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脳梗塞後の治療に期待する事。




脳梗塞後、1年を経て期待する事。

女性には厳しいリハビリ内容?

左半身麻痺の僕の場合、脳梗塞のリハビリ病院へ転院すると、装具を作り、左脚を鍛える為に重心を左脚にかけて、歩く練習をしますが、残念な事に次第に左脚が変形して、極端なO脚になってきます。

男性の僕でも気になりますから、若い女性だったら、自分の脚を見て、とても悲しむと思います。

リハビリで悪い部分を改善する代わりに足が変形するのでは本末転倒な気もしますね。
リハビリ業界が進歩して、脚が変形しない療法術が早期に開発される事を望みます。

その為には、手足のリハビリ以外に、早期回復の為、脳のリハビリも重要になってくるか?と思います。

最近は若年層の脳梗塞が増加しています。

次世代の為に、脚が変形しない療法が開発される事を望みます。

女性の方は後悔しない為に、リハビリ病棟に移ったら、事前の相談をオススメします。
脚の変形を受け入れた上で、リハビリを開始すべきです。

装具はリユースの時代へ?

地域の行政によって異なるとは思いますが、脳梗塞後のリハビリに必要な装具を皆さん作ると思います。装具を作る場合、自分の地域では、本人負担が3割です。

この装具を作る件ですが、はっきり言えば、担当医と義肢装具業者との癒着はあると思います。
たぶん、一社独占で入っているのではないでしょうか?

数社、入っていて選べるなら、癒着は無く業者同士の競争だと思いますが、一社であれば、間違いなく癒着があります。

療法士さんは医師に頭が上がらない。

周りも癒着の事は知っていますが、療法士さんは、医師の指導の下、作業をするので医師には頭が上がらす、意見は言えない立場です。問題があっても、「義肢装具業者を変えて下さい。」なんて、絶対、口に出来ません。

新患の度に、新しい装具を作っていては、行政の財源が大変です。
患者も3割負担でも負担は負担です。

装具を見れば分かりますが、メインは金属の棒です。あとは、患者のサイズにあったプラスチックの成型、皮ベルトの装着がされています。

施設には使われなくなった装具が山の様にあります。
実にもったいないです。

メインは金属の棒なので、使いまわしは可能です。
装具のリユースは早期に考えるべき問題です。
使われなくなった装具は低価格でも下取りすれば良いのです。
そうすれば、行政も患者も負担は減ります。

義肢装具業者は収入が減るかもしれませんが、時代はリユースを求めています。

リハビリ後期、外出用の型どりプラスチック装具はリユース出来ませんが、リハビリ初期の長下肢装具なら、メインの金属部分を流用する事が可能です。

リユース専門の義肢装具業者が出現すれば、業界再編、社会的にも支持されるでしょう。

患者に有意義な情報発信を。

実際に脳梗塞患者になり、リハビリ生活を送っている身として、残念な事は「障害者手帳」取得のアドバイスなどは誰もしてくれないという事。
ケアマネ、介護認定の方からも何の話もありません。

自分はネットで調べて、医師と相談しましたが、情弱な方なら、「障害者手帳」も取得出来ないままの方は多いと思います。

ケアマネ以外に気軽に相談できる方も必要だと思います。
ケアマネはどうしても、ある程度利害関係で物事を提案しますからね。

脳梗塞後、1年の定期健診で決断した事。




障害者手帳の申請を決断する。

脳梗塞で倒れてから1年後のMRIでの定期検診で、担当医師から、「脳内の脚に指令する部分が欠損しており、生涯脚が回復する事は無い」と言われました。

今年はバスケットシューズが履けるまで頑張ろうと思っていただけにショックは大きかったのですが、左脚の足首から下が動かないので、覚悟はしていました。足場の悪い場所では痙縮する事もあり、装具が外れてしまう事もあります。実生活でも困る事があります。

そこで、担当医に障害者手帳の申請は可能ですか?と尋ねると、「大丈夫ですよ。車の駐車とか優遇されるので、取得した方がいいですよ。」と言って頂きました。

出典:北本市HP

医師の承諾を受けた事で早速、町役場の福祉課に行き、障害者手帳取得の為に必要な書類を受け取りに。

以前、メールで問い合わせた障害者手帳の取得方法については以下の通りです。(地域によって、多少違いがあるかもしれません。)


身体障害者手帳の取得方法についてのご質問に回答いたします。▼

まず、身体の状態について診療を受けている医師の方に、身体障害者手帳に該当する状態なのかご確認くださるようお願いいたします。

もし該当する場合、障害の部位を確認してください。
(メールの内容だと「肢体不自由」が該当すると思われます)

