おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
「1977年のこの日、日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」がアメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられたことにちなんで制定されました。植物のヒマワリが常に太陽を向いていることと、衛星が常に地球を向いていることになぞられ、名付けられました。」
「ひまわり」名前の由来?
「宇宙開発事業団 (NASDA) の初期の衛星は、初代理事長島秀雄の意向で花の名前をつけており、気象衛星「ひまわり」の愛称も植物のヒマワリから来ている。東京都清瀬市にある気象庁気象衛星センターの前の市道は、「ひまわり通り」と名付けられている。」
出典:Wikipedia
当時はアメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げていたんですね。今では種ケ島から打ち上げられていますが、一度でいいから打ち上げの瞬間を生で観てみたいです。
国際的に批判されている習近平だが?
習主席の来日「中止要請せざるを得ず」 自民が決議 岸田氏と二階氏に溝
「自民党は7日の政調審議会で、中国の習近平国家主席の国賓来日中止要求を盛り込んだ決議を了承した。原案から表現を弱めたものの、焦点となった「中止を要請」の文言は、維持を求める党内世論を根拠に残った。文言の修正を巡り、対中配慮の二階俊博幹事長と対中強硬の保守派が駆け引きを繰り広げ、岸田文雄政調会長が仲裁する形となった。外交路線を巡る争いに見えるが、「ポスト安倍」を巡る党内政局に与える影響はあるのか」
出典:毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20200707/k00/00m/030/254000c
習近平のウイグル人、少数民族の弾圧や香港への国家安全法の適用に対し、民主主義国としては意義を唱えるのは当然で、習近平の国賓での来日は世界に間違ったメッセージを送る事になるので、感情的になって上記の決議は正当だと思いますが、政治の世界はそんなに簡単ではありません。中国との意思疎通は議員外交でしか出来ません。この事は戦略科学者の中川コージ氏が分かり易く説明しており、別のブログでも紹介しています。尖閣領海に毎日侵入する中国船に対して、日本の外務省が中国の外務省へいから遺憾の意を伝えても肝心の軍にはまったく伝わらないのが中国です。典型的なピラミッド統治体制の党では外務省は中央委員204名クラスの部署で、さほど重要では無く、党と国と軍がバラバラの中国ではトップや該当する軍には何も伝わりません。僕も中川コージ氏の説明で「目から鱗」だったのですが、中国は「党」が全てです。国は器でしか無く、重要ではありません。9000万人の党がいかに増殖していくか?これが全てです。香港に国家安全法を施行したのも香港という地域が欲しいからではありません。9000万人の党が増殖する為です。
重要なのは共同文書?
習近平の国賓来日は確かに問題がありますが、来日する事で日中で交わされる「共同文書」が重要です。今後の両国の決め事はすべて共同文書に明記されます。
来日中止となると、「共同文書」には期待できないので、別の手段で意志の疎通を図る必要があります。前にも書きましたが、宮内庁が仕切る国賓では無く、外務省が仕切る公賓で習近平氏を迎えましょう。
自民内からは習近平国賓来日中止という決議があった様ですが、内外へ向けてのパフォーマンスの可能性もあります。安倍首相が具体的な行動に出るか?が注目されます。今年は米国大統領選挙もあります。トランプの当選如何によっては、中国との関係が重要になるかもしれません。
重要なのは習近平では無く、「党」です。
今年の安倍首相は責任重大ですね。