おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
1910年のこの日、農芸化学者の鈴木梅太郎が、米ぬかから抽出した成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表しました。そして1年後に、ポーランドで発見されたビタミンB1と同じ物質だと判明した事を記念して、「ビタミンの日」制定委員会が2000年に制定しました。ビタミンの知識を普及することを目的としています。
諸外国よりも先にビタミンの存在を知った日本人は凄い。Wikipediaによると、米糠を脚気の予防に使えることを発見したことで有名な様です。長岡半太郎、本多光太郎と共に理研の三太郎と称されると言います。
増税する前にやる事が?
インフラにタダ乗り?
岸田首相は防衛費増額の為、1兆円の増税を口にしたが、増税の前にタックスヘイブンでの租税回避を規制すべきだ。
EUは2016年、積極的な租税回避やタックスプランニングへの対策に「非協力的」とみなされる国や地域を特定する、「EUタックスヘイブンブラックリスト」を導入したが、やはり防衛費やエネルギー転換への投資費用の為だった。
タックスヘイブン問題の第一人者である合田寛さん(政治経済研究所理事)によると、「タックスヘイブンを利用した多国籍企業の税逃れにより、世界各国の国庫から巨額の税収を奪っている。世界での損失は58兆円で、損失額は米国・中国についで日本は3番目、5兆円の損失だと言う。
租税回避している企業の中には、東京電力、丸紅、日本郵船、東京海上日動火災保険、ソフトバンクなどが名を連ね、個人投資家等の富裕層も含まれる。大手企業の支援が欲しい自民党は決してタックスヘイブンに手をつけようとはしないのが問題だ。
インフラにタダ乗り?
日本国内に税を納める事で、道路や様々な公共機関を利用する事が出来る。
しかし、租税回避している企業や個人は税を納めず、日本人が収めた税金で整備されたインフラにタダ乗りしている事になる。
これは行き過ぎた「ふるさと納税」も同じであり、中野市や浦安市では市のさまざまな行政サービスに影響が出ている。
国外の有事や動乱で日本人救出の際、タックスヘイブンで日本に税を納めない人間を政府専用機で救出する事にも疑問を感じてしまう。
日本に税を納めてこその日本人であり国民の意義が問われそうだ。
防衛費の増額は必要だが、物価高と賃金が上がらい中での増税はすべきでは無い。
行き過ぎたタックスヘイブンを規制してから、増税を検討すべきだ。
増税の前にタックスヘイブン規制を。