蓄膿(副鼻腔炎)はつらいよ。手術後2。

待ちに待った包帯を引き抜く日。

良かったね。サラ!じゃない、僕の事。(いつもありがとう、サラ)
ようやく、待ちに待った鼻水包帯を抜く日がやってまいりました。(抜きたいけど、痛いからやりたくない)この包帯を鼻の中から、抜くという行為が、なぜ痛いのか?というと、手術によって、鼻の中に開けられた穴を通して、上顎洞の中に詰めてある包帯を引き抜くからだ。包帯を引き抜くという事は、鼻の中に穴をあけられているので、その傷口を舐める様に引き抜かれる訳で、SMの世界で言えば、究極の?(学が無いので、後が続かない)つまり、痛いのだ。(?)

手術をしたのは、口腔外科。

手術をしたのは口腔外科なんで、歯医者さんでお馴染みのあの椅子に座らされる。(いつ、座っても緊張する)周りに担当のA医師。次に見たことが無いB医師。そして看護婦さん。(ちょっとガングロ。看護婦さんがガングロだとなぜか不安)さあ、儀式が始まる緊張の瞬間だが、なにやらA医師がB医師に手順を説明している。



B医師は、中年に見えるが、この蓄膿(副鼻腔炎)の手術に関しては初めてらしく、彼にとって、僕は絶好の餌食、いやサンプル患者なのだ。まず、A医師が鼻から出ている包帯をつまみ、ゆっくりと、ひっぱり始める。ズズズ、痛い。A医師「痛いですか~?」僕は、この痛みが早く終わって欲しいので、我慢して、「大丈夫です」と答えた。誰でも嫌な事があるとその後のいい事を思い浮かべて、我慢するでしょ。正にそれです。これが終わったら、素敵なビーチでおいしい食事を。(妄想が過ぎる)A医師は包帯をゆっくり引っ張っているが、どうも、引っ張る向きによって、痛さが変わる。

B医師へのバトンタッチが不安だ!

だんだんと、痛みが和らいできた所で今度はB医師にバトンタッチだ。(嫌な予感がする。患者は拒否できないのか)B医師がいきなり、速度を速めて、抜き始める。ズズズズズズズズズ。(もう、永遠にズを書きたい)思わず、いや、わざと敵意を込めて「先生、痛った~~い」と言ってやった。彼の医師としてのプライドなど気にしない。キャリアなんて関係ない!ガングロの前で見せしめだ~。もう、全否定!その声に思わずB医師はビクッ、として凍り付き、目が泳いでいる。すかさずA医師が、こうやって、ゆっくりと。そう説明して、またB医師だ。今度はゆっくりと抜いていくので、それ程痛みはない。しかし、長い、包帯が長いのだ。優に1m以上はあるのだと思う。(わかめや昆布じゃないんだ)やっと包帯が引き抜き終わり、鼻の中を診察して、終了。ああ、退院までもう少しだが、なんだか唇の感覚が無いぞ。

 

前に戻る        退院編に続く。

 

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