月別アーカイブ: 2022年6月

06月22日。ボウリングの日、エネルギーを制する者が?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「ボウリングの日」です。

1861年のこの日、日本で初めてのボウリング場が、オランダ人によって、長崎の出島に作られました。近代的なスポーツのイメージがあるボウリングですが、幕末の時代には既に、日本でもボウリングを楽しむ人がいたようです。長崎市には、日本ボウリング場協会により、「わが国ボウリング発祥の地」と刻まれた記念碑が建立されています。

今ではボーリング場は見かける事が少なくなりましたが、幕末の時代から楽しまれていたとは知りまぜんでした。簡単なスポーツで仲間と親睦を深めるには絶好のスポーツです。「龍馬が日本人初のボウリングプレイヤーであるかもしれない」という説もある様ですが、確たる証拠はありません。

プーチンの高笑いが聞こえる?

エネルギーを制する者が?
西側諸国から経済制裁を受けているロシア国民からはエネルギーや生活費高騰に対する批判は聞こえてこない。マックや日本の丸亀製麺は完全撤退したが、今は名を変えて営業し、ロシア国民はそれで満足している。

ロシアに住む日本人の動画を観ても、スーパーには豊富な商品が並び、食料品不足は起きていない様だ。ロシアは天然ガス大国であり、小麦の生産量は世界第3位だ。西側諸国の経済制裁はオルガリヒの様な超資産家しか効果が無く、豊富なエネルギーと食料を確保しているロシアでは、一般国民の不満は高まっていない。
ウクライナ戦争で明らかになったのは、エネルギーと食料を牛じる者が勝者だと言う事だ。
気になるのは小麦の生産量世界第1位は中国という事実であり、中国とロシアが食料を牛耳っている事は西側諸国にとり脅威でしかない。

米国はエネルギー生産国であり、世界第4位の小麦の生産国だからこそ、ロシアと対峙し、経済制裁をする事が出来るが、EUはそうはいかない。

ちなみに総務省の「世界の統計2022」によると、小麦の生産国ランキングは1位:中国、2位:インド、3位:ロシア、4位米国、5位:フランスとなっている。

食料安全保障を?
国際情勢が不安になると、必ず「金」が高騰するが、国が戦争状態で食料に困っている状態では「金」は「腹の足し」にはならない。

大事なのは食料自給率とエネルギー政策だ。
農林水産省の発表によれば、2020年度(令和2年度)の日本の食料自給率は37%であり、過去最低を記録した2018年と同水準に再び下がった様だ。
今後、日本は食料安全保障としての食料自給率確保が重要課題になりそうだ。
エネルギー不足により物価が高騰し、西側諸国の足並みが乱れてきた。

世界はロシアに屈するのか?
プーチンの高笑いが聞こえる。

06月21日。夏至、経済か、正義か?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「夏至」です。

夏至は、二十四節気の一つで、北半球で一年のうち最も昼の時間が長い日です。実際には、梅雨の真っ只中なので、日照時間は冬より短いことも多いようです。年によって日付が変わることもありますが、2020年から2055年までは毎年6月21日です。関西では夏至にタコを食べる習慣があります。タコは足が八本あるため、「稲がタコの足のように強く根を張ってほしい」という願いが込められています。

関東に住んでいるのでタコを食べる習慣はありませんが、タコは大好きです。今日はタコでも食べようかな?でも結構、高価なんで迷います。

経済か、正義か?

