02月14。バレンタインデー、マール・ア・ラゴとトランプ?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「バレンタインデー」です。

愛と感謝を伝える日で、日本では主に、女性が男性へチョコレートを贈る日とされています。他にも友達同士で贈り合う「友チョコ」や、友人として贈る「義理チョコ」など日本独自の習慣があります。また、世界には様々な祝い方があり、アメリカでは男性から女性へプレゼントを贈ることが主流となっています。ベルギーでは恋人関係に関わらず、家族や友人など「日頃お世話になっている人に感謝を伝える日」とされています。

由来について。
3世紀のローマでは、皇帝が兵士の士気が下がるのを防ぐため兵士の結婚を禁止していました。
皇帝は、兵士たちが愛する人を故郷に残してくると勇敢に闘えなくなることを心配したようです。
しかし、バレンタイン司祭は兵士たちが愛する人と結婚できないことを可哀想に思い、皇帝の意に背き結婚させていました。バレンタイン司祭が、皇帝に見つからないようにこっそりと結婚の儀式を行っていたのです。しかし、皇帝に見つかり、バレンタイン司祭は捕まって、処刑されました。その処刑の日が2月14日です。司祭を称えてこの日が「バレンタインデー」になりましたが、今ではお菓子メーカーの売上アップの日になっています。

マール・ア・ラゴとトランプ?

女性実業家が建てた?
あの企業の創業者一族?
あのブランドの後援者?
ヒルウッド美術館?
マール・ア・ラゴはスペイン語であり、英語でSea to Lakeという意味の様です。
トランプ前大統領が別荘として所有し、米中首脳会談でも使用され、今では新たな政治拠点であり、住居である「マール・ア・ラゴ」の執務室はその絢爛豪華な内装に目が釘づけになります。ホワイトハウスよりも歴史と伝統を感じるこの建物はある女性実業家・慈善家が建てた建物であり、あの企業の創業者一族であり、あの高級ブランドの後援者でもありました。女性の名は「マージョリー・メリウェザー・ポスト」氏で、そもそも、アメリカ合衆国大統領や政府高官らの冬のあいだの別荘として使えるように構想しており、娯楽の場として建設した建物です。

1973年の死後、国に寄贈された様ですが、1980年、政府は100万ドルの年間維持費を理由にポストの娘に家を返還することになりました。これを後にトランプが買い取ったのですが、これだけの建物ですからトランプ氏の様な億万長者以外の所有は無理です。マール・ア・ラゴを運営していくための事業の大部分は、会員制のマール・ア・ラゴ クラブのメンバーのためのリゾートやホテル業の様で、トランプのビジネスと合致しています。トランプにぴったりな物件です。

まるで皇帝の住居の様なマル・ア・ラーゴで、米中首脳会談が行われたり、安倍晋三首相と二日間にわたりゴルフなどで親睦を深めた場所です。入れるものなら入ってみたいですね?
情報元:Wikipedia/25ans

あの企業の創業者一族?
実業家であり慈善家でもあるマージョリー・メリウェザー・ポスト氏は、旧ゼネラルフーズの創業者一族です。ゼネラルフーズは、アメリカの食品会社で,インスタントコーヒー,冷凍食品,乾燥食品,清涼飲料などの製造販売を行なう会社です。「マックスウェル」「マキシム」「ユーバン」の商標で知られるインスタントコーヒーで有名です。
ポストは父(1914年に自殺した様です)から受け継いだ食品会社の社長を務めながら、4度の結婚をし、駐ロシア大使と結婚していた時期には、絵画など多くのロシア美術を購入しました。

あのブランドの後援者?
芸術品を愛するポスト氏とカルティエは、長年にわたってジュエリーとアクセサリーの設計に協力し、洗練された芸術作品を作成し、購入する事で、カルティエを後援しました。
古代から「叡智の宝石」として知られるエメラルドをこよなく愛したポスト氏が所有した、ダイヤモンドに囲まれた60ctのエメラルドのプラチナブローチは有名で、今ではボストン美術館展で保管されている様です。

昨年、東京都美術館で「ボストン美術館展 芸術×力」が予定され、このブローチも展示される予定だった様ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で、現地ボストンから作品輸送のメドが立たないことから、中止になりました。もし、展示が決まれば、マール・ア・ラゴで着飾るポスト氏を想像して、見学したいです。

戦時の慈善事業?
アメリカが第一次世界大戦に参加したとき、マージョリーは夫のエドワードベネットクローズを戦争に送り込み、フランスで最大のアメリカの野戦病院に莫大な寄付をしています。また、75,000ドル相当の物資をヨーロッパに送りました。残念ながら、物資を運ぶ船は沈没しましたが、マージョリーは同じ量の物資を再び送っています。トランプは新聞で困っている人を見つけ出し、秘書に銘じて、助ける事をしていましたが、慈善の精神は同じで、トランプは彼女を称えて、マール・ア・ラゴを購入したのかもしれません?

ヒルウッド美術館?
マージョリー・メリウェザー・ポストはワシントンD.Cにも不動産ヒルウッドを持っており、住居としていましたが、現在は博物館となっています。36の展示室には、「家具」・「タペストリー」・「磁器」など、18世紀のフランスの装飾芸術の印象的なコレクションを提供しており、約3万坪の庭には「フランス庭園」や手入れの行き届いた樹木があり、「日本庭園」・「バラ園」などもある様で観光の名所になっています。
参考サイト:https://www.hisour.com/ja/hillwood-estate-museum-gardens-washington-united-states-18409/

マール・ア・ラゴの当時の部屋数は128あったと言われており、まるで華麗なるギャツビーの様な生活が重い浮かびます。美術品をこよなく愛し、建物自体が芸術とも思えるマール・ア・ラゴは国でさえ管理は厳しいですが、トランプの財力によって守られるでしょう。

マール・ア・ラゴよ永遠に。

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