08月11日。ガンバレの日、バスケの神様は「ルイ」がお好き?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「ガンバレの日」です。

1936年に開催されたベルリンオリンピックでの女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子選手が優勝しました。この時、ラジオ中継を行っていたNHKの河西三省アナウンサーが「前畑ガンバレ!」と合計38回も繰り返した事から記念日として設立されました。前畑選手はこのレースで日本人女性として初の金メダルを獲得しました。

「前畑ガンバレ!」という言葉は聞いた事があります。東京五輪のアナウンサーで選手名を連呼する方はいませんでしたが、1936年当時は、国の威信が掛っていたのでしょう。平和な今の時代は、連呼よりも、データの読み上げで大変です。

バスケの神様は「ルイ」がお好き?

バスケ・ワールドカップの日本誘致を?
女子バスケがメジャーになる日?
町田瑠偉にWNBAが興味?
偉業に報奨金増額か?
サッカー界も注目の名将?
8月8日に米国と決勝戦を戦い、日本75-90米国で銀メダルに終わった日本の女子バスケですが、自分は彼女達が手にしたメダルは「黄金の銀メダル」だと思っています。エースである193㎝の渡嘉敷がケガで欠場しているにも関わらず、準決勝では町田瑠唯選手が1試合で18アシストというオリンピックレコードを達成しました。体格差をものともしない彼女達のプレーに身長2m超えの米国のグライナーは「彼女たちは数回の攻撃ですぐに追いつく。安心することはできず、耐えなければならなかった」と簡単な相手ではなかったことを強調し、米国を本気にさせた事を明かしました。またトーラジ選手は「どうしても応援したくなるチーム。どんな瞬間でもひるまなかった」と語り、バードは、渡嘉敷がケガで欠場したことに触れ「日本はこれから手ごわい相手になる。諦めず、粘り強く、見ていて楽しい」と絶賛しています。

女子バスケがメジャーになる日?
日本チームの司令塔、町田瑠唯選手には米WNBA複数クラブが興味を持っている様です。マイナーだったラグビーがワールドカップで勝ち進んだ事でメジャーになりましたが、思った様な結果を残せなかった男子バスケよりも女子バスケの人気が高まる気がします。

町田選手が、米WNBAでプレーする事になれば、益々注目され、スポンサーも付き、選手の練習環境はどんどん改善していきます。FIBA女子バスケットボール・ワールドカップでは米国が10回優勝しており、他国を寄せ付けていません。日本の選手がもっと海外で活躍し、女子バスケにより更バスケ人気が高まれば、バスケットボール・ワールドカップが日本で開催されるかもしれません。その時こそ、日本が米国チームに引導を渡す時です。
不思議な事に男子バスケでは八村塁選手が活躍し、女子バスケでは、町田瑠唯選手が活躍しており、バスケの神様は「ルイ」がお好きな様です。

町田瑠偉にWNBAが興味?
◆町田に女子バスケ最高峰・米WNBA複数クラブが熱視線 準決勝で最多記録18アシストの司令塔◆
「女子世界最高峰リーグの米WNBAの複数クラブが、司令塔の町田瑠唯(るい、28=富士通)の獲得に興味を示していることが分かった。関係者によると、東京五輪での活躍を受け、米国で存在がクローズアップされており、既に調査に乗り出しているクラブもあるという。WNBAのシーズンは5~10月。日本のWリーグと重ならないため、現所属の富士通との掛け持ちも可能だ。過去にプレーした日本人は萩原美樹子、大神雄子、渡嘉敷来夢の3人しかいない。

身長1メートル62の町田は1次リーグのナイジェリア戦で、96年アトランタ五輪のオーストラリア戦でテレサ・エドワーズ(米国)が記録した15アシストに並ぶ記録をマーク。フランスとの準決勝では18アシストして最多記録を樹立。広い視野から繰り出されるトリッキーなパスが魅力で、自らドライブで切れ込む力もある。

20~21年のWリーグでは4季連続のアシスト王を獲得。この日の決勝でも厳しいマークに遭いながら8得点6アシストを挙げ「最高の舞台で、どれだけ自分の力が通じるか試したかった。通じる部分もあったし、課題もあった。次につながる」と視線を上げた。日本バスケ界のルイは八村だけじゃない。町田にも米国挑戦の可能性が浮上している。」
スポニチ:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/08/09/kiji/20210809s00011000110000c.html

