おはようございます。
今朝のアレクサの「今日は何の日?」
今日は「世界食料デー」です。
世界の食料問題を考える日として、国際平和と安全の維持のために設立された機関である国際連合によって制定されました。世界の1人1人が協力し合い、「すべての人に食料を」を現実のものとし、世界で起こっている飢餓、極度の貧困などを解決していくことを目的としています。
東京オリンピックでは、食べ残しの廃棄が問題になりました。廃棄する位なら食事に困っている子供食堂に寄付すべきで、コンビニの消費期限切れ商品も廃棄すべきではありません。日本では有り余る食材で、食事に困る事はありませんが、貧困国の事を思い、食べ物を大事にしたいです。
政治活動、お疲れ様でした。
衆院選と引退議員?
衆院選に出馬しない方々?
不人気な岸田政権?
岸田政権にとって運命の衆院選が始まった。選挙の為に自民党総裁の顔を変えた訳だから、絶対に負ける事は許されない。しかし、幹事長の甘利氏の過去の疑惑が蒸し返され、メディアや野党は、改めて説明責任を果たせと詰め寄っている。
岸田政権の支持率は50%前後と低く、甘利氏の疑惑は選挙で命取りになる。
安倍晋三が当初、提案していた人事案である、高市早苗幹事長、萩生田官房長官にしておけば、問題は起きなかった筈だが、清和会のドンを気取る森喜朗によって、人事は覆された。
岸田政権は、自民党の派閥の論理に潰されるかもしれない。
自民党は衆議院選挙での勝敗ラインを「与党で過半数(273)」としており、現状維持は自信の無さが伺える。メディアの中でには、「衆院選まさかの単独過半数割れも」という記事もあり、自民党は大敗する危険性もある。
衆議院議員にとっては、ハラハラドキドキの選挙だが、衆院解散を受け、自民、公明両党と立憲民主党のベテランを中心に35人超が引退や不出馬で政界を後にした様だ。
衆院選に出馬しない方々(一部の方抜粋)
【自民党議員】
★河村建夫元官房長官(山口3区)は参院議員を辞職した林芳正元文部科学相の衆議院鞍替えで保守分裂を避ける為に出馬せず、引退を表明。
※官房長官時代、関連する三つの政治団体が二〇〇七年までの三年間に、元公設秘書が使用するマンションを「主たる事務所」として届け出て、事務所費など計約二千二百万円を計上していた問題があったが、説明責任を果たさなかった。
選択的夫婦別姓制度推進派で、「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」の会長代理を務めた。
選択的夫婦別姓制度に賛成の政治家が引退して良かった。
※組織人として、混乱を避け、席を譲り、引退表明した事は立派だと思う。
★馳浩元文科相(石川県第一区)は不出馬で、来春の石川県知事選に立候補する意向の様だ。
プロレスラーらしく、スポーツ振興に力を入れ、教育問題にも熱心な保守だった。
大きな問題は起こさなかったが、大きな貢献も記憶にない。地元、金沢で知事を目指し、活躍して欲しい。
★大島理森前衆院議長は「完全に燃え尽きる前に」と50代の会社役員に選挙区を託した。
小選挙区で敗退した人が違う場面で当選するという在り方に、選挙そのものに対する緊張感と信頼、信任が得られるのかという疑問を持っていた。名物議長のあの声はもう聴く事は出来ない。
※自民党では他に川崎二郎元厚生労働相(三重県第2区)、鴨下一郎元環境相(東京都第十三区)、塩崎恭久元官房長官(愛媛県第1区)、山口泰明前選対委員長(埼玉県第10区)らが立候補しない。
【元自民党議員】
★大塚高司衆院議員(大阪8区)は緊急事態宣言中に東京・銀座のクラブに深夜まで滞在していた問題を受け、松本純・元国家公安委員長、田野瀬太道・文部科学副大臣、大塚高司・衆院議院運営委員会理事の3氏の内の一人だ。
この問題で自民党を離党したが、本人は自民党復党を望んでおり、地元で「おわび行脚」を続けるなど、出馬準備を進めていたが、甘利明幹事長は衆院選前の復党を認めない方針を表明し、これが事実上の引退に追い込んだ。
【国民民主党】
