おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
5で「こい」、2で「ふ」、3で「み」と読む語呂合わせと、1998年のこの日に公開された、浅田次郎の小説が原作の映画『ラブ・レター』のPRのため、制定されました。
現在では、SNSやLINEで思いを伝える事がメインで年賀状も出さない時代になりました。PCやスマホで文字を打つ事が当たり前になると、漢字を忘れたり、字が下手になります。ラブレターに限らず、手紙を書く事は重要です。
トルコはパイプラインと戦争で儲けてる?
フィンランドととスウェーデンのNATO加盟に対して、トルコだけが反対している。
しかし、トルコはNATO加盟国だが、ウクライナ戦争でロシアに制裁をしていない。
トルコにはロシアからの海底ガスパイプラインである「トルコストリーム」が存在し、裏ではロシアとの蜜月関係があるからだ。
ロシアは過去に黒海対岸のブルガリア経由で中南欧へのガス輸出を目指した「サウスストリーム」計画があったが、ウクライナ南部クリミア半島を併合したことで欧米と対立し、EUが加盟国のブルガリアに圧力をかけ計画は頓挫した。
「サウスストリーム」の復活版が「トルコストリーム」であり、パイプラインはトルコを経てさらにギリシャ、ブルガリアの国境へ延びている。
エネルギー産業はロシア経済の屋台骨であり、トルコはロシアに協力している国とも言える。またウクライナ戦争でロシアの富豪達がドバイやトルコへ資金移動しており、不動産バブルが起きている。ウクライナ戦争が長引くほどトルコは儲かる様だ。
◆沸騰するドバイとトルコの不動産業界◆
一方で、対ロシア経済制裁で恩恵を受けている国もある。それはアラブ首長国連邦(UAE)とトルコで、両国では今、不動産業が沸き上がっているという。アラブ首長国連邦は2月末に行われた国連安保理の対ロシア決議案の採決で、中国、インドとともに棄権。トルコもNATO加盟国でありながらロシアとの仲介外交ができる独自のパイプをもっている。
ロイター通信によると、ロシア人の不動産購入はトルコでは昨年度のほぼ倍に、ドバイでは問い合わせが10倍に跳ね上がったという。ドバイはウクライナ侵攻以前からビザが緩和されていることや暖かな気候で、ロシア人に人気の観光地であり、不動産購入者のトップリストにも入っていた。トルコもまた同様だ。
さらにトルコとドバイは不動産購入者に優遇措置をとっており、そのようなインセンティブも増加に拍車をかけているようだ。トルコでは不動産に25万米ドルを支払い、かつ3年間保持する外国人にトルコのパスポート取得を許可しており、ドバイでは27万米ドルの不動産購入者は3年間の居住ビザが取得できる。
「特需」という言葉がある。ある社会的な出来事によって、急激に需要、消費が伸び、経済が活性化することで、日本では高度経済成長を支えた朝鮮戦争特需が記憶に新しい。ドバイやトルコの好調な不動産市場、ロシア産天然ガス、石油の禁輸措置によってEUに原油や天然ガスを供給することになった米国は、そんな特需を今、体験しているのかもしれない。
ドバイの人工島パーム・ジュメイラ。ロシアのオリガルヒ(新興財閥)のロマン・アブラモビッチ氏が不動産購入を検討しているという噂がある。
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これだけでは無い。トルコはウクライナへの武器供与でも儲けている。
ウクライナ戦争ではロシアとの仲裁役をしたが、何の成果もだせず、蝙蝠外交のパフォーマンスに過ぎなかった。
トルコはEUに加盟出来ていないが、フィンランドととスウェーデンはEU加盟国だ。
トルコは両国のNATO加盟を認めるべきだ。