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09月26日。ワープロ記念日、花束贈呈で前代未聞の行為が?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は「ワープロ記念日」です。

1978年のこの日、株式会社東芝が、世界初の日本語ワープロを発表したことにちなんで、制定されました。当時の価格は630万円で、デスクと一体化しており、重さは約220kgありました。この開発で培われた、かな漢字変換の技術は、その後の日本語入カシステムを飛躍的に進歩させました。

文字打ちがスマホの方が早い現代では、ワープロという言葉さえ知らない世代です。欧文と違い、ひらがな、カタカナ、漢字の混在する日本語のワープロ化はかなり困難な作業だったと想像できます。今では東芝というブランドの価値はそれ程、高くありませんが、開拓精神は日本を代表する企業です。からくり義衛門で有名な田中久重が創業者の東芝の復活を願っています。

花束贈呈で前代未聞の行為が?

レジェンドに相応しい?
昨日、埼玉スーパーアリーナにて、格闘技のRIZIN38が行われた。一番の目玉は那須川天心とも戦ったあのメイウェザーが朝倉未来と戦うエキシビジョンマッチだった。
この試合は世界へ向けて配信されるが、地上波での放送は無く、試合を観るにはU-NEXTやABEMAでPPVによる視聴方法しかない。この手のPPVは、高い視聴料を払っても、試合終了後に他国から再生回数稼ぎにYoutubeにアップされる事が多い。

ケチで試合が気になる自分は、Youtubeでライブ実況を聞く事にしたが、メイウェザーと朝倉未来の試合が始まる前の花束贈呈のシーンで「えっ、花束を投げつけたぞ!」という事が聞こえたが、まさかそんな事は起こらないだろうと楽観視していた。

レジェンドに相応しい?
しかし、数時間後にメイウェザーと朝倉未来の試合動画がYoutubeにアップされたのを見ると、確かに和風を着た風貌の怪しい男が花束をマットに投げつけたではないか。
試合は、当初、朝倉選手のパンチなど、メイウェザーにかすりもしないとプロボクサー達に酷評されていたが、ボディと顔面にも見事にパンチを当て、惜しくも2R終了間際にKOされてしまったが、流石は朝倉未来という試合だった。
人生初のKO負けの相手がメイウェザーなら朝倉選手も本望だろう。
やはりメイウェザーは凄い。素人目には、弱いパンチに見えてたが、倒れた朝倉選手は記憶が飛んでおり、試合後に弟の海選手に、どうやって負けたのかを聞いていたのが印象的だった。
試合後のメイウェザーは、「日本の親しい友人から『1Rは伸して、2Rに倒して欲しい』と言われ、そのリクエストに応えたんだ。」と語っており、事実なら2RでのKOは計画的だった様だ。
流石はメイウェザー、エンターテイナーだ。

そして、何より奥野の蛮行に対しても怒る事無く、花束を拾い上げ、試合を行ったメイウェザーの人間性はレジェンドに相応しい。

昨日のエキシビジョンマッチを観ていた人のほとんどが、日本人の品位を落とした奥野氏に怒りを感じている。格闘技の最初に花束が贈呈されるのは、格闘技が喧嘩や暴力では無く、スポーツである事の証だ。それを理解出来ず、試合を台無しにした奥野卓志は記者会見で格闘技ファンと日本国民に花束贈呈の件で説明をすべきだ。

奥野の行為は前代未聞の蛮行だ。

08月14日。専売特許の日、正統派格闘技の将来が心配だ?





おはようございます。

今朝のアレクサの「今日は何の日?」

今日は、「専売特許の日」です。

1885年のこの日、日本で最初に特許が交付されたことにより、制定されました。特許第1号は、漆工芸家で発明家の堀田瑞松によって出願された「堀田錆止塗料及ビ其塗法」でした。漆を主成分とする塗料は、鉄製船舶の船底のサビを防止する事を目的に発明されました。

特許の最初が塗料だったとは知りませんでした。苦労して作り出した製品が保護される事は制作者にとって、喜ばしい事です。堀田瑞松(ほったずいしょう)は後に日本化工塗料株式会社を設立し、現在も関西ペイントグループとして、社会に貢献しています。

正統派格闘技の将来が心配だ?

喧嘩ビジネスが大当たり?
路上の帝王と言われ、昨年には「朝倉未来に勝ったら1000万円」という企画が大当たり。以後、朝倉未来が企画するBREKING DOWNは5まで開催され、Youtubeでの動画再生回数は右肩上がりで、大きなビジネスと成長した。
BREKING DOWNは路上の喧嘩を想定し、試合時間は1分であり、例え素人であってもプロ格闘家に勝つチャンスのあるイベントだ。面接ので自己アピールで採用され、試合が決定すれば自身のYoutubeチャンネルで稼ぐ事も出来、拳に自身がある若者の成り上がりストーリーになっている。