身体障害者手帳取得までの流れは次のとおりです。

1)身体障害者福祉法15条指定医師の診断書を取得してください。
様式は役場福祉課の窓口にあります。一度窓口へお越しください。
詳細はそのときにも改めてご案内いたします。

2)診断書ができたら、役場福祉課窓口で身体障害者手帳の申請書を記入してください。

3)役場から、埼玉県の判定機関に送付します。判定機関で診断書を元に手帳が作成されます。

4)手帳が作成されたら、判定機関から役場へ送付されます。ご連絡いたしますので役場福祉課へ取りに来ていただきます。

※なお、診断書様式のお渡しや、申請書記入、手帳の受取りは、ご家族など代理の方にしていただくことができます。委任状などは特に必要ありません。


以上です。

障害者手帳取得に向けて。

昨日は、障害者手帳の計測、問診の為、掛かりつけのブレンピア坂戸西に行って、身体の計測と問診を受けて来ました。

まず、身体の計測です。
①両手の長さの計測。
②両手、各部の太さの計測。
③両足の長さの計測。
④両足、各部の太さの計測。
⑤両手の握力の計測。
⑥問診。
問診は、具体的に困っている事、悪い足の状態の確認です。自分の場合は、足に痙縮の症状があるので、伝えましたが、裸足になって、確認する事はありませんでした。

障害者手帳を交付して頂くには。

①医師に手帳を申請可能か?身体の状態を相談する。
②役所の福祉課に行って、申請書類をもらう。
③医師に必要な項目を記入してもらう。
④証明写真、申請用紙、の提出。
⑤約、1ケ月後の受け取り。

『身体障害者手帳』の申請に用意するもの。

①身体障害者福祉法第1 5条の指定医師の診断書1通
②個人番号カード、通知カード
③本人確認書類
(顔写真付き身分証明1点または顔写真なし身分証明2点)
④写真(上半身脱帽· 1年以内に撮影したもの)
1枚:サイズ(縦4cm×横3cm)
⑤印鑑(認印可)

以上です。皆さまの参考になれば幸いです。

僕の場合は、介護認定員も、ケアマネも障害者手帳についてのアドバイスは一切ありませんでした。本人の為になるアドバイスはして提案して欲しいまと思いますね。

知らなければ、そのままです。注意して下さい。

ずは、医師に相談する事をオススメします。

脳梗塞で倒れて1年が経過。




脳梗塞後、1年経過したが?

早いもので、くも膜下出血で倒れてから、1年が過ぎようとしています。

6ヶ月目でのMRIでは脳に白い影はまったく見当たりませんでしたが、明日はMRIでの定期健診です。何も無いと良いのですが?

当初、左半身麻痺で、左側に上半身が傾いたままの状態でしたが、今は何とか杖を使って短い距離であれば歩ける様になりました。

僕の場合は脚の痙縮があるので、少しでも不安を感じると脚が突っ張ってしまい、つま先立ちの状態になるので、長い距離を歩く事は出来ません。

個人差はあると思いますが、痙縮がなければ、かなりの距離を歩く事が出来ると思います。痙縮の症状があるとお風呂等では本当に困ります。冬でなくとも、足の裏が床の冷たさを感じると、一瞬で痙縮の状態になり、足の指が内側に曲がって、バレリーナの様な状態になり、激痛になります。

定期健診の際には痙縮について医師と相談してみようか?と思っています。

1年経過しても、困っている事。

①階段を杖で上がる事は出来ない。

家には手摺があるので、両手を使って階段の昇り降りしていますが、杖だけでは痙縮の症状が出て、無理です。左脚を引き上げる時に突っ張ってしまいます。

②お風呂の湯船に浸かっていない。

左脚の踏ん張りが効かないので、まだ一度も湯舟に浸かってませんが、今年の冬は挑戦するつもりです。退院時には、お風呂のヘルパーも提案されましたが、「何でも自分で出来る」が目標なので、断っています。頼んでも湯舟に浸かる時だけ手を仮りるなら、家族に手伝ってもらった方が良いですからね。

③台所仕事が辛い。

倒れる前は息子の食事も作り、洗い物もしていましたが、包丁さばきがまったく出来ません。ネギを切ると、全部繋がっています。フライパンで炒め物をすると、焦がしてしまいます。素早く動けないので、タイミングが遅れるのです。
家族に負担を掛けない様に洗い物もしますが、洗剤で滑りやすい食器を持ったり、フライパンの洗浄は苦手で、手が滑ります。

左手はキーボードが打てるまでに回復していますが、フライパンを握ったりすると、安定しません。

④車の運転はバックが苦手。

退院してから、数回車を運転しましたが、万一の事を考え、一人では運転していません。乗り込むのも大変です。公園の駐車場で車庫入れの練習を何回もしましたが、真っすぐにバックする感覚が衰えています。
逆に前進に関しては、ブレーキングも含め、何の問題もありません。

