01月21日。料理番組の日、東大というブランド?

おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「料理番組の日」です。

1937年のこの日にイギリスの公共放送局であるBBCで初めての料理番組『夕べの料理』の放送が始まったことにちなんで制定されました。第1回目はオムレツの作り方が紹介されました。この日に出演したマルセル・ブールスタンは世界で初めてテレビに出た料理人として知られています。

子供の頃、料理バラエティーで、カナダ放送協会(CBC)で放送されたテレビ番組で、「世界の料理ショー」に釘付けになって、見ていました。包丁捌きは勿論、ジョークの面白さに日本のお堅い料理番組とは違うな~と思っていました。なあ、スティーブ?

東大というブランド?

東大はスターになるチャンス?
一昨日、大学共通テスト会場である東大において、17歳、高校2年生が、70 代の職員と受験生を殺傷する事件があった。
文春の記事によると、犯人の高校生は、名古屋市にある全国屈指の進学校で、医学部進学実績が全国No.1、偏差値73の東海高等学校という事だ。

犯行動機については、その後の警視庁の調べに「医者になるために東大を目指したが、1年程前から成績が上がらず、自信をなくした」「勉強がうまく行かず死のうと思った」などと話している。

実は自分の身内にも東大を目指す青年T君がいた。
彼は、現役での合格は叶わず、浪人して、東大と並ぶ京大を目指している。通っていた高校は、公立だが、東大進学率トップに名を連ね、開成を蹴ってでも入学する者がいる程の偏差値74のU高校だった。

彼の中学時代は、常に成績は優秀で、塾でもトップの成績だったが、U高校に入学し、最初の学力試験では、ビリに近く、大きく落ち込んだのを覚えている。

このクラスの高校になると、天才が数名存在し、授業など、聞かなくても教師より知識は上で、授業中は別の事をしている。
同級生の親の中には、駐在大使や、帰国子女も多く、父母会の会長は、誰もが知る大企業の元会長が務めたりして、生徒どころか、親もプレッシャーを感じるものだ。

U高校では入学時に志望大学を聞かれるが、一切、妥協は許されず、基本的には全員、東大を目指す事になる。
進路指導は二者面談で親は一切関われないという。
昨年の大学入試では、友人のほとんどが現役で東大に合格したが、東大はドラマの様にはいかない。

東大はスターになるチャンス?
T君が東大を目指した理由の一つに、TVのクイズ番組やバラエティー番組で東大生が持て囃されている事がある。
TBS系「東大王」を始めとして、「東大」や「東大生」をタイトルにした番組をよく見かける。

スター東大生ともなるとクイズ会社を設立したりし、TV出演は1本約30万、Youtubeの動画収入だけでも約5000万の年収があると言う。
たぶん東大生をテーマにしたクイズ番組が無ければT君は東大を目指さなかっただろう。
中高生にとって、東大は学問の頂点では無く、スターになるチャンスなのだ。

犯人の高校生?
犯罪を起こした生徒はまだ高校2年生であり、受験まではまだ時間があった筈だ。
週刊文春によると、1年程前から成績が上がらず、自信をなくした」「勉強がうまく行かず死のうと思った」などと話していたと言う。
東大の医学部を目指す位だから神童だったのは間違いない。
神童だからこそ、自分の今の状況で、東大合格は無理だと確認したのだろう。

通っていた東海高等学校は中高一貫校であり、高校から編入した犯人の高校生は、まず学内の学力に追いつくカリキュラムが組まれる。
クラブ活動などは、中学から継続されるので、高校からの編入組みは、なかなか馴染む事も出来なかっただろう。
個人的な意見だが、中高一貫の進学校への高校からの編入はお勧め出来ない。
犯行は決して許されるものではないが、メディアの犠牲になった気がしてならない。
立ち直り、東大へリベンジする事を期待したい。

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