英国の深刻な経済危機?
ウクライナ支援に積極的な英国ではレギュラーガソリンが1リットル当たり約280円(1.65ポンド)にまで高騰し、なんと電気代は5倍まで跳ね上がった。

エネルギーだけでなく、スーパーに並ぶ商品も軒並み高騰している。日本もそうだが、エネルギー価格が高騰すれば輸送コストが上がり、全ての商品の価格が上昇する。

この状況に英国内では「ロシアへの制裁は自国への制裁だ」という声も増え、「武器支援やめ停戦合意を促せ」という声が高まっている。
今年は西側諸国の結束が試される重要な時期になりそうだ。

◆電気代5倍になった英国 自国民への制裁ではないか? ガソリンも食料も高騰 「武器支援やめ停戦合意を促せ」◆

深刻なエネルギー危機が欧州を襲っている。
天然ガス価格の高騰によって、イギリスでは2021年以降、約30社の電力供給業者が廃業に追い込まれており、英ガス電力市場監督局(Ofgem)は3日、最も多くの世帯が利用する電気料金プランの上限価格を4月から54%引き上げ、年間1971㍀(32万4000円)にすることを発表した。上限が1277㍀であった前回(2021年10月~2022年3月)から約700㍀(11万500円)の増加である。

さらに10月の上限改定では再び50%引き上げることになっており、これによって平均的な世帯の電気料金は年間3000㍀(約49万円)にも達するとの見方もある。

年間49万円といえば、単純計算で1カ月の電気料金は4万円にのぼる。そのため政府は供給業者への融資でコスト増を5年間にわたって分散させるとともに、各世帯に地方税の150㍀(2万4000円)を払い戻す措置などを迫られている。

イギリス現地の報道によれば、ガソリン価格も、昨年3月中旬に1㍑当り1・24㍀(当時レートで186円)だったレギュラーガソリンが、同1・55㍀(240円)へと一気に15%も値上がりした。今後は2㍀(330円)をこえるとの予測も出ている。

燃料・光熱費だけでなく、一般的なスーパーに並ぶ食品価格も、食パンが約1・8倍、牛乳が1・3倍、チーズが1・2倍、オレンジジュースが1・2倍、インスタントコーヒーが1・4倍、コーンフレークが1・3倍と上昇(3月時点)。ウクライナ危機による小麦などの穀物類の高騰に加え、エネルギーはすべての製品製造や物流に不可欠であるため、食品を含む全分野での急速なインフレが避けられない事態となっている。
長周新聞:https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/23322

※「脱炭素」の方針で太陽光発電等にエネルギーシフトしたツケが今、起きている。
自然エネルギーは、悪天候時に備えるバックアップ電源として火力発電施設を維持しなくてはならず、結果として電力価格は高騰してしまう。どんな国でも国民の不満が高まれば、大統領や首相の座は危ぶまれる事となり、政治の方向転換が必要になる。

特に地政学的にロシアの直接的な脅威を受けない国々は、戦争が長引けば、ウクライナへ譲歩を求める様になり、実際に英国では、燃料や生活費高騰に抗議してデモが多発している。

民主主義が経済の苦境に勝てるのか?
今、プーチンを止めなければ、次は日本かもしれない。
ロシアへの制裁で自らが苦しむ西側諸国をプーチンが笑っている。
経済か、正義か?判断が迫られる。

06月20日。日本映画の日、正義より経済が重要か?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「日本映画の日」です。

1899年の今日、初めて日本製の映画が東京の歌舞伎座で上映されました。このとき上映された 『芸者の手踊り』というサイレント映画は、撮影から公開までの作業が全て日本人の手によって行われた最古の日本映画とされています。

「芸者の手踊り」は観た事がありません。サイレント映画と言えば、チャップリンしか思い浮かびません。昔のサイレント映画では活動弁士と言われる方が映画に合わせて、物語を語っており、味わいがあった気がします。時代と共に様々な職業が消えて行く事は残念です。

正義より経済が重要か?

揺らぐEUの結束?
地政学的にロシアと距離があり、エネルギーをロシアに依存するフランス、ドイツ、イタリアが欧州の結束を崩す結果になるかもしれない?
フィンランド、スウェーデン、バルト三国、ポーランドは、自国へロシアが侵攻する危険があり、ウクライナがロシアに勝利するまで戦うべきだと考えているが、ロシアに天然ガスを依存し、エネルギー価格が高騰しているフランス、ドイツ、イタリアは直接ロシアが侵攻する危険は低く、表向きは武器支援しているが、経済の為、ロシアに譲歩してでも戦争を終結したいのが本音だ。

