おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
今日は「測量の日」です。
1989年のこの日、測量法が公布されたことにちなみ、国土の利用や社会資本の整備のうえで重要な、測量に対する理解や関心を高めることを目的に制定されました。イメージキャラクターである6月3日生まれのマッピーくんは、地図と測量に関するPRや普及活動を行っています。
測量の日には、仙台市科学館で地図と測量のミニフェスタや山形では、「平板測量・トータルステーションによる測量競技大会」が行われる様です。詳しくは国土地理院HPで。
柴咲コウの行末が心配だ?
改正種苗法が成立したが?
改正種苗法で何が変わる?
改正案が出るのは当然?
柴咲コウの行末が心配だ?
韓国産シャインマスカットが中国ベトナムで人気の様です。
韓国ではシャインマスカットがブドウ輸出額の88.7%を占めている様ですが、シャインマスカットは 日本が30年かけ品種開発したブドウです。種苗が国外流出した原因は国内での品種登録だけで、海外での登録を怠っていた事の様ですが、簡単に海外に種子が持ち出される現状が一番の問題です。
この問題は種苗法改正に関係していますが、女優の柴咲コウ氏はツイッターで「新型コロナの水面下で、「種苗法」改正が行われようとしています。自家採取禁止。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは、他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです。」とツイートし、賛否両論で炎上した様です。彼女は、批判的な意見にに対し、「意見を言うのは自由。声を挙げられない社会はおかしい」と反論していますが、だとすれば、批判も自由な訳で、受け入れるべきです。
芸能人という影響力のある仕事をしている以上、政治的な発言をすれば様々な意見が出るのは仕方の無い事。それよりも「新型コロナの水面下で~」という、まるで政府の陰謀を連想させる左翼野党の様な文面の方が気になります。
◆改正種苗法が成立 参院本会議◆
「植物の種子を知的財産として保護する仕組みを強化する改正種苗法が2日の参院本会議で可決、成立した。日本で開発した品種を農林水産省に登録する際、輸出先国や栽培地域を指定できるようにする。日本のブランド果実などの種や苗木が海外に流出するのを防ぐ狙いだ。
輸出が認められていない品種を勝手に海外に持ち出した場合は罰則も適用する。ブドウのシャインマスカットなど、日本で開発された品種が海外に流出する事例が相次いでいる。
農家が自ら育てた作物を使って来年の作付けをする「自家増殖」を一部制限する内容には懸念の声がある。立憲民主党と共産党は農家の負担が増す可能性があるとして反対した。」
日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66892770S0A201C2EAF000/
改正種苗法で何が変わる?
長年の研究の末、品種改良したブランドも、無断で栽培され他国の名産品になり諸外国に輸出されています。シャインマスカットの苗木などは通販やホームセンターで簡単に手に入り、その気になれば、海外へ持ち出す事も簡単です。それを阻止しようというのが改正種苗法であり、改正内容を確認すると?
①開発者が輸出できる国や国内の栽培地域を指定可能になる。
※無断で持ち出す事が頻発している以上、開発者が指定する権利を得る事は当然の事です。
②指定以外の国に故意に持ち出した場合は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処される。
※日本の代表的なブランド作物を無断で海外に持ち出せば、懲役や罰金は当然です。
③農家が収穫物からタネや苗を採って次の作付けに使う「自家増殖」は開発者の許諾が必要になる。
※「「自家増殖」」は、種を取る自家採種や、接ぎ木などにより、収穫物から次の世代を生み出すことで、ジャガイモやサツマイモ等のイモ類は、収穫して種イモに回すことができるし、バジルや一部の観葉植物は、枝を切ってさしておけば成長します。そういった、今まで当たり前の事が開発者の許諾が必要になります。
改正案が出るのは当然?
種苗の流出には、さまざまな経路があり、苗を販売するホームセンターといった店舗で購入するケースもあれば、農家が増殖したものを持ち出すケースもある様です。今までは農家が自家増殖し、それを外国に持ち出したら違法で、ホームセンターで売っている苗を買って持ち出すのは、合法でしたが、種苗法の改正さで、育成者が栽培地域を特定の県に限定したり、日本国内に限定するといった利用条件を付し、違反があれば育成者権の侵害だと訴えることができます。
「自家増殖」の許諾性が問題で反対だという意見がある様ですが、実際に流出した山形県のサクランボ(紅秀峰)は、農家が増殖した苗だと言われています。「自家増殖」が許諾制になる事を柴咲コウ氏は批判していますが、現実に「自家増殖」でブランド品種が流出している以上、改正案が出るのは当然かもしれません。
柴咲コウの行末が心配だ?
種苗法改正案に関するツイートへの誹謗中傷に関し、「意見を言うことは、誰にも平等に与えられた権利」「寄せられた誹謗中傷や脅迫行為などに対しては「法的措置も検討しています」としています。また、「今回のことに限らず、例えば学校や会社などで何かを決めるときに、誰か一部の人の意見で物事が決まっていってしまうと、残された人の懸念や不安が置いてきぼりになってしまいます」とし、自身が言及した種苗法改正案に限らず、物事が一部の人の意見のみで決まることへの懸念を示していますが、反対意見に法的措置を検討する事が少数意見を尊重する人の行動だとは思えません。都合よく、少数意見を尊重しろという論調は、典型的な左翼の意見とも受け取れます。
個人的な感想ですが、種苗法改正案に対する反対はどこか憲法改正反対へとダブって見えてしまいます。政府の法案に反対する彼女には左翼団体や野党が目をつけており、日本共産党のSNS部隊が柴咲さんのツイートをリツイートしている姿が目に浮かびます。「#種苗法改正案に抗議します」など、「#~に抗議します」は左翼お得意のハッシュタグです。
ネットでは柴咲コウさんと日本共産党との関係を指摘する声もあり、過去にはしんぶん赤旗にも掲載されていたという情報があります。2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主演に柴咲コウさんが出演したという内容で、単なる番組紹介の可能性もあります。しかし、わざわざ、赤旗で紹介した理由は不明です?また、彼女を擁護する記事をHUFFPOSTが書いていますが、中身は反日朝日新聞であり、援護射撃する理由が気になります。
自分はファンではありませんが、赤いレッテルを貼られる危険もあり、彼女の行末が心配です。
種苗法改正後に自家増殖する許諾料はまだ決まっておらず、
この法案が正しかったかは、今判断出来ません。
衆院選も近く、打倒自民に利用されているに過ぎません。
柴咲コウさんの今後の活動の方が心配です。