おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
1875年のこの日、明治政府が全ての国民に苗字を名乗ることを義務付けました。日本には、約12万種類以上の苗字が存在するとされており、苗字に最も使用されている漢字は、田んぼの「田」です。
苗字といえば、友人で思い出すのは、千本松君や宇名根口君です。両者共に全国的に珍しい苗字で、それだけで、印象が強く、誰もが忘れる事はありません。因みに、今現在で一番多い苗字は「佐藤」さんで希少な苗字は「左衛門三郎」という苗字の様です。
今は日帰り手術なのか?
従来の外科手術は地獄?
包帯を引き抜く激痛?
岸田総理が蓄膿(副鼻腔炎)の日帰り手術をした事がニュースになったが、自分も7年程前に副鼻腔炎になり、外科手術をした経験がある。
副鼻腔炎は頭蓋骨の上顎洞(空洞部分)に膿が溜まり、臭くて黄色い鼻水が出たり、頭が重くなったりと何をするにも集中出来ない病気だ。
忙しい総理であれば、一刻も早く治したい病気なので、手術をした事は理解出来る。
驚いたのは、副鼻腔炎の手術が内視鏡による日帰り手術で、行われた事だ。自分が手術を受けた時に、内視鏡手術は存在していたが、当時の埼玉医大では従来通りの地獄の外科手術が行われた。当時は日帰り手術など考えられなかった。
従来の外科手術は地獄?
自分は埼玉の田舎に住んでいるが、手術は街医者から紹介された埼玉医大の口腔外科で外科手術を受けるしか方法が無かった。
術式は上唇の内側を切開して、頬骨に穴を開け、上顎洞の中の膿を掻き出し、細長く切った包帯を丸めて詰め込み、鼻の中に開けた穴から端を出しておくという拷問の様な手術だった。
上顎洞に通じる鼻の中には今でも穴が開いており、通気を良くする事で細菌が繁殖するのを防止するらしい。
この手術は外科手術なので、術後は顔が殴られた様に大きく腫れあがり、鼻からは包帯が覗いている状態だった。病院内の売店に行けば腫れあがった顔をジロジロ見られ、とても恥ずかしい思いをしたものだ。しかし、地獄の始まりは包帯を抜く時だった。
包帯を引き抜く激痛?
上顎洞内に詰められ、鼻の中に開けた穴から出ている包帯を1週間後に、ズズズと引き抜くのだが、傷口を擦る様に包帯を引き抜く為、痛みが半端では無い。
しかも大学病院という事もあり、経験の為、自分もやってみたいと新人の医師が包帯を引き抜こうとする。包帯は長く、約1M近くあるので、祈る思いで我慢したのを覚えている。
副鼻腔炎の外科手術はお勧め出来ない。
手術するなら、最新の内視鏡手術を。