おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
1946年のこの日、平和と文化を重視している日本国憲法が公布されたことを記念し、1948年に国民の祝日として定められました。また、明治天皇の誕生日だったことから、1947年までは明治節という祝日でした。
コロナ過で学生の楽しみである文化祭が中止される事が残念です。
政府は26日、2021年度の文化勲章を元プロ野球選手でスポーツ振興の長嶋茂雄氏(85)、今年のノーベル物理学賞を受賞する気象学・気候学の真鍋淑郎氏(90)ら9人に贈ると発表した。文化功労者には同時選出の真鍋氏や、文化人類学の石毛直道氏(83)、俳優・歌手の加山雄三氏(84)ら21人を選んだ。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。
茂木派誕生への御祝儀人事?
身体検査は大丈夫か?
自民に手強い強敵?
衆院選では、ナンバー2である甘利明氏が落選し、衝撃が走った。比例で復活当選したが、自ら辞任し、進退を岸田総理に後任を委ねていた。優柔不断な岸田故に早期に次の幹事長を決められるか?心配したが、新幹事長は茂木敏充氏に決定した様だ。
茂木氏は竹下派の会長であり、岸田内閣では竹下派が4名入閣している。
竹下派は、石破派に所属していた古川法務大臣らの入会を発表した事で、53人となり、麻生派を抜き、第2派閥にのし上がった。
竹下派は事実上、茂木派であり、岸田総理としては、茂木氏を重用しない訳にいかなくなった。茂木氏の幹事長就任は茂木派誕生のご祝儀に違いない。
安定した政権運営の為には茂木氏の幹事長就任が無難なのは理解出来る。
身体検査は大丈夫か?
心配なのは、茂木氏の国家感だ。
茂木氏は選択的夫婦別姓、女性宮家創設に前向きな様だ。
竹田恒泰氏によると、「女性宮家創設は形を変えた女系天皇論」だという。
2000年以上にわたる天皇の男系継承は日本の歴史そのものであり、絶やしてはならない。
茂木氏は岸田氏と同じハト派と言われ、安倍元首相が後押しするタカ派の高市氏とは考え方にズレも生じて心配だ。
また、茂木氏といえば、女性記者に対して下ネタを言わせようとして喜んだり、マジックを披露しながら手を握ったりすることがあると、昨年発売の「週刊新潮」で報じられたこともあり、女性へのセクハラ問題が噴出しないか身体検査が気がかりだ。
与党に手強い強敵?
衆院選で、議席を4倍の41に増やし、野党第2の勢力になった維新の会は、自公も認める存在までになった。辻元氏は維新を単なる地方政党と甘くみて、「あんまりね、他陣営のことは気にしない方なんです。維新はローカル。ローカルな維新は眼中にないんですけどね」と発言し敗北。
自民に落胆し、立民と共産党の共闘にあ然とした国民は、結局、受け皿として、維新の会を選んだ。
その維新の会に国民民主が近づいている。
2党が共闘すれば、自公のみならず、他の野党にも脅威になる。
4日夜、日本維新の会と国民民主党の幹部らは、東京都内で会談し、憲法改正について、国会審議などを通じて建設的な議論を行うことが必要だという認識で一致したという。
2党は反対するばかりの立民や共産と違い、責任野党を目指している。
今迄は、野党というと左派、リベラルの政党イメージだったが、国民と維新はまともな国家感があり、保守の政党だ。
維新の若きリーダー、吉村氏の人気も高い。
自民のセクシー進次郎は化けの皮が剥がれ、若手で将来の総理として期待出来るのは吉村氏しかいない。将来に期待を込める意味でも、維新への支持は今後も増える。
公明党に代わり、維新の与党入りも期待されるが、吉村副代表は「岸田さんで日本が良くなるとは思えない」という考えであり、あくまで自民党と対峙する責任野党を目指す様だ。
◆「自民がびびる野党に」 維新吉村氏、議席増で◆
「日本維新の会の吉村洋文副代表は1日、衆院選の獲得議席で公明党を抜き第3党へ躍進したことについて「まともな野党のスタートラインに立てた。政策論でぶつかり、自民党が本気でびびるような野党をつくっていく必要がある」と決意を述べた。府庁で記者団に語った。
吉村氏は、立憲民主党と共産党などによる野党共闘が不調に終わったとして「選挙目当ての野合は通用しないということが身に染みて分かったのではないか。有権者は1足す1は2にならないと分かっている」と指摘した。」
河北新報:https://kahoku.news/articles/knp2021110101001223.html
衆院選では、維新の底力に圧倒された自公だが、国民と維新が、共闘すれば、与党にとっても、野党にとっても脅威になる。
自民党以外に政権が担える保守政党が誕生すれば、国民としては、歓迎だ。
自民党内がリベラル化する中で健全な保守野党が誕生とは、皮肉な物だ。
来年の参院選は自民党にとって正念場。
作戦を間違えれば、ねじれ国会になる。