全国公立高校 東京大学 平成累計合格者数ランキング
1位 浦和高校 1069名
2位 千葉高校 996名
3位 岡崎高校 949名
4位 土浦第一高校 802名
5位 旭丘高校 782名
6位 西高校 632名
7位 熊本高校 584名
8位 日比谷高校 555名
9位 宇都宮高校 548名
10位 湘南高校 536名
見事、公立高校で東大進学率1位の座に復活した埼玉県立浦和高校。
今年、息子は浦高の2年生。早いものです。
ここでは、埼玉の片田舎に暮らす息子が偏差値74、県内トップの公立高校に合格するまでを書きたいと思います。
埼玉県立浦和高校を目指している、中学生の皆さんや、親御さんの参考になれば幸いです。
小学校時代。
息子の小学校時代は特に頭が良いという訳ではありませんでしたが、親の希望 (英語はそもそも親が苦手) で英語を習わせていました。
TVCMでもお馴染みのECCです。只、ECCの英会話は「楽しく学ぶ事」がモットーなので、即将来の受験に繋がる事はありません。(先生は一般の方で、契約で運営しています。ですから先生によって教える方向も多少違ってきます。基本のカリキュラムは決まっています。)
ECCを習わせて良かった事は英検で3級まで取得出来た事です。只、ECCのカリキュラムに英検対策は無いと思います。(近所にたまたま、ECCがあったので通わせました。)
英検は努力が認められ、先生に薦められて受験したのですが、頑張って小学校の内に3級まで取得出来た事は彼にとって、大きな自信になった様です。
親は単語カードを作ったり、苦手な項目の問題をネットで探してやらせたりした位です。単語を覚える事は決して無駄にならないので、大変ですが、単語カードを作ってあげて下さい。
息子が英検に合格した事で周りが刺激され、どの親御さんも英検合格を目指す様になりましたが、やはり他人が一歩リードすると、焦るものです。
習い事は空手とECCのみです。
本人が疲れたり、飽きない程度の習い事でいいと思います。
私立中学は良く考えて。
中学に進級する際、頭の良い子は私立中学を受験し、中高一貫校へ進む友人もいましたが、安易に考えない方が良いです。
一部の有名進学私立校を除けば、私立の中高一貫校は生徒不足で「広き門」だという事。
ですから、思ったより簡単に入学出来ても、途中で進級出来ない事もあるという事は肝に銘じるべきです。
実際、息子の小学校時代の友人が中学3年に進級できず、学校を追われ、一般の公立中学へ編入してきました。
ある程度名のある学校でも進級出来なければ、意味がありません。実際、私立中学への進級は本人より親の満足感の方が大きいと思います。
中学時代、塾に行き始めた。
中学に入り、高校受験を見越して、中堅の塾に行き始めました。
ここではまだ近所の高校に入学出来れば良いくらいにしか考えていません。
塾は一流の塾に行く必要は無いと思います。
どこでも最初は自分のレベルにあったクラスの授業から始まります。
後は先生の判断で努力が認められれば、上のクラスへ移動になるので大丈夫です。
塾では、生徒同士で競争させる事を考えています。
塾に通う中で、「上のクラスに行きたいと思う気持ち」が一番大事なのです。
中学に入っても気を抜かず、内申に影響するので、成績はオール5を獲る気持ちで勉強しましょう。
中学1、2年の成績が後々重要になります。
公開授業を見に行こう。
中学2年になり浦校で公開授業をしている事を知り、親子3人で参観に行きました。
注:公開授業を参観するには事前の申し込みが必要です。
この公開授業後に息子は「絶対、この学校へ行きたい」そう、思った様です。
授業風景は高校というより、大学の様で、皆、自由な体制で授業を真剣に聞いています。
授業中、他の事をしている生徒も居ますが、そこは浦校、「すべて自己責任」ですから。
授業を聞いていなくても、内容が理解出来て、テストが合格ラインにあれば何の問題もありません。
浦和近辺は文教地区なので、近所の小学生も親御さんと一緒に参観に来ます。
小学生です。これにはびっくりしました。もう、競争が始まっているのです。
公開授業を参観した後、息子は参観の日に頂いた、校内案内図を自分の勉強机の前に貼り、浦校に対し、憧れと目標を持つ様になりました。
授業参観後は浦校一本、目標はブレず、中学の担任にも他は眼中に無いと自分を追い込んでいた様です。
ぜひ、土曜の公開授業を参観し、お子さんに目標を持たせてあげて下さい。