08月21日。献血の日、ポーランドの女神に栄光あれ?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「献血の日」です。

1964年のこの日、日本政府は全ての輸血用血液を、献血によって確保する体制を確立すると閣議決定したことに由来します。人間の血液の量は、体重の約13分の1と言われ、献血は国が定めた健康を保護するための採血基準に沿って実施されています。

自分は幸い、輸血する様な事故には遭遇していせん。今は高血圧で降圧剤を飲んでいるので献血は出来ませんが、献血の重要性は理解しています。防衛医大が人工血液の動物実験に成功し、血液は1年以上、常温保存が効くといいます。テクノロジーが戦場で活躍するのも目前です。

ポーランドの女神に栄光あれ?

善意が善意を呼ぶ?
マリア・アンドレイチク?
ポーランドのコンビニ?
米国での心臓手術?
東京五輪で銀メダルを獲得したポーランドのマリア・アンドレイチク選手が米国で心臓の手術を待っているポーランドの男の子ミロシュケくんの為、費用を捻出する為、銀メダルをオークションに出した事が話題になりました。この時、彼女は「メダルの真の価値は常に心に留まります。メダルはただの物質でしかありませんが、他の人にとって時に素晴らしい価値を持ちます。この銀はクローゼットでほこりを被る代わりに、人の命を助けられるんです。だから病気の子どもを助けるためにオークションに出そうと決断したのです」と語っています。

リオでは4位に終わり、直後に肩の手術も受けた彼女にとって、東京五輪で獲得した銀メダルは、彼女にとって何物にも代えがたい宝物であり、やっと手に入れたメダルを手放すといのは相当の覚悟が必要だと思います。
個人的には「彼女の善意に対し、メダルが返ってくるといいな?」と思っていましたが、それが現実になった様です。

なんと地元のコンビニチェーンが落札し、メダルを彼女に返還した様です。落札したコンビニ、ジャブカの広報は「私たちはマリアの美しく高貴な行為に感動したのでミロシュケのための資金集めをサポートする」とコメントしています。
勝利の神様は再び彼女に微笑んだようです。

◆競売五輪メダルが手元に 温かいストーリーが話題◆
「生後8カ月で心臓病を抱える男児の手術費用のために、獲得した銀メダルをオークションに出品した東京五輪陸上女子やり投げ2位の25歳、マリア・アンドレイチク(ポーランド)を巡り、温かいストーリーが18日までに話題となっている。落札した地元コンビニチェーンがこのほど、本人にメダルを返還。欧米メディアが報じた。(共同)

アンドレイチクはフェイスブックで「自分も助けたい。彼のために五輪の銀メダルをオークションに出品する」と思いを記し、米スタンフォード大での手術代を工面するために一般にも寄付を呼び掛けていた。

オークションは20万ズロチ(約560万円)からスタートし、地元企業のジャブカが落札。「美しく気高いオリンピアンの振る舞いに感動し、サポートを決めた」との声明を出し、メダルは本人の手元に戻ることを約束した。18日時点で寄付総額は130万ズロチを超えており、目標金額の9割を突破している。」
産経新聞:https://www.sankei.com/article/20210818-QTUFDAZHHZNGFOOO6LYTDYA74A/?outputType=theme_tokyo2020

マリア・アンドレイチク?
名前: マリア・アンドレイチェク(アンドレイチク)
本名:Maria Magdalena Andrejczyk
生年月日: 1996年3月9日
年齢: 25歳
身長:174cm
体重:77kg
出身: ポーランド スヴァウキ

ポーランドのコンビニ?
ポーランドでは、社会主義体制の時代と異なり、気軽に買い物ができるコンビニ形式のお店が大人気の様です。中でも、ビエドロンカ、レヴィアタン、ジャブカ、オチコ等のコンビニがメジャーです。日本と異なり、コンビニのロゴには虫や動物が使われており、今回アンドレイチクにメダルを返却したジャブカのトレードマークはカエルです。

米国での心臓手術?
米国で心臓の手術に必要な費用は、約4200万円と言われています。海外での医療費は原則、全額自己負担であり、米国圏は特に高額請求されると言います。JTBの「2014年度海外旅行保険事故データ」によると、アメリカで呼吸困難を訴え、肺塞栓症・肺炎・肺結核と診断されて49日間入院した人が、9335万円の医療費を請求されています。ハワイで肺炎・敗血症と診断された人が6080万円、アメリカで交通事故にあい脳挫傷・くも膜下出血と診断された人が5664万円などの高額請求の例もある様です。それでもミロシュケくんの両親は米国の先進医療に頼るしかなく、手を差し伸べたマリア・アンドレイチク選手は女神に思えたに違いありません。

東京五輪を巡る「電通のゴタゴタ」とは大違いで心温まる話しがあってよかった。
自分だったら、五輪で獲得したメダルを提供出来るだろうか?
ポーランドの女神に栄光あれ。
パリはきっと金メダルだ?

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