偉業に報奨金増額か?
女子バスケの銀メダルという偉業に対し、日本バスケットボール協会は報奨金の増額を検討している様です。是非、実現してもらい、選手のモチベーションに繋げて欲しいです。五輪の報奨金が高まり、プロとしても高額の報酬が得られる様になれば、バスケ選手を目指す子供達も増えます。スポーツの発展には選手への憧れが必要です。今回の五輪では小さな町田選手の活躍が女子バスケの発展に繋がりそうです。

◆史上初銀メダルの女子バスケ「金並みの価値」報奨金1人300万円から1.5倍も◆
日本バスケ界に初のメダルをもたらした女子代表に、スペシャルボーナスが贈られるかもしれない。大会最終日の8日、日本のトリを飾る銀メダル。三屋会長は五輪前、報奨金について規定により1人あたり金500万円、銀200万円、銅100万円と説明し、「本当に金メダルを取ってくれたら理事会で、上乗せを検討する」と話していた。惜しくも頂点こそ届かなかったがこの日、選手たちが会見した都内のホテルに足を運び「報奨金は予算と相談して決めていきたい」と、銀でも増額する可能性を示唆した。

協会関係者は「(女子代表のメダル獲得は)金メダル並みの価値がある。(報奨金上乗せは)1.5倍くらいじゃないか?」と話した。「金メダルまであと一歩」の思いも込め、約1.6倍アップとなる499万円案も浮上した。これとは別に日本オリンピック委員会(JOC)からは1人につき銀200万円(金500万円、銅100万円)が贈られ、合計すると1人につき最大で699万円。その他、所属先からなど、さらなる“ご褒美”を受け取る可能性もある。

チームは一度解散。その後は9月下旬からヨルダンで開催予定のアジア・カップで5連覇を目指し、再び動き出す。指揮官の去就は東京五輪で一区切りとなり、今後について「日本協会と話してないからこれから(決まる)」と話すにとどめた。「日本女子バスケは本当にこれからが面白い」と平均身長176センチの小さなチームに秘められた大きな可能性を確信していた。」
スポーツ報知:https://hochi.news/articles/20210809-OHT1T51111.html

女子バスケを見ていると、トム・ホーバス監督が選手に向かって日本語で「強くボール持って~」「何、やってるんですかー」と檄を飛ばす姿が映っていましたが、馬瓜エブリン選手はホーバス監督の丁寧な日本語の檄が怖くて仕方なかったといいます。今回、女子バスケで偉業を成し遂げたホーバス監督の手腕には、サッカー界も注目している様です。

サッカー界も注目の名将?
◆女子バスケから日本サッカーが学べる監督像 闘莉王「トムさんは外国人招聘のヒントに」◆
一番心を打たれたのは監督のトム・ホーバスさん。日本の文化や慣習、特性を深く理解した上での戦術。日本人の性格に合わせたコミュニケーションの仕方や選手との間にリスペクトも感じた。まさに名将だなと感じた。

この監督に鍛えられたチームの雰囲気はすごくいい。いつも前向きで、プレーも勇敢で迷いがない。そして、苦境に陥った時の心に響くコーチング。あれはとてつもなく大きいと思う。タイムアウトでの日本語でのコミュニケーションに驚いた。状況に応じて選手にかける言葉が何よりもいい。

「プレッシャーに負けないで」という選手を鼓舞する言葉、勝つためのコーチングは心に響く。日本のことを本当にわかっているんだな、と感じた。ブラジル生まれで日本人に帰化した自分としては、ああいう場面に遭遇すると嬉しさを感じる。」
THE ANSWER:https://the-ans.jp/tokyo-olympic/181386/

闘莉王氏の言う様にホーバス監督は米国人でありながら、日本人の心を動かす指導力がありました。檄を飛ばす時は表情は険しく、言葉は丁寧に。そして監督の言う通りにしていれば、絶対勝てるという信頼が、銀メダルへと導きました。
因みに日本サッカー協会は、24年パリ五輪もA代表との森監督による兼任体制で臨む意向が発表されています。

バスケ界の発展の為に女子バスケの今後に期待します。
八村塁と町田瑠唯
バ頑張れ、2人の「ルイ」!

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