おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
1963年の今日、NHK大河ドラマの第1作目『花の生涯』の放送が開始されました。原作は舟橋聖一が1952年~1953年まで毎日新聞で連載した歴史小説によるものです。幕末の大老である井伊直弼の生涯を描いた作品です。
今日がNHK大河ドラマ第1作の放送日だった様です。NHKに関しては過剰な受信料徴収には賛成出来ませんが、稀に大河ドラマは良い作品があり、見ています。残念な事に今年の「どうする家康」はくだらなくて観ていません。松潤では役不足だし、他の役者の薄っぺらな演技が観てられないからです。演出家の問題ですね。訪問鍼灸の先生によると、同じ様に今年の大河を観ていない人は多い様ですね。
初ピッチクロック違反?
「心理戦」が失われる?
MLB史上最悪のオーナー?
武士道精神が必要だ?
今日、エンゼルスの大谷翔平選手が、マリナーズ戦で投球間の時間制限「ピッチクロック」違反を初めて投手と打者の両方で取られてしまった。
今季から投球間の時間制限「ピッチクロック」は、走者なしで15秒以内、走者ありで20秒以内での投球動作に入らなければならず、違反すると、1ボールが自動宣告される。
「ピッチクロック」は投手と捕手とのコミュニケーションを妨げるものであり、投手はこれまでのルーティンやリズムを変える必要があり厄介なルールだ。
導入された背景には、試合時間の短縮と、コミッショナーの投手戦よりも打撃戦を好んでいる方針があるというが、観ている方はそれ程、時間は気にしていないと思し、投手戦も面白い筈だ。
「心理戦」が失われる?
打者に対してもピッチクロックルールが適用される。ピッチクロックが残り8秒以下になる前に、打者は打席に入らなくてはいけない。
この「ピッチクロック」ルールを決めるにあたっては、委員会(選手4人・MLB機構6人・審判1人:計11人)で協議し、選手全員は反対したというが、他のメンバーが賛成した為、採用されてしまったという。
「ピッチクロック」で、オープン戦は約26分短縮されたというが、投手と打者の貴重な「心理戦」が失われてしまった。
WBCの大谷とトラウトの対決の様に、1球が注目される心理的な対決場面で「ピッチクロック」が適用されると、舞台は台無しだ。
球場全体が固唾を飲んで見守ったトラウトとの緊張感のある攻防戦は生まれなかったに違いない。
MLB史上最悪のオーナー?
コミッショナーは、観客が試合が長く、打撃戦を望んでいると考えており、得点の多い試合を見せる事で収益に繋げたいと考えているという。
初のピッチクロック違反を受けた大谷には不利なルールとなるだろうか?
MLBは選手の意見よりも娯楽性と利益を考え、コミッショナーの思い通りになっている。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は「これらの変更は試合のペースを速めて、アクションを増やし、そして故障を減らすために考案されました。すべてファンからの大いなる支持を受けている目標です」と声明を出してた。
ロブが就任当初から目標に掲げていたのは、試合時間の短縮だ。
「野球は他のスポーツに比べて時間が長い上、スピード感にも欠けているので、若い世代が興味を示さなくなっている。」というが果たしてそうだろうか?
投手も打者も数十秒という時間を気にして試合をしなければならないなんてバカげてる。
今日の大谷は明らかに「ピッチクロック」を気にしている様に思えた。
MLBは選手達の意見よりコミッショナーの意向が最優先される事がハッキリした。
ロブ・マンフレッド氏は開幕延期/シーズン短縮も考えており、評論家から「MLB史上最悪のオーナー」と陰口さえ叩かれている様だ。
武士道精神が必要だ?
野球の醍醐味は投手と打者の1対1の対決だ。
勝負には「間」というものがあり、時間を気にする試合など面白くない。
武道には「間合い」や「残心」という言葉があるが、利益優先の米国人には理解出来ないに違いない。
MLBには武士道精神が必要なのかもしれない?
秒単位を気にする試合なんて?
ピッチクロックには大反対だ?