フランス大統領背選挙でも争点になったが、エネルギー問題は深刻だ。
フランス大統領選ではマクロンが再選されたが、当選したのは極右政党を避けた結果であり、経済に対する国民の不満はくすぶったままだ。
そんな中、マクロンは「停戦時に外交を通じて出口を構築できるよう、ロシアに屈辱を与えるべきではない」と発言し、ロシア擁護の発言だと批判を浴びる事となったが、本音は早く戦争を終わらせ、エネルギーと経済問題を優先して解決したいのは明らかだ。

◆マクロン氏の対露発言で仏大統領府が火消し「譲歩の意図ない」◆
ウクライナに侵攻を続けるロシアに融和的だとしてウクライナなどから批判を受けたフランスのマクロン大統領の発言について、仏大統領府高官は10日の電話記者会見で、「マクロン氏はロシアに譲歩するような意図はない。フランスはウクライナの勝利を望んでいる」と釈明した。

マクロン氏は4日の仏紙パリジャンなどのインタビュー記事で「停戦時に外交を通じて出口を構築できるよう、ロシアに屈辱を与えるべきではない」と発言。ウクライナのゼレンスキー大統領は領土割譲などロシアへの妥協を促す発言だと受け止め、「領土をやすやすと譲るには、既にあまりに多くの人々が犠牲になっている」などと反発した。東欧やバルト諸国からも、フランスはウクライナが領土を損なうことになっても早期停戦を望んでいるとして、批判の声が上がっていた。

仏大統領府高官は10日の電話会見で、フランスの立場について「ウクライナの領土の一体性の回復を支持し、ロシアによる戦争をできるだけ早く終わらせることだ」と強調。マクロン氏が積極的な関与を示すため、6月14、15日にウクライナと接するルーマニアとモルドバを訪問する予定だと明かした。マクロン氏はウクライナへの訪問にも意欲を示しているという。

マクロン氏はゼレンスキー氏との9日の電話協議で、ウクライナ軍に重火器を含む武器を供与することを表明した。ロシアに融和的だとするウクライナ側の懸念を払拭(ふっしょく)する意図もあるとみられる。
毎日新聞:https://mainichi.jp/articles/20220611/k00/00m/030/026000c

エネルギー不足により物価が高騰し、西側諸国の足並みが乱れてきた。

日本でも物価高が問題になっているが、イギリスなどは異常な程だ。
世界はロシアに屈するのか?

正義より経済が優先されそうだ。

06月19日。朗読の日、二人は似た者同士だ?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「朗読の日」です。

西川美和監督が執筆・ 演出し、竹野内豊さんといとうあさこさんが朗読を担当したAudibleの人気作「ブルース・フォー・ポーギー」を6月27日まで無料で楽しめます。 『アレクサ、 おすすめの作品を読んで』と話しかけてみてください。

昨年は「元号の日」でしたが、今年はAudibleの宣伝の日になった様です。朗読って、たまに聞くと、良いもんですよね?

二人は似た者同士だ?

エルドアンを信用するな?
黒海に面したトルコはNATO加盟国でありながら、ロシア制裁をせず、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に反対している。
トルコは裏でプーチンと綱がっている可能性が高く、NATOを裏切る可能性が高い。
モスクワ郊外で開催された航空・宇宙展示会を訪れたトルコのエルドアン大統領に対し、プーチンが自腹でアイスを奢ったのが二人の関係を表している。
「親日」という言葉に惑わされ、トルコを信用してはいけない。

オスマン帝国時代から時の権力者は自らの権威を示す為、モスクを建設してきた。
イスタンブールの7つの丘には歴代皇帝のモスクが並んでいるが、8番目の丘にエルドアンは巨大な「チャムルジャモスク」を建設し、「エルドアンモスク」と称されている。

自らを皇帝と同じ権威を求めるエルドアンはピョートル大帝(ツァーリ)になりたいプーチンと同じだ。

二人は似た者同士なのだ。
トルコを信用してはならない。