退院後、初めて運転する場合は自分一人では無く、第三者と一緒に運転をチェックしてもらう事をおススメします。倒れる前に運転に自信があっても、改めて、自分の状況が判断出来ると思います。時間を掛けてゆっくりと感を取り戻して下さい。

⑤痙縮が痛い。

リハビリ病院に入院中には感じなかったのですが、最近は特に寝起きでの痙縮が酷く、痛みます。薬があるなら、処方してもらいたいと思います。

⑥宅急便に出るのが困難。

宅急便が急にくると、対応出来ません。必ず、宅急便の業者名と送り状番号を知らせてもらう様にして、配達状況を確認しています。佐川急便はお願いすると、事前に電話をくれるのですが、ヤマトはダメです、お願いしたら、若いドライバーに逆切れされました。今はなんとか決まった時間に配達してくれるので、準備が出来て助かります。いつもありがとう、ヤマトさん。

⑦不器用になった。

自他共に起用でした。例えば、スマホやタブレットのフィルム貼りは僕の仕事。気泡もまったく入らず、キレイに貼れていましたが、今は失敗します。自分で無くなった気がいてとても精神的に辛いです。


以上、退院してから1年の経過のご報告でした。
今、入院している方、リハビリしている方、症状はそれぞれだと思いますが、自分の経験が少しでも参考になれば幸いです。

また、定期健診後に状況をご連絡致します。

脳梗塞で入院した際に心得ておく事。

ずっと同じ病院にはいられない。

脳梗塞で、救急で運ばれた病院にずっといる事は出来ません。約一か月位でリハビリ中心の病院に転院しなくてはなりません。

僕の場合も救急で運ばれた病院が快適だったので転院してくありませんでしたが、制度なので仕方ありません。〇〇医療センターからリハビリ中心の〇〇園での転院です。

一番大事な急性期、回復期でのリハビリを早期に始める為にも専門の病棟に移る必要があります。

また、医療費負担の問題もある様です。患者の希望する病院で長期に治療、リハビリする事は出来ないのです。

転院しなければならない理由

きつこう会ヘルスケアシステム
http://tane.or.jp/archives/3212
より抜粋。


①医療の制度が、2週間での退院を推奨していること。
②医療の技術や、治療のレベルが高く長期入院を必要としないこと。
③病院の機能を維持して、適切に運用していく必要があること。


「診療報酬(病院に入る収入)が入院14日までが1番高く、その後は入院日数が長くなればなるほど診療報酬が減少するシステムになっています。
よって、3か月以上同じ病院に入院し続けると、病院は入院させればさせるほど損をするシステムです。」

そして、「いつでも急な患者さんを受けるためにベッドは開けておく、そのために必要な治療を効果的に行い、早期の社会復帰を目指すことが、求められる医療という事になります。」

とあります。「高度医療を提供する病院のベッドを譲り合いましょう」という事ですね。仕方ありません。

入院時、あったら便利な物。

★ポケットWIFI
娯楽は備え付けのTVしかありません。多くの場合、プリペイドカードを購入しての視聴ですが、その料金ももったいないです。ポケットWIFIの契約がオススメです。

多くの方がスマホでYoutubeを楽しんだり、LINEとかで家族の連絡をしています。

WIFI接続していないと通信データ料金が大変です。
実際、僕も「1GBの追加」を何回した事か?

今では多くのポケットWIFI業者が存在します。充電は病室で出来るので、早めの契約をして運用した方が得策です。

我が家では息子が高校生でYoutubeのヘビーユーザーなので、Fuji wifiのポケットWIFI 100GBプランを持たせていますが、流石に足らないという事は無い様です。オススメです。
https://fuji-wifi.jp/

Fuji wifiのポケットWIFIはレンタルで契約期間の縛りも無く、いつでも解約可能です。
今の所、息子が使っていて不具合は一切ありません。



看護士さんと仲良くしよう。

看護士さんも人間です。面倒な患者さんは困るものです。

僕は入院時、身長:180㎝。体重:90kgあったのでベッドからの移床の際、力の無い看護婦さんには迷惑な話です。
必ず、助けを呼んでから移床していましたが、看護士さんへの感謝の気持ちも必要です。
実際、看護士次第で病状は変化します。「感謝の言葉」を忘れない様にしましょう。

次第に自分で身の回りの事が出来てくると、看護士さんも仕事が楽になり表情が明るくなります。

実際、僕も看護士さんに
「あたし、〇〇さん、絶対無理だと思っていたけど、今、すっごい楽」と
言われた事がありました。

「QOLが向上すれば皆、HAPPTYです。

入院時には肝に銘じてリハビリを頑張りましょう。