江戸っ子でなくとも、男は、火事と喧嘩が大好きな生き物であり、自分もBREKING DOWNは面白くて観ている。しかし、疑問もある。それはボクシングや総合格闘技の様にウエイト制という事だ。

路上の喧嘩を想定するならば、体重や身長差は関係ない筈だ。
もし、朝倉未来が路上でヒョードルに喧嘩を売られても、買うのが街中での喧嘩だ。

裏ルールは存在する?
「朝倉未来に勝ったら1000万円」の企画も観ていたが、本当の喧嘩なら、違った展開になる可能性がある。路上の喧嘩にルールは無い。
その一瞬で相手を倒してオサラバすれば良いのだ。
海外での喧嘩なら銃で撃たれて一瞬で勝負は終わってしまう。手段は選ばす勝てばいいのだ。
自分の高校時代の友人のワルは喧嘩相手がボクシング経験者だと、勝てないので、ズボンのポケットに砂を入れて、喧嘩する際に、その砂を「目潰し」としてかけてからボコボコにしていた。
喧嘩とはそういうものだ。「朝倉未来に勝ったら1000万円」で誰かが同じ様に砂で目潰しをしていたら、例え朝倉未来でも倒れていた可能性もある。
だからこそ、あの企画に裏ルールは存在する。
本当の路上の喧嘩では無いからだ。
何より舞台にある障害物はケガをしないように発泡スチロール製で、コンクリートに見えた床は芝生やマットだった事からも、対戦相手というより、朝倉未来が怪我をしない様にする配慮がされていた。本当の路上の喧嘩では無い。
裏ルールが存在してこその勝利だ。

プロ格闘家の不満?
プロ格闘家への道は険しい。日々の努力と試合での勝利の積み重ねで世間から認められ、やっと、大金を得る事が出来る。
しかし、BREKING DOWNは違う。
全く格闘技の経験が無くても、面白いストーリーさえあれば試合に出る事が出来、有名人になる事が出来る。
元RIZIN王者の斎藤裕選手はそんな状況に憤りを感じている様だが、真面目に厳しい練習をしている選手程、同じ思いに違いない。

◆”元RIZIN王者”斎藤裕、ブレイキングダウンの注目度に危機感「道のり険しいRIZINより目指す人多い」今後の関わり方を熱く語る◆

初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕が6日、YouTubeを更新、過去5回開催した朝倉未来の1分大会『Breaking Down』(ブレイキングダウン)の注目度に危機感を示した。
「今の若い選手たち、RIZINに出たいじゃなくて、ブレイキングダウンに出たいという人が多いらしくて。RIZINに出るとなると、道のりがすごく険しい。果てしない道を追うよりも、ブレイキングダウンの方がね。オーディションもあり、敷居が低いわけではないが、目指しやすい。そういう時代なんだな」と語った。

そういう時代とはYouTubeやSNSを上手く使った興味を持ってもらう伝え方、プロモーション力だ。

斎藤は元修斗世界フェザー級王者。7月のブレイキングダウンと同日に修斗の後楽園大会があったが「Twitterのタイムラインなど。SNSではブレイキングダウンの話題の方が多い。世間の関心はこっちの方に向いてるんだな」と語る。7月のブレイキングダウンはYouTubeのトレンド入りを果たしたとも。

「修斗の試合もいい試合が多かった。色んな人に見て貰えば”わぁーすごい試合だな”って思ってもらえる試合ばかりだったと思う。それが世間に届かないというモヤモヤもありましたね。(ブレイキングダウンは)やっぱりプロモーションが上手」と評価した。

しかし、それが格闘技か格闘技ではないか、と言われたら「格闘技ではないような気がしていて、オーディションがあって、目立った人が選ばれる。その人が本番でどういう試合をするんだろうという一つのストーリー」と分析。しかし「試合が終わった後もYouTubeコラボを含めた見せ方として上手だなと思う。賛否があって仕方ないとは思うが、少しでも多くの人に届くようなそういうプロモーションができているという意味では見習うところってあると凄く思っちゃったんですよね。オーディションの乱闘とか真似する必要は無いが、選手一人一人の発信、プロモーションとしての世に向けたメッセージの発信は必要性は凄く重要と感じました」と改めて評価した。
イーファイト:https://efight.jp/news-20220806_1280888

大金を稼ぐ為に世界ランカーを目指して、必死に練習する選手にとって、BREKING DOWNには憤りを感じているだろう。
今の世の中は有名人になれば、Youtubeで稼ぐ事が出来る。
Youtuberのヒカルが4630万円誤送金で田口被告を保釈して動画撮影をしたりとYoutuberの「動画再生の為なら何でもアリ」の状況になっている。

これでは毎日、汗を流してプロ格闘家を目指す若者はいなくなってしまう。
BREKING DOWNでプロ格闘家が素人に負ける様を見たら尚更だ。

朝倉未来は喧嘩にストーリーを持たせ、BREKING DOWNで成功したが、面目にコツコツと格闘家を目指す若者へも目を向けるべきだろう。
正統派、格闘技の将来が心配だ。