へと名称が変更され、国際デーの1つとなっています。全ての世界を1つの郵便地域にすることを目的としており、世界郵便デーや万国郵便連合記念日とも呼ばれています。
万国郵便連合?初めて聞いた組織ですが、Wikipediaによると、3点の合意が重要な様です。
①地球上のほぼすべての域から固定料金に近い形で郵便物が送れること。
②国際郵便、国内郵便(内国郵便)がともに同様の扱いがなされること。
③国際郵便料金は、それぞれの国で徴収し、使用すること。
アフガニスタンと同じ?
TBSのニュースによると、過去ロシアでは、力のある皇帝が亡くなると、内乱が起き、周辺国のポーランド、リトアニアが侵攻してきたという。この動乱をスムータというらしい。
ロシア国民は強い指導者がいないと国内が混乱し、他国から侵略を受ける記憶が忘れられない。そしてプーチン自身も、この「スムータ」を利用し、「ロシア革命もしかり、大動乱は起こしてはいけないと。指導者不在は破滅への道だ」と強いリーダーは自分であるとアピールしてきた。
◆「ロシア人が一番怖いのは、ロシア人」◆
プーチン氏が演説の中で度々持ち出す話がある。
“スムータの時代”。
この言葉を聞くとロシア国民は、プーチン氏のような強い指導者がいかに必要か改めて感じるという。果たして、スムータとは・・・?
▼スムータ(1584年~1613年)=大動乱時代
雷帝の異名をとったモスクワ大公、イヴァン4世の死後、後継者を欠いたロシアに訪れた内乱時代。内乱に乗じてポーランド、リトアニア軍などが侵攻、モスクワを占拠するなど、都市部では29年間で人口の4分の3が死んだ。
このスムータはロシア人の多くに、強いトップがいないことへの不安を植え付けていると駒木氏は言う。
朝日新聞 駒木明義 論説委員
「プーチン大統領はこのスムータを利用してきた。ロシア革命もしかり、大動乱は起こしてはいけないと。指導者不在は破滅への道だと、ことあるごとに説いてきた。(中略)占拠されたモスクワをロシアの義勇軍が取り返したのが1612年の11月4日とされていて、ロシアの民族統一の日という祝日にプーチンがした。その代わり10月7日の革命記念日をやめてしまう。つまりスムータを治めた民衆の力を束ねるリーダーと自分を重ねて、国民を束ねる求心力にスムータを利用している」
TBS NEWS DIG:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/172693?page=2
アフガニスタンと同じ?
他国から見れば、「ロシア国民が何故プーチンを支持するのか?」と疑問に思うが、ロシア人はアフガニスタンの様に強い指導者がいないと内乱が起き、結束しない民族なのかもしれない?
「ロシア人が一番恐れているのはロシア人だ」と言うのは、統制出来ない民族性にある様だ。
だとすれば、「五輪でドーピング違反を繰り返し、国際法を無視する」のも理解出来る。
日本人とは真逆の民族であり、残念だが、北方領土が返還される事は無いだろう。
ロシア人は「スムータ」が忘れられない。