★山尾志桜里(愛知県第七区)は「今回の任期で政治家としての一区切り」とし、衆院選には出馬せず、失職した。
山尾氏はミュージカル「アニー」で初代アニー役を演じ検察官として活躍した後、2009年の衆議院議員選挙に当時の民主党から愛知7区で出馬し、初当選した。「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログを取り上げ、待機児童問題を追及したが、自作自演なのでは?という疑惑もあった。
政調会長時には安倍氏を批判し続けたが、自身の政治資金における多額の「地球5周分のガソリン代支出疑惑」には明確な答弁をしていない。
ガソリーヌという不名誉なあだ名をつけられた事で有名だ。政治家では無くなるが、立憲的改憲や人権問題を確たるものにするために「政治という磁場から離れた方がよりよく実現できると思うようになった」とし、今後は民間の立場から情報発信する様だ。
今後のガソリン代は自腹なので問題無さそうだ。
【公明党】
太田昭宏前代表(東京都第十二区)が引退表明。
「多くの方にお世話になって今日を迎えた」とあいさつ。衆院選について「なんとしても勝つことが大事だ。公明党全員の勝利を心から祈り、私も戦いたい」と述べた。引退理由についての記事は無いが、世代交代の為に引退したのだろう。
太田氏は2005年8月30日から9月10日までの間に「毎日同量の61.25リットルを足立区内の給油所で給油した」と実際より多く申請していた事が判明し、東京都選挙管理委員会に全額返金した過去がある。党代表や国土交通大臣も務めた。
※公明党の代表選は、無投票で山口氏が7選されており、太田氏の出る幕は無い。引退後は好きな読書で隠居生活かもしれない。
※公明党で引退を表明したのは太田氏のほか井上義久、石田祝稔、桝屋敬悟、富田茂之、江田康幸、高木美智代、太田昌孝の各氏だ。
不人気な岸田政権?
世代交代の中、内閣人事では収賄疑惑がある甘利明を官房長官に据え、野党の恰好の攻撃材料になっている。新しい自民党の顔として選出された岸田氏だが、自民党議員・党員は判断を誤ったのではないか?
地味で総理というより、事務方が似合っていた菅総理同様、昼行燈の岸田氏は、総理というより官僚の器で、観ているだけで辛気臭い。
衆院選より一足早く選挙戦に突入している参院の補欠選挙では、安倍元首相や岸田氏本人も現地入りし、応援しているにも拘わらず、先週末に実施したとされる情勢調査で、立憲・国民推薦の候補に3ポイント差にまで迫られていたらしい。
国民にとって、岸田政権は、新しい自民党とは微塵も感じないのだ。
◆国民から期待されない岸田内閣、参院静岡補選で「黄信号」野党自滅で楽勝のはずが…◆
「岸田首相の不人気ぶりは、衆院選より一足早く選挙戦に突入している参院の補欠選挙(24日投開票)でも顕著だ。
参院補選は山口県と静岡県で行われていて、いずれも衆院選や知事選転出による自民党議員の辞職にともなうもの。山口は安倍元首相ら大物ズラリで自民党の金城湯池、静岡は野党側が候補者一本化できずの三つ巴となっている。自民党は楽に2勝できると考え、岸田首相も7日の告示日に静岡入りして候補者とともに街頭に立ったのに、雲行きが怪しくなってきたのだ。
「野党は、立憲民主党と国民民主党が推薦する無所属候補と共産党公認候補が競合しているうえ、無所属候補は国民民主系のため、立憲の党本部は腰が引けている。告示日に国民の玉木代表は応援に入ったのに、立憲の枝野代表は姿を見せずで、野党が自滅するパターンになっていました。ところが、自民党が先週末に実施したとされる情勢調査で、立憲・国民推薦の候補に3ポイント差にまで迫られていたというのです。岸田内閣の支持率の低さがここにも影響しているのか。予想外の展開に、自民党は慌てています」(永田町関係者)」
日刊ゲンダイ:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296034
もし、高市早苗が総理になっていたらと思うと悔しい。
岸田内閣の初戦は厳しくなりそうだ。
引退される政治家の方々、お疲